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異世界に生まれ変わったと思えば、建国神話のキャラの生まれ代わりでした?!
昔、昔。
あるところに、四人の兄妹がいました。
長男は炎を扱う魔道師。
長女は水を扱う魔道師。
次男は風を扱う魔道師。
次女は治癒に長けた魔道師。
四人はそれはそれは仲良かったのです。
しかし、いつしか、攻撃魔法を持たない末妹を見下すようになっていったのです。
しかし、心優しい末妹はそれでもなお、兄妹だからと許し続けます。
ですが、いつまでもいつまでも見下してくる兄妹に、少しずつ少しずつ心が疲弊していきました。
そして、いつしか、兄妹への恨み憎しみをおさえきれなくなり、溢れでてしまいました。
「なんで、なんで!なんで、私がこんな目にあわなくてはいけないの!!」
そして、彼女が溢した涙は毒となり、言葉は呪いとなりました。
「あはははは!!!!!私をこんな目にあわせたこの国を私は永久に呪い続けてやる!!!」
彼女の呪いはいまだ続いています。その証拠に、この国ではいまだ戦争が終わりません。
しかし、この建国神話には続きがあるのです。
“今から2000年後。再び四兄妹が揃うだろう。その時がこの国が平和になるか否かの分かれ目となるであろう“
ー宝翔国建国記ー