転生して魔力切れ
ここは何処だろうか?
気が付くと僕は、気の柵に囲まれて身動きが取れない状態でいた。
何とか目だけは動かせたので周りを見てみると周囲にはこの木の柵以外には何も無くただ窓に光がさしているだけだった
とりあえず何故こんなことになっているかを考えるしかないか
そうもい気が付く前の記憶を思い出そうとするとある文章が浮かんだ
無事に転生したんだね、よかった。
元の君の名前や転生前に知り合った人達の記憶は消しておくよどうせ、あっても無駄だしね。
知識や人格は残しておくよ、これについては感謝をしてほしいな。
ちなみにこの世界には日本の転生小説みたいなファンタジー世界だ。
ステータスがありレベルもあるしスキルもある。
だけど、少し小説とは違ってこの世界は十二の歳に紋章を授かるんだ。
その紋章によって自分の将来が決まるに等しい
まぁ、君なら転生特典とか色々ついてるし大丈夫!
じゃあこの世界を楽しんでね。
あ、あとこの手紙をよ見終えた二十の歳秒後には君の意識一時的に封じられて目覚めるのは三年後つまり君が三歳のときだよ。
感謝したまえ!
アルカナより
なるほど、転生したのか…
まぁ、多分記憶はないけど自分が了承して来たんだろうな
それに、アルカナと言う恐らく神様はノリが少し良かったし
あ、そう言えば魔力って赤ちゃんの頃から鍛えてたらすごい増幅する可能性あるかも、さっそく…
そんな事を考えていたら、読んでから二十秒後三年間意識を封じられる事を忘れていた僕は意識を失った
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ここは何処だろう?
気が付くと僕は二人の女性に囲まれて寝ていた。
左右を見ると右に胸左に胸だった、これが両手に花というものなのだろうか?
そうだ、僕は転生したんだった
それに、僕が自信が知らない記憶がある。そうか、これは意識を封じられていた時の記憶。
なるほど、僕の名前はリューク・フォン・アストラルド、国の名前は知らないが貴族で恐らく父アルドルト・フォン・アストラルドが公爵でなぜ恐らくなのかと言うと記憶が少し曖昧で父や使用人がそう言っていたのを覚えているからだ
そして、僕の右にいる金髪で美人で顔が整っており、誰もが姉に欲しいと思わせる超お姉さん顔な女性はルミナ・フォン・アストラルド。
性格も優しく文武平等、才色兼備のすごい姉でありただ重度のブラコンである。
左の女性は金髪の美人でルミナ姉さんと違いお姉さん顔では無く、凛としている女性はリーリス・フォン・アストラルド。
すごいクールな美人で性格はクールだが根は優しくルミナ姉さんと同じく文武平等、才色兼備で重度のブラコンである。
ルミナ姉さんとリーリス姉さんは双子で二人は年は僕の五つ年上で長女はルミナ姉さんで次女はリーリス姉さんだ
ちなみに僕はアストラルド家の長男で僕より下には子供はいない
まぁ、今記憶からわかる事は他にもあるが、とりあえず苦しいからこの現状をどうにかしよう
「ん、うごけない」
あ、声が出せるのか僕、まぁ、それはいいとしてやっぱり五歳年上の姉さんたちを動かすのは無理かな
そう思いながらリュークは今出せる本気で組まれて身動きが取れない両腕を動かすと
「あぁん」
「はぁん」
やめてください、八歳でそんな声出さないでそれに、僕の精神が削られるからやめて〜ってあ、こんなことを考えているという事は自分は恐らく口癖と照らし合わせると恐らく中学生か高校生だったのだろうな〜ま〜それはわかっても意味は無いしとりあえず、この現状を打破しよう
リュークはタコのように体をうねうねさせながら、組まれてうごけない腕を解き、何とか脱出した
「ふぅ〜これは、辛いこれからは一人で寝たいと父さんに伝えよう」
そう言いった後、再度当たりを見回すとどうやらここは寝室であり、部屋には大きなキングベットと両サイドにある引き出しとその上にある照明だけしかない
「うーん、扉は身長が低くて開けられないしどうしようか…そうだ、意識が一時的に封じられる前に考えていた魔力の増幅をやってみるか」
そう考えたリュークはベットから降りて、床に座り座禅をして目をつぶりファンタジー小説のアイデアを使い意識を体内に集中して何か力を探り始めた
「ん?これかな」
探り始めてわずか三十秒、リュークは胸から全身に縦貫するなにか暖かいものを見つけた
「これが魔力か…よし、次はどうやって魔力を使って消費するかだけど、まぁ魔法だよな」
リュークは適当に危なくなさそうな魔法を考えたイメージして魔力が右手に流れて行くように操作して唱える
「《ライト》お、出来た!」
リュークの右手には小さいがソフトボール位の光が出た
「さすが、異世界だね…でも、アルカナは紋章で将来が決まるって言ってたし、でもやらないよりはやる方がいいと思うしこれからは魔力を使い切る様にしよう」
そう思いリュークはライトを維持して魔力を消費し続けていていく
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「いつまで、続くのだろう?」
あれから三時間全くライトを維持し続けているのだが消えていない。
それに、意識が戻った時は外はほんの少しだけ明るくなっていたのだが、今はもう朝になっている
「どれだけ魔力があるんだろう?」
そう思うリューク、思い始めたのはライトを使って三十分たった時、あれから何回ども時間が経つにつれて思っている
「でも、使い始めてから体の中から魔力が無くなっきてるのは分かる」
三時間も使用し続けるとさすが、体の中から力が無くなって来たのは僕自身もそれに、もうそろそろ無くなりそうだし〜
そう思い、その後リュークは三十分維持し続けているとついに魔力がなくなる感覚が来た
「はぁ、これで無くなる」
そう言った後リュークが使用したライトは分散された、そしてそれと同時にリュークは意識を失った
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