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【連載版】しっぽのとなり  作者: しっぽと羽
再びカザー星系とのやりとり
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ミケア・ミレイちゃんの故郷のリゾート地

「ねえ。しまくん…」

 言いながらミミアは抱きついた。


「うわぁ。なに? 困るんだけど…」シマは言った。

 目の前にミケア・ミレイちゃんがいるのに…


「ねえ。ちょっと。あたしのシマ君に抱きつかないでくれる?」

ミケア・ミレイちゃんが言う。


「あーら。いいじゃない。それっ…」ミミアはミケア・ミレイちゃんに抱きついて、尻尾をもふもふする。


「なんなの? あなたこんなことする人ではないでしょ」

 狐っ子のミケア・ミレイちゃんはミミアを振り解こうとする。


「あなたでもいいのよ…あなたの世界に連れて行ってくれる? あたしとララお姉さん。そしてミアお姉さんも…ちょっと考え事をしたくて…で。リゾート地。あなた持っているんでしょ?」

 お姉さんが言う。


「あたしからもお願いするわね。地球の将来のことでね。考えないといけなくて…でね。

気分をかえて、リゾート地でリラックスしながら考えたいとミミアが言いだしてね…」

 ミアお姉さんが、お願いのポーズをする。


「ま。まあ。そういうことなら…」シマ君が言う。

「うん。いいけど…あたしに見返りはあるの?」シマ君に抱きついたミミアに言う。


「あたしの知り合いに、狐っ子の男の子がいるんだけど。喜ばせることを知っているから…

あとで教えてあげるね…サプライズ…」


「ん? それは何? 教えて?」ミケア・ミレイちゃんが乗り気になる。


「今はだめ。あとで…」ミミアは言う。


☆☆☆


 ミケア・ミレイちゃんとシマ君。そして長身うさ耳っ子達。ミケア・ミレイちゃんの世界へと移動する。世界と世界の間を移動できるのは、キラにもらったデバイスを使うか、異世界から来たキラに頼むしかない。それとおまけで幼稚園児のララちゃんもついてきた。ラミちゃんとミミちゃんはパス。キララとユキ君もパス。


「うわぁ。いいところ…すごい…」ララお姉さんが言う。


「ほんと… お姫様レベルね…」ミミアは言う。

「おひめさま.....」ララちゃんもぽかーんとして見回している。

「うん。すごい…あたしがここにいていいのかな?」

 ミアお姉さんもぽかーんとしている。


 大理石でできた重厚な建物。お城。


 シマ君が出てきた。

 ものすごく豪華な衣装。というか。国賓の人が着ているものに見える衣装を着ている。

 衣装は南国へ移動するので、薄目で透けているところもあるが、細かいところに小さい宝石やダイヤモンドみたいなものが使われ、金色のふちも付いている。

「何。あなた。そんな恰好をして。まるで国賓か、王子様みたいじゃない…」

 ミミアが言う。


「へ? 僕はこの世界では国賓扱いだよ…知らなかった?」

 付き添いの人が隣で言う「左様でございます。この方は、ミケア・ミレイさまの旦那様になる予定のお方です。それにミケア様の命を救ったのですよ。歴史の教科書にも載っております」


「教科書…はあ。ホントなのね」ミアお姉さんが言う。


「そうなんだから。いずれ。あたしと結婚するの。そして全世界放送で発表するのよ…」


「へ? 全世界放送?」


「あたしの一族は過去に地球の危機を救ったんだから、そこらの王族より位が上なの。結婚となったら。国境も関係なく。すべての国の偉い人より上の位のイベントに相当するの。だから全世界放送…」


「ぜ。ぜんせかい放送って…そんなにすごいことなの?」


「そう。だから。演説のときにかんだりしないでね。恥ずかしいから…」


「えー」シマ君はびっくりしている。


「頑張るのよ…」ミミアはシマ君の肩をぽんとする。


「あ。間違った。全世界じゃなかった」ミケア・ミレイちゃんが言う。


「なんだよ」シマ君が言う。


「ほぼ近隣の星系を含む放送だった」


「は?」


「近くの星系にも放送されるから。世界ではなくてもっとだよ…」


「もっと?」


「うん。近隣の星系だから。宇宙規模…

そう…だから頑張ってね」


「うわ。はっはっは。スケールが大きすぎてわからないや…」

 シマ君は気にしないようにしたみたいだ。


「えーとね。演説のときは関係者数人しかいないから…身近な人に言うみたいでいいの」


「そうなの?」


「そう…慣れれば大丈夫だから…」


「そうなんだ…」

(あとでみると恥ずかしくなるから)と小声でミケア・ミレイちゃんが言った。


「ところで。あたし達がいること忘れてない? みのるお兄さんとヒメルみたいになってない?」

 ミアお姉さんがシマ君達に言う。


「あ。えーと大丈夫。ところで。リゾート地への移動はどうするの?」

 シマ君が言う。


 リゾート地はちょっと離れている。

「プライベートジェットもあるけど…どうする? 呼べば戦闘機にも乗って最速で、移動することもできるよ」


「戦闘機…うーん。プライベートジェットでいいわ」

 ミミアが言う。


「じゃあ。お願い」ミケア・ミレイちゃんが執事に言う。


「かしこまりました」


☆☆☆


 ジャンボジェット機より小さい機体。小型のジェット機だ。


「では離陸します…」

 みなシートベルトをしめる。


 無事に離陸する。


「しかし…ジェット機とは古風ね。移動はみんな宇宙船でいいじゃない」

 ミミアが言う。


「まあね。そうなんだけど… プライベートジェット機にあこがれていたんだよ。

宇宙船は普通にあるし…」

 ミケア・ミレイちゃんが言う。


「普通なんだ…」ミアお姉さんが言う。


「そうなんだ…」あたしの時代でもまだ宇宙船は一般のものではないのよ。と言う。


「まあ。TMRを持ってて、どこにでもいつの時代にでも移動できるのはすごくうらやましい」

 ミケア・ミレイちゃんが言う。


「たしかに…」ミミアお姉さんが言う。

「そうね」ミアお姉さんも言う。


「えっへん。いいでしょ。これ」ララお姉さんが言う。

 しかもTMRの仮想インターフェース。管理機能付き。キララちゃんのより機能は上。


 機体は離陸後さらに高度をあげていく。そしてある程度の高度になったら旋回する。ちょっと方向を変えて、目的の進路へ向ける。


 ベルト着用のサインが消えた。

「しばらく。くつろいでいて…」ミケア・ミレイちゃんがシマ君に手招きする。

「なに?」

「あのね…」

 シマ君とミケア・ミレイちゃんは2人で話を始めた。


「ねえ。この先のことどうする? 新しいボスは手ごわいの?」

 ミアが聞く。


「まあ。そうね。欠点やトラウマはないみたい…」


「じゃあ。ミミアの色仕掛けとか?」ララお姉さんが言う。


「ああ。だめ。女の人にはあまり興味はないみたい…」

 ミミアが言う。


「そう… じゃあお金は? いっぱい積んで…」


「お金でも動かないわね…」


「じゃあ。人質は?」


「それもないわね。親もすでに他界しているし。恋人や奥さん。兄弟姉妹もいないし…」

ミミアが言う。


「じゃあ。じゃあ。お酒でべろんべろんに酔わして、ズボンをぬがすの。そして恥ずかしいところを写真にとって…」ララお姉さんが言う。


「だめよ。訴えられるわよ…」

「それだめー」ララちゃんにも怒られるララお姉さん。


「じゃあ。えーと。んーと。わかんない」ララお姉さんは考えるのをやめた。

「こんな大人になりたくなーい」ララちゃんが言う。


「そうね。悪い見本としてお姉さんを見るのよ…」ミアお姉さんがララちゃんに言う。


「わかったー」


「こらこら。あなたはあたし自身なのよ…こうなるのよ…」ララお姉さんは、ララちゃんの頭をなでなで、ぐりぐりする。

「こうならないようにがんばるー」無邪気なララちゃん。


「ララちゃんは誰を尊敬しているの? まわりの人で?」


「そんけい? そんけいって何?」


「あのね。すごいなーと思う人」


「それだったら、キラちゃんとか、キララちゃん。いろいろものしり…」


「そっか。そうよね…」ミアお姉さんが言う。


 そして…「あたし。これからキラかキララちゃんみたいになるの…まずはまねする」


 ミアお姉さんはララちゃんの頭をなでる。

 ララちゃんは「んー。もっとなでて…」自分の耳を動かしてなでなでしてほしいところを示す。

「はいはい…」ミアお姉さんはララちゃんの頭をなでる。


 そうしていると、ララお姉さんもミアお姉さんの横に頭を出してきた。

「あたしも…」大きいララお姉さん。この中では年上のお姉さん。


「はいはい。あなたもね…ものすごくでっかい幼稚園児ね…」ララお姉さんの頭をなでるミアお姉さん。

 この中ではミアお姉さんか、ミミアがしっかりしている。


 ララちゃんは窓のそとから見える雲を見ていた。


☆☆☆


 プライベートジェットは少しずつ高度を下げている。

 もうすぐで着陸態勢に入るらしい。

「ねえ。シマ君。操縦席に行かない?」ミケア・ミレイちゃんが言う。


「へ? また僕に操縦させようと言うんじゃない?」


「あ。大丈夫。副操縦席に座ってもらうだけだから…何もしなくていいよ。スペースシャトルと飛行機は違うし…あ。でもそんなには変わらないか。ジェットエンジンだからスロットルを操作してもすぐには反映されないところとかが違うぐらいで…」


「操縦しないのならいいよ。みてみたいし…」


「うん。じゃ。いこ」

 ミケア・ミレイちゃんがシマ君の手をひっぱって操縦席へと連れて行く。


「ねえ。シマ君は操縦しちゃだめよ…」ミアお姉さんが言う。


「うん。そのつもり…」シマ君のしっぽは左右に大きく動いている。

 うれしそうだ。


☆☆☆


 着席のランプがつき、飛行機は降下する。

 そして普通に着陸した。


 そしていきなり、急ブレーキ。

「なによ。もう…」

 ララお姉さんは立ち上がり、操縦席のほうへと歩いて行く。


「あ。まだ動いているのよ…」ミミアは言うが、一緒に行く。


 ドアを開ける。

「あっ」シマ君は副操縦席に座っているが…機長は後ろの席に座っていた。


「どうしたの? 何やっているの?」ミアお姉さんが言う。


「なんかね。機長が途中からお前がやれと言って、後ろの席に座っちゃったの。だからこの後は僕が着陸させたの」


「は?」


「あんた無免許でしょ?」ミアお姉さんが言う。


「えーとね。じつは…」シマ君はライセンス証書を見せた。

 この世界のだ。


「実は飛行機の操縦免許とってたんだよね。あたしが言ったの」

 ミケア・ミレイちゃんが言う。


「最初は小型飛行機からスタートして…水面発着できる飛行艇にして…

小型ジェット機も…てうそだけど…小型ジェット機は難しいから着陸も全部自動だよ…

ただ座っていただけ…でも小型飛行機と飛行艇は操縦できるよ…あと宇宙船の小型免許もすすめられたの…」


「なーんだ。びっくりした… さっきの急ブレーキは何?」


「あ。ためしにかけてみたの…思ったより効いてね…」


「あ。そ… ところで滑走路の停止位置わかるの?」ミミアが言う。


「へ?」


「それはわからないだろうな。飛行機にセットしないと…番号を入れるんだ…

それで後はやってくれる…だいぶ前からだな…自動化が進んだのは…」

 機長が言い操縦席へと戻る。


☆☆☆


 リゾート地まで移動する。

 移動には列車を使う。


 施設の空港から直結の私設の駅から乗り込む。

「これって?」ミミアが言う。


「私設列車。ミケア家のだよ」


「はあ。そうなの…」駅もプライベート。列車もそう。

 普通の列車と違い。絨毯がしいてあるわ。座席も普通のとは違うで、格の違いを感じる。


「ねえ。また運転席へ行かない? 動かせると思うよ…」


「本当? 列車も実は興味があって…」


「じゃあ。いこ」ミケア・ミレイちゃんがシマ君の手を引いて前へと歩いて行く。


☆☆☆


 ゆっくりと列車が動き出す。

 線路も私設。踏切もない。

 列車の加速の仕方がなんか、スムーズではなかった。急にスピードがあがり始めた。


「また。やっているのかしら?」ミミアが言う。


「そうかもね。まあ。レールの上だし…踏切もないし…まあ大丈夫なんじゃない? ララお姉さんが運転しているんだったらやめさせるけど…」ミアお姉さんが言う。


「えー。あたしだったらだめなの?」ララお姉さんが言い、ミアお姉さんの肩に体重をかけて押す。

「潰れるから…窓とあなたの間に挟まって潰されるのいやだから…」


「うりうり。このこの…」ララお姉さんがミアお姉さんへ寄りかかる。


「ミアお姉さんいじめちゃだめ…」ララちゃんが自分に言う。


「ねえ。この子ほんとにあたし?」ララお姉さんが言う。


「んー。ほんとにあたしが大きくなったらこういうのになる?」


「さあ。どうかしらね…」ミアお姉さんが言う。


☆☆☆


 30分ぐらい列車は走り、だんだんスピードを落としている感じだ。

 そしてゆっくり、駅へ停車する。


 ミケア・ミレイちゃんとシマ君が前から歩いてきた。

「さあ。ついたよ」ミケア・ミレイちゃんが言う。


「やっぱりあなたが動かしていたの?」ミアがシマ君に聞く。


「そう…言われたままやってたんだけど…慣れないね。停止位置。ちょっとすぎちゃった」


「そう… あなたも物好きね… ねえ。ミケアちゃん。まずはエステかな? お肌と毛並みを磨かないとね」ミアお姉さんが言う。


「わかった。伝えておくから…」ミケア・ミレイちゃんは電話をかける。

 一行は、南国の屋根しかない建物の中に入る。


「シマ様はこちらへ…」執事が言う。


「えー。一緒じゃないの?」


「エステですので…上を脱ぐのです」


「そっか。じゃあ。あとで…」シマはミケア・ミレイちゃんに言う。


☆☆☆


「じゃあ。上と下を脱いで、台の上にうつ伏せで寝ててね。毛並みが良くなるオイルと、ダイエットに効果があるオイルを塗って、全身マッサージ。血行が良くなるから…

あたしも少し体重落とさないと…」

ミケア・ミレイちゃんが言う。


「あなたは別に体重は落とさなくてもいいんじゃない? 軽そうだし…」


「ちょっとだけ増えちゃった」


「そうなの?」


「ちょっとだけ…」


 ふと、ララお姉さんが言う。

「ねえ。台の横に立っている2人組の人は何?お尻をこっち向けている人と、横にいる人…」


「ああ。あれ? 尻尾が大きいでしょ。長さは1メートル近く。尻尾の一番太いところがウエストより太いでしょ。尻尾でやさしい風を送るの…」


「しっぽで風?」


「じゃあ。お願い…」ミケア・ミレイちゃんが言うと、太くて大きいきつね尻尾を左右にゆらす。

 すると、大きい尻尾が動くことによって優しい風が生まれる。


「あ。ちょうどいい風」


「ほんと」


「あたし達のウサギ尻尾じゃ、尻尾もあまり動かせないし、風も来ないのよね。せいぜい耳を動かすぐらい?」


 長身うさぎっ子達は思う。


 ララちゃんも同じように台の上に横になっている。


「ねえ。そんなに尻尾を動かしていると疲れない?」ララお姉さんが言う。


「だから。2人で一組。つかれたら交代するの」


「そっか」ララお姉さんの代わりにララちゃんが言う。


 しっぽを左右にふっていない人が、マッサージ担当。


 オイルを塗っていく。そして手もみでマッサージ。血行が良くなるようにする。


「ああ。いいわぁ。これ…」ミミアお姉さんが言う。


「ほんと」


「とろけそう…」


 長身うさみみ娘達と幼稚園児、きつねっ子はエステを堪能する。

 それと、南国なのであついが、きつねの特大しっぽによるやさしい風もいい。


☆☆☆


「ねえ。ねちゃった?」ミケア・ミレイちゃんがエステを終わらせて、みんなのほうを見る。


 ミケア・ミレイちゃんが、ララお姉さんのところまで歩いて行く。

 ララお姉さんの顔を覗き込む。

 すーすー。と寝息を立てている。


「そのまま、尻尾であおいでいて…」

 ミケア・ミレイちゃんは言う。

 そして…


「やっぱり足長い…」

 175cmぐらいあるうさ耳娘。手で足を触ってみる。

 やっぱり長い。あたしの足の長さと全然違う。又下もすごい位置にあるし…

 それに…

 ミケア・ミレイちゃんはそっとララお姉さんの太ももをさわる。

 無駄なお肉はあまりないがウサギのハーフなので、太さはあたしのウエストぐらいある?

 そして…上半身をみてみる。

 こっちもいい感じ。ボン・きゅ・ボンの体形。

 くー。うらやましい。太ってはいないんだけど…ボリュームがすごい。

 とくにお乳。うつ伏せになっているからわからないんだけど…盛り上がり方が…全然違う。


 となりの幼稚園児も見る。

 幼稚園児にしては長身。将来こうなるのね。ミケア・ミレイちゃんがララちゃんを見る。

 ララちゃんとララお姉さん。同じ格好ですーす寝ている。

 耳の垂らしかたも同じ。


 はあ。ミケア・ミレイちゃんがため息をついた。

 さてと…あたしはどうするかな。

 シマ君の様子を見に行ってみよう…


 シマ君も寝てた。

 だらしなく、しっぽを横のほうに垂らして、くーといびきをたてていた。


 シマ君の上半身裸の体と足を見ているミケア・ミレイちゃん。

 そっと上半身に触れてみる。


 さわさわ。

「う。うーん」

 シマ君がちょっと動いた。


 そして…

「こしょこしょこしょ」ミケア・ミレイちゃんが、シマ君の脇腹を指先でこしょこしょする。


「うわぁ。な。何?」くすぐりに、シマ君は飛び起きた。


「おはよ…シマ君」ミケア・ミレイちゃんが声をかけた。


「あ。僕。寝てたんだ…

あ。ミケアちゃんも。ちょっとつやっぽくなったね。可愛いよ…」


「えへへ。ありがと…シマ君も毛並みが良くなったよ…しっぽもしっとりだし…」


「うん。いいね。しっぽはしっとり系でたのんじゃった。いいところだよね。南国…」


「うん。いいでしょ。ところで海行かない? うさぎっ子達は寝ちゃったし…」


「うん。じゃあ行こう」シマ君はベッドから降りる。

 2人はうさぎっ子を置いてそばの海へ行くことにした。


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