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紅葉が落ちる頃の髑髏  作者: 髑髏
2/7

【相思相愛】

新しい視点から始まります

ここからが本番です

さってと、この人はどうやって死んでいくんだろうか

1話【相思相愛】

~楓視点~


「おい楓、ぼーっとしてたら死ぬぞ」

そう言われて気がついた

「あ、すみません」

僕はすぐに3番隊の副隊長に謝った

そうだ、こんなところで寝てしまっては敵に殺られる

そう自分に言い聞かせて僕の武器である二丁拳銃の【双死爽愛そうしそうあい】を手に取った

双死爽愛は銃口に日本刀の先端である刀がついている接近戦にも適していて僕が一番使い慣れている武器だ

「そういえば楓、お前って...」

副隊長がそう言い終える前に僕は気付いた

後ろに剣を持った敵がいた

「副隊長!後ろに!」

副隊長が振り向くより早くその剣は副隊長の頭に突き刺さった

溢れでてくる血液

顔の原型はもうない

恐らく即死だろう

そんなこと考えてる暇はなく僕は敵へ銃口を向けた

「おいおい焦るなよ、たかが仲間が一人減ったくらきでよぉ...」

「口を開くな、不愉快だ」

僕は迷いなく敵に向かって引き金を引いた

しかし敵は華麗に避けて僕の方へ近づいてきた

そして右から左へと剣を振ってきた

それを後ろに避けて腹に蹴りを一発

相手が蹴りで怯んだ隙に双死爽愛の照準を相手の胸に向けて

パン

大きな発砲音と共に銃口から弾丸は飛び敵の胸へと飛び込んでいった

「馬鹿め」

僕はそう呟くと相手のアホ面を眺めてからその場に座りこんだ

「僕のせいだ、僕のせいだ、僕の不注意でこんな目に...」



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