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何だ神田谷の三人組  作者: オロチ丸W0632A
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第四部:三人組の高校生活

#今年は三人組が高校に入学する年です。でも…谷屋は違う高校に。これから三人組はどうなるのでしょうか…?

今日もまた三人組の世界へいきましょう

ポワン


「みんな。受験シーズンだぞ。受験するか、就職するか、決めなさい。」



三人組は共学のA高校とB高校を受けた。

そして…

神寺拓海はA高校

田中信治はA高校

谷屋光はB高校

だけ合格した。


「田中と谷屋はどうだった?

f(^_^)

俺はA高校だけ合格したぜ」


「僕もA高校だけ合格したよ。

(#^^)」


「私は…B高校だけ合格したの…

(-_-) 」


「マジ…かよ。

(/_;) 」


「三人組分裂…

(OoO)」


「違う高校になったけど、ずっと友達でいようね。」


「うん」


「もちろん!」




ポワン

…こうして違う高校に進学した三人組。

三人組の高校生活は…どうなるのか…

卒業式前日からみてみましょう。

ポワン


…卒業式前日

休憩時間

「谷屋、放課後に体育館の裏に来て。」


「田中君…わかった。」


…放課後

「谷屋、やっぱり僕は谷屋を友達と思えない。…突然だけど、好きです!

(>∀<)」


「……ゴメン、直ぐには返事できない…」


「高校に入ったら必ず答えて欲しい。」


「…とりあえずサヨナラ」


…卒業式当日

「谷屋、卒業式が済んだら、ちょっとついてきて。言いたい事がある。」


「神寺君…わかった。」


卒業式が済み、神寺の後を谷屋がついていく。

たどり着いたのは、お寺の近く。神寺君の叔父が住職をしている。

「谷屋。俺、谷屋が好きで好きでしょうがない。突然こんな事言ってゴメン。返事は入学式の日までに言って欲しい。YESかNOか。」


「…とりあえずサヨナラ…」


家に戻って谷屋は悩んだ。

悩んで、悩んで。

【私、どっちが好きなんだろう。

どっちも友達なのかな…わかんない…わかんないよ…】


谷屋は今まで自分のしてきた言動を可能な限り思い出す。

遠足・野外活動・修学旅行・部活・発表会…思い出す事ができた気持ち。複雑な気持ち。それは…





神寺拓海君は好き



ではなく友達…



田中信治君は好き



だ。

思い出した。

神寺君がリーダーだった。

でも、自分は…リーダーの神寺君よりも田中君の方が気になっていた。それは…今も同じだ。

…始業式

春休みの前の気持ちは…今では少し大きくなってる。

三年前の岸田幸治君と三園光さんがうまくいったように、私もうまくいけばいいなと思う谷屋だった。

家に戻ると、神寺君にNOと告げた。

神寺君には悪いけど事実だ。

それから田中を家に呼んだ。

[ピンポーン]

部屋に田中を呼んだ。

「私は…神寺を友達…田中を友達以上…好き。」


「ホント?」


「ホント!」


「…ヤッター!」

「僕、断られたらどうしようって思ってた。夢じゃないかしら…いてて…痛いから夢じゃない。ヤッター」


そうして、新たなカップルが誕生した。

…その頃

神寺君は…

【振られたな。見事に。ハア】


そうして始まった高校生活。

神寺拓海は次の恋をして実り、

田中信治と谷屋光の恋も実りました。

神寺拓海は今は谷屋を友達と思えるようになったけど、初恋は忘れない。

谷屋も、神寺が自分を好きだった事を忘れない。

三人組は四人組?になりました。

でも三人組。


第五部まで続きますので、よろしく

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