異世界転移した俺、最強になった件
「ここはどこだ?」
前田ヨシタカ・20歳
目を覚ましたら見知らぬ白い部屋にいた、もちろんこんな場所は見た事がない
「目が覚めましたか…」
「…誰だ!」
こちらに近づく女性の声がしたので振り向いてみると
そこには白い羽に肩ぐらいの白い髪色をした女性がいた
「私は天使エリナ…貴方を異世界転移する為に、ここに呼びました」
「異世界転移?」
異世界転移って小説とか漫画で見たようなものか?
あれこの場合、異世界に行く奴は事故とかで死ぬんだよな…
「俺って死んだの?」
「そのとうりです、貴方は事故にあい人間としての生涯を終えました」
マジか〜、急に知らない場所にいたから、事故で死んだのか俺…そこは魔法陣で連れてきたパターンが良かったな
「なるほど、だいぶ理解したました」
「ではこれより貴方様を異世界に送る準備をします」
ブゥン
俺の目の前に何かが出現した、これは一体?見たところ何か書いてある
「職業、スキル、レベル1…?」
「そうです今から貴方に選択していただくのは転生した後の貴方の職業、スキルです」
キタァァ!やっぱ異世界って言ったらこれだよな〜(個人の意見)
「えーと、これを押し終わったら転生するの?」
「そうなります、スキルは4つまで選択出来るので好きなのをお選び下さい…転生したあとはアイテムボックスをプレゼントさせて頂きます」
へ〜アイテムボックスを付くのか
そうだな、まず職業は賢者が良いな魔法使えそうだし…スキルは賢者らしく「魔法強化」「属性強化」あとは「経験値増幅」と「身体強化」っと
選んだ俺は終了のボタンを押す、すると地面から魔法陣が現れた
「では貴方を異世界「ユーラス」に転送します」
「ユーラス?…」
「転送開始、異世界に転送します!」
天使の言葉を合図に魔法陣が光出す、そこから俺の意識が飛んでしまっていた
「はっ!ここは」
意識が戻ると見知らぬ森にいた、どうやら記憶はそのままで転生したようだ
「ここが異世界か〜、そうだ!ステータス確認!」
ブゥン、ステータスを表示します
ステータスの言葉を発するとステータスが出現した、まさしく異世界に来た感じがしてワクワクする
職業・賢者 名前・ヨシタカ LV 1
所持属性魔法 炎、水、風、土、
HP 999 力 999 魔力 999 体力 999
スキル 魔力強化 身体強化 経験値増幅 属性強化
所持金 金貨100万
「……あれ、強くね?」
レベル 1とはおもえないステータス、能力全てが999ってこの世界無双できるのでは、あとお金ありすぎる…強過ぎて逆に困惑した
「とにかくアイテムボックス使えるし、力試したいんだよな〜」
異世界ならここでモンスターが来て実力を試すパターンだけど周りに気配が無い
「…とりあえず、森の中を進んでみるか」
モンスターが現れるまで街を目指す事にした、金など街に着かなくては何の役にも立たないのだ
(んっ?あれは…)
少し進むと動く馬車が見えた、もしかしたら人間が乗っているかも知れない!
俺はすぐに声をかける街まで案内してくれるかも
「おーい!、少し止まってくれ〜」
近づいてみると
「あぁぁん!?」
いかにも悪そうな男が乗っていた、マジか
「にいちゃん〜、何かようか〜」
「いや…あの…」
顔に痣あるし、ハゲてるし、いかつい服装してるし目つき悪いし、いかにも悪者って感じた
「……もしかして、にいちゃん、奴隷を飼いに来たのか?」
「奴隷?」
「奴隷が欲しいなら、金貨50枚よこしな!」
急に奴隷商人に会うとかある意味最悪だ…奴隷って何がいるんだ
「運が良いな兄ちゃん、今日は獣人の奴隷が入っていてな」
「獣人、何がいるんだ?」
「ちょっと待ってな」
いかつい男は馬車から降りると一人の女性を連れてきた
「ほれ今日の表品はこいつだ、結構いいだろ〜」
猫耳をした顔は暗く無口な女性だ、服もボロボロになって手錠がついてる
「どうした買うのか、買わないのか?」
「あっ、じゃあ買うよ…」
森の中で一人だし奴隷とはいえ、夜に一人は寂しい
とりあえずお金を私たあと一人の獣人を受け取った
「お金は受け取ったぜ〜、じゃあな兄ちゃん」
男は馬車に乗り、行ってしまった
「……」
「とにかく、宜しくな…」
笑顔で挨拶したが、女性は顔を動かさなかった