早速引越し
「さあ、早く準備して」
…は?
僕はその人に腕を掴まれ僕を荷造りの準備をするために部屋に放り込んだ。
「(^ω^)なんでこうなった(;´Д`A」
数時間前
僕は浅田海斗、中学2年生だ
僕は仲間と一緒に何でも屋を営んでいる
その仲間というのが…扉がパタンと開いた
「ちょっと依頼よ依頼、東京に行くことになったからさっさと準備して」
こう言うのは僕の仲間の1人、幸田結衣、僕と同じく中学2年生
東京?なんか誰かに結衣について説明していたが東京とはどう言うことなのだろう
「なんで東京なんだ?」
「松本さんの依頼で行方不明の娘を見つけてって言われたでしょう。それで設備も良く私の友達がいるから東京にいこうって話」
「あはははは、いつもの結衣の思いつきだよ」
ああ、こんなことしたらわかりにくいだろ
さっきのあはははとか笑ってたやつは名田健(名田健)、仲間の1人だ。
まったく、読んでる人はわかりにくいだろうが…
ん?まあいいか
海斗はなぜこんな思考になっているのかわからない
「てか、いくら思いつきとはいえそんな急に言われても無理だよ。荷造りに近所の人たちに報告、友達とさよならの挨拶とか、それにこの建物は兄のだ。放棄できない」
そう。何でも屋は決して普通の一軒家でやってるわけじゃない。
ちゃんとした事務所があるのだ
なんでそんなのを中学生が持ってるかって?
さっき言ったが兄が買って僕に渡したんだ。
「別に放棄するわけじゃない。定期的に掃除してもらうよう頼んであるし、荷造りは今すぐやって、さよならは外にみんないるからさっさとやってきなさい」
?僕は外を見た。
すると近所の人たちに加え、学校の友達が泣きながら僕の事務所の前にいた。
「えっ!まさかもう呼んだの!!」
「決まった瞬間読んだわ。感謝なさい」
「感謝のかの文字もないね」
そんな会話を止めに健が口を開いた
「まあまあ、気持ちはわかるけどこの人もう手遅れなことしたから諦めてみんなに挨拶しに行こう」
「そうよ、さっさといくよ。さあ早く」
「はあ、わかった。わかりましたよ。まったく勝手なことして…」
諦めた。健の言う通りだ。
もう遅いんだなと思いながら僕は一階へ降り、みんなの前に立った。
「海斗ぉ、今までありがとう。またここに来る時があったら遊んでねぇぇぇぇ」
すごい泣きながら言ってきたのは友達の斗真、正直心配だ。
「わかった。絶対来るから泣くなって、」
他の人にも「また来てね」や「寂しいけど頑張ってね」などの応援のメッセージをいくつかもらった。
結衣や健ともお別れはできたようだ。
「じゃあ荷造りしないとだからみんなまたねー」
そう言うとみんなが「またねー」と一斉に言うのだった。
斗真、泣きすぎ…
僕らは事務所の中に戻って行った。
「んで結衣、なんでお前が泣いてんだよ」
何と結衣がないていた
「当たり前でしょ。さいごじゃなくても別れは別れ、泣きたくなるでしょう」
その言葉に言いたいことがあったが建にゆずろう
「いや、これやりだしたの結衣ですよね。僕たちが泣くならまだしもなぜ計画社のあなたが泣くんですか」
その言葉に結衣はこう反応した。
「悪魔、頑固ジジイ」
誰がじじいじゃ!!って言おうとしたがしばらくはこいつが泣き止むまで付き合うとしよう。
一応仲間(幼馴染)なんだからな
そして今に至る。
いや泣き止むの待ってたじゃん
意味わからんこと了承した上で慰めたのに泣き止んだらこれだよ
はあ、やるか
荷造りったってせめて段ボールでもあれば…
…ある。あいつらが用意したのか?
まあいいや、これで荷物が運べる。
僕はそそくさと荷造りを終えた。
「ふう、やっと終わった。」
あいつらは終わったのか?
そう思い、僕は廊下に出た。
そしたら2人は廊下で新幹線のチケット、あっちのパンフレット…パンフレット?
あいつら遊ぶ気か?
依頼早めに終わらせて、帰りた…まっ、いいか
「おい、お前ら。準備は終わってんのか?」
そう聞くと2人は親指を立てた。
「はあ〜、さっ、行くぞ」
そう言うと「は〜い」と2人は答えた。
素直か!…素直か
それから僕たちは駅まで近所の田中さんに送ってもらい、再びさっきいた大量のやつらとさよならした。
新幹線の中、富士山を前にして喜ぶ2人と悩む僕。
僕思うんだ。別れを言ったはずの同級生や近所の人たち、なんで2回も別れの場を作ったのだろう。
バカなのか?
ダメだな。そんなこと考えたら。いいや僕も楽しも
富士山の写真を一枚撮り、今後について考えた。
約3時間後、東京駅に着いた。
10年前来たことがあるこの土地。
10年前と何ら変わらない駅、だが後ろを見ると以前にはなかったとてつもなく大きな建物が立派に立っていた。
ビル、とは言えないがビルより立派の…何で言ったらいいんだろうか
東京スカイツリーを縦10倍し、横幅は…わかんないや
それくらい大きかった。
それに連なるビルが何十とあり、田舎住みの僕からしたら昔のアニメで見た未来都市を思い浮かばせるようなものがあった。
「なっ、に…これ?デッカ!えぇ…」
結衣のその反応は僕視点からしたらオーバーリアクションではなくそれが妥当だと思うほど
「僕たちが田舎すぎるってこと?」
健のその言葉には刺さるものがあった。
でも、東京に着くまでの道のりでは神戸や大阪を通ったがそっちは10年前と変わらない風景だった
「せめて、情報を調べてから来たら良かったな」
「ま、まあとりあえず、友達が待ってるらしいから行こう…」
結衣がそう言うのでその未来都市を背に進んでいった。
数分後、住宅街に並ぶ大きな家を見つけた。
未来都市を見た後だと霞むが元々の事務所よりもでかい家だ。
その家の前に僕たちと変わらないほどの歳の女の人がいた。
豪華な家系なんだろうか
そう思っていると結衣が叫んだ。
「おーい、来たよー。彩ー」
その言葉に気づいたのかその人はこっちを見て手を振った。
「もう来たんだ!早かったね」
「まあね、こいつが思ったよりも早く承諾したからね」
そう言って僕を指差した。
「仕方がないだろ。もう意味無くなったんだから(主に結衣のせいで)」
「ていうか結衣、この人は?」
建のその一言に結衣が反応した。
「私のネッ友、石崎彩」
「よろしくです。そしてこの建物は、あなた達の新居で、新たなる何でも屋の仕事場になります。」
「…は?ここが僕たちの新居?」
僕のこの反応に合わせて健も動揺を表にした。
「はい。そうです。私の家はこの横、こちらです」
横を見ると他の住宅街と何ら変わらない家があった
この家が石崎さんの家じゃなかったんだ…
「でも、なんでこんな豪華な建物に住めるんですか?」
健はそう呟いた。
石崎さんは口を開き説明した。
「あなた達の地域の人たちがあなた達に向けて資金を出したんです。
よっぽど皆さんから愛されていたんでしょう。
こんな豪邸を変えるほどの資金が集まりました。
良かったですね。」
あんな田舎だったのに?
多くが出したとは言え、ここは都会だ。
土地がどれだけ高いと思って…
いや、みんなが協力してくれたんだな。
帰ったらお礼を言わないと
「さあ、荷物はもうすぐつくから早く荷下ろしの準備しなさい。それから何でも屋を早く開業するのよ」
結衣のその言葉に反応し、僕らはさっそくその豪邸の中に足を踏み入れた。
玄関だけで広い。廊下長!リビングでか!部屋広!
そんな感想ばかりが飛んだ。
だってそれだけ豪華なんだもん
「では私はこの後用事があるので、また明日!」
そう言って石崎さんは帰って行った。
数分後、荷物が届いたのでそれぞれ荷物をまとめた
それが終わった後、僕たちは一息ついた。
ああ、一息ってタバコとかそう言うのじゃないからね、
リビングでくつろいでるだけ
「は〜あ〜、疲れた〜。」
「私も、こんなに疲れるとは思わなかったわ」
「結衣、お前さっさと何でも屋を開業するとか意気込んでたくせにお前が1番くつろいでんじゃねえか」
「バカ、そういうのは男子の仕事で〜す。ほら立って準備しなさい」
結衣はそう言いながらソファーに寝転んで寝た。
早すぎだろ。
「寝ちゃった。海斗どうする?」
「どうするって言われても、こっちきてから知識浅いし、こっちの人たちは僕たちのことを知らない。
何でも屋なんて必要ないでしょ…」
「わからないよ。雑用押し付けられるかも…」
「それは…大いにありえるな。」
想像しただけで嫌だ。
「まあとりあえず晩御飯の食材とか買ったり、情報収集とか?」
「ああ、確かに。じゃあ健は食材買ってきてくれる?」
「…わかった。たくさん買ってくるからその間頼んだよ」
「もちろん」
そして健は食材を買うために外に出た。
さて、僕も色々調べますかね
僕は持ってきたパソコンを開く、そして調べる。
立地、物価、この東京で使われる化学の最先端について、そして◯について
どうやらここは東京に近いが地価はそれほど高くないようだ。
珍しいな。この東京は間違いなく世界の最先端、そしてそこに近いここは価値があると思うが…
まあいいか
物価も化学の最先端を使っているため作物をはじめ日常品はとても安く売られている。
そして忘れては行けないのはここにきた目的、行方不明になった少女の捜索。
ここには情報機関が多くあるため、監視カメラなどから位置を割り出せないかと言うために来た。
ちなみにその少女は誘拐されてから2年の月日が経っているそうだ。
それまでは警察に頼り切っていたが、捜査は打ち消し、痺れを切らして僕ら何でも屋を頼ったそうだ。
…ここだ。
世界最大の情報機関、改SAVE。
松本さんが頼っていたのは地元の警察、こっちには頼っていなかったそう。
明日、ここを訪ねて情報を確認しよう
協力してくれるかな。こんな見ず知らずの僕ら…
協力してくれる未来が見えない
まあなんとかなれだ
あと調べるのは…犯人の行動について
2年前とはいえ事件は事件、調べれば出てくるものがあるだろう
2年前、誘拐事件っと
出た。30代前後の男性4名が実行犯と思われる。
全身黒色の服装、小学校から下校している時に誘拐にあった。
被害者の名前、松本楓。
松本一家の次女、だが、親娘の関係は本当の親子ではなく、保護された関係だそうだ。
当時の楓さんには記憶がなく、松本さんがつきっきりで育てたらしい。
それほど愛されていたと言うのにさいなんだな
絶対見つけてやる。
さて、他に情報は…流石にない、か。
手に入った情報はこんなもん…
とても頼りになる情報とは言い難い。
だが、これを解決するのが僕たちの役目だ。
そう決意を固めている時、健が帰ってきた。
「買ってきたよ〜。よいっしょっと」
そう言いながら大量の食材を地面に下ろした
「大量に持ってきたな。」
「うん。むっちゃ肩痛い」
「じゃあ後は僕がやるよ。休憩しとけ」
「ありがとう。じゃあちょっとだけ…」
そう言ってすぐ寝てしまった。
仕方がないので毛布だけ持ってきた。
「全く玄関で寝て、まあそれより晩御飯作るか」
キッチン入ったが改めて大量の食材を目に見て何を作るか迷った。
ま、あいつら子供だしカレー作ったら勝手に喜ぶか
そう考えてさっそく調理に取り掛かった。
…実はカレーが好きだからってわけじゃないからね




