【青黒い血液】
戦闘シーンです!
そしてここから物語が左右されます
瞬きしないで見て下さいね☆
4話【青黒い血液】
~鏡鈴視点~
もう何体殺したのか
この楼閣が元から赤い太刀だったかのように見えてくる
何時間たったのか眠くなってくる
しかし瞬間的に眠気は覚めた
「ついに現れたな...」
俺がそう呟く
「待ちくたびれたよ、鏡鈴」
前にいるのはA地点のリーダーであろう【黄虎】の名を持つ柊、そして【摩天楼】という双剣をつかう
「お初だね、鏡鈴君」
...!!
あいつは...!
俺は一瞬硬直した
「お前は...3番隊隊長カイム...!」
「おや、僕の弟をご存知のようで、カイムの双子の兄、ラムです、以後よろしく」
「驚いたろ、鏡鈴、こいつら見た目も正確もそっくりなんだぜ、しかもこいつの使う武器は大剣【存在】そしてラルは【黒騎士】の名を持つ」
「説明ありがとう柊、小説のナレーターにでもなった気分かよ」
「鏡鈴、お前は相変わらず毒舌だな」
「お互いにな」
話し終えると柊が一直線に俺の方向へ走ってきた
双剣と太刀、普通に戦ったらどちらが勝つのか
そんなこと考えるより前に体が動いていた
ガコーン!という鈍い音がして3つの剣が空中で交差する
ラムは崖の上の方でニヤニヤしながら見ている
「鏡鈴、お前は強いよ、でも俺以下なんだ」
「こんな時でも冗談を言うとは柊、お前は変わってないよ」
「どんな時でも人を煽る性格も変わってないみたいだね」
そんな会話をしながらお互いに隙を探しては切って防御して切っていく
相手が頭を狙ってきたら左に体をずらし太刀を左から右上へと切るその後はすぐに太刀を体の近くへ持ってきて防御態勢をとる
そんな戦いをしてる時だった
パン、という鈍い音が戦場に響いた