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何だ神田谷の三人組  作者: オロチ丸W0632A
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第二部:青い鳥伝説

青い鳥とは…何なのだろう…


今日も三人組は何をしでかすやら…ちょっと覗いてみましょうか。どれどれ…(..)モワン…

「おい、田中、谷屋、おれ、面白いもん見付けたんだ!」


「何を見付けたんだ?」


「じらさないで、教えてよ〜」


「ジャーン! この地図何だけど、昔の地図みたいなんだぜ。」


「確に古そう…」


「ん、何か書いて有るぞ。ウ〜ン…あ、これ右から左に書かれてるみたいだ。フムフム」


「なっ面白いもんだろ!青い鳥を見た!なんてさ。」


「青い鳥って何かしら。青い鳥って見たことないわよ。」


「毎年いつも裏山の建物にいるって書かれてる。」


「ホントだ〜裏に書かれてる。」


「よーし。余り遠くないから。放課後行ってみようぜ!」


「賛成」


「賛成で〜す」


「決まり!」

《キーンコ-ンカ-ンコーン…》

「あっ授業始まる」

モワンヤレヤレまた大変な事にならなければいいんですが…放課後になるのを待ちましょう。

…そろそろですかね。

ドレドレ(..)モワン…《キーンコ-ンカ-ンコーン…》

「やっと終わった」


「早速いこうぜ。地図の裏山に。」

…裏山

「この辺りに建物があるはずなんだけど…」


「神寺、谷屋、あれ違うかな。」


「とりあえず行ってみようぜ!」

…大きな館の前

「でっかー。きっと昔金持ちがいたんだろうな。ドアは…開いちゃったぜ!?」


「よーし入るぜ!」

…館の中

「少し暗いし気味悪いな。」


「キャー」

突然悲鳴の後に谷屋が消えた…。

「谷屋ー!、谷屋ー!」


「たっ助けてー!キャー」

声が聞こえたその先には…恐る恐るゆっくりその方向をむくと…何もない。

足で探りながらゆっくり進むと、イキナリ床が抜けた。ヒューン。ドサドサ

「いっ痛〜い。早くどいて。」

なんとそこは、地下牢だった。

元々刑務所だったらしい。鍵が掛ってる。しかもコウモリが飛び回ってる。


「どうする?(/_;)」



「どうするったって、どうすんだよ!?」



「マァマァ喧嘩したってどうにもならないよ。それより、今床が腐ってたから落っこちたんだろうから、他にももろいトコ無いか探してみようよ。」



「成程。もろいトコから地下牢脱出するわけか。」


…しばらく経って


「ねぇ、有ったよ〜。この鉄柱錆びてる。しかも、3本で通れそう。」


「確に。」


「せーの。」

バキッ

「なんとか出れた。それにしても暗らいな。」


「壁沿いに行くしかないな。」

…そんなこんなで上がり階段があった。

「そろりそろりと一人ずつ上がろうぜ。」

そしてなんとか上がった三人組は。

何か台が有って、その近くに人影を見つけた。恐る恐る話しかけた。

「も、もしもし…」


「誰だ!まだホラーハウスは計画中なのに!んっ子供?…」

灯りを男はつけた。そこに居たのは…

「岸田先生!!!」


「コラァ勝手に入って。まぁいい。先生は仕事で来たんだが、君達は?」


「何か青い鳥がいるって聞いたから。」


「青い鳥!?ああそれは昔は毎年この館でそんな玩具を売ってたな。それの事だろう。さて、そろそろ家に帰りなさい。」

担任の先生に見送られて帰る途中に、こんなことを話していた。

「結局、青い鳥はみんなの心の中にいるのかもしれないね。」


「そうに違いないね。」


「オレもそう思う。」

友情を一層固くした三人組。

彼等は青い鳥は絆であることを知っているに違いないでしょう。

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