1/2
1話︰身支度
とても暖かい朝だった。今は何時だろうか。特に眠気はなく、反対に眠りすぎによる気怠さも感じない。身体的には丁度良い睡眠ができたのだろう。
眠りから覚めた男、白兎はベッドから起き上がり、頭を軽く掻き毟りながらメールボックスを確認した。
そこには今日の新聞とスーパーのチラシが数枚入っていた。
チラシにはお買い得商品が数多く掲載されており、本当に安いものばかりだった。
「これだ。」
白兎はチラシに掲載されている商品のいくつかを赤ペンで丸をし、身支度を始めた。
「11時からのタイムサービスには間に合うかな」
そう言いながら自転車に跨りスーパーへ向かった。




