なろう主人公で学ぶ右派と左派の違い
こんにちは、亜細万です。
最近、なろうの政治エッセイでも感想欄でネトウヨと言うワーストコリア製っぽい単語を目にする日が増えてきましたね。そこで、私から正しい右派と左派の説明をさせていただきたいと思います。
まず、右派と左派って元々なんなの?って話です。
覚えて欲しいのは右も左も愛国者で、右翼は保守派、左翼は革新派の勢力だと言うことを覚えて下さい。
どちらも国を憂う者達です、それは間違いありません。
え?中国を招き入れようとしている勢力?それはどちらの派閥にも属しません、ただの侵略者です。
で、右翼左翼と言うのは、ものすごーく曖昧な組み分けでございます。
人間と言うのは自分の考えを持っておりまして、その思想の中で右向きの思想もあり、左向きの思想もあるわけですよ。
細かく語ると、ファシズムやアナキズム、共産主義などのスーパー危険思想なども語らなくてはならなくなるので割愛致します。
んで、どうやって説明するかと言うと、みんな大好き、そろそろ飽きられてきたチート主人公達を使ってお話したいと思います
「俺はチーレム主人公! かわいい女の子の奴隷を買ってハーレムを作るぜ! その為には冒険者になってお金を稼がないと(使命感)」
これ、どっちの派閥に属すると思います?
正解は右派です、この発言だけに注目すると。
1「かわいい女の子の奴隷を買ってハーレムを作るぜ!」←現体制の中にある奴隷制を肯定している。
2「その為には冒険者になってお金を稼がないと」←社会のルールを肯定している、その枠組みの中で努力している。
3「(使命感)」←お約束。
1+2=保守派となるわけでして、着目点は現地の法を変えようとか思っていなかったり、奴隷になった女の子を買おうとしている点ですね。これは変化を望まない右派に属します。
確変を望まぬ者、若しくは法の中で生きようとするもの、しかし彼は方を悪用する者。その時その時代の法律に従って生きる人間達は大体右派に属します。
「私は悪役令嬢! ああ、ヒロイン入学前に記憶が戻ってしまったわ! 没落は嫌だ没落は嫌だ没落は嫌だ没落は嫌だ(迫真)」
無論このパターンも右派ですね。
発言に注目すると。
1「私は悪役令嬢!」←現体制でウマウマな生活をしている、実家は脱法的な財を得ているが本人にはあんまり関係ない、だが現体制の枠組みの中で私服を肥やしているので右派。
2「没落は嫌だ」←変革を嫌がっている、現体制での自己の権力保持を第一に行動すると言う意識表明、貴族などの政治家だったら物凄く政治家らしい言葉。
3「(迫真)」←本人にとっては冗談じゃない状況。
これも前述とはちょっと違う右翼ですね。
チーレム君は持たざる者、悪役令嬢は富める者、前者は体制の中で成り上がろうと努力し、後者は自身の財を維持しようとしていますね。
どちらも現在の法律に従って、思考を組み立てて、財を得ようとしています。現体制の法律を尊重しつつ、自己の利益を追求する。これが解り易い右向き主人公達です。
「俺は古武術やってた系主人公! 封建制の世の中に召喚されたけど、国民が可哀そうだぜ! 俺がこの国をぶっ壊して皆を助けちゃうんだぜ、亜人も助けちゃうぜ☆」
これはまんま左派です。
発言からは、
1「封建制の世の中に召喚されたけど、国民が可哀そうだぜ!」←国民が貧しいのは農業技術が発達していないからと言う現実が見えていないが、体制を変えて国民、または自分の利益の為の行動(封建制がヤダ)をしている。
2「俺がこの国をぶっ壊して皆を助けちゃうんだぜ」←武力による革命を起こそうとしている時点で極左。
3「亜人も助けちゃうぜ☆」←星がうざいのは置いといて、今までは食糧問題などで受け入れられなかった多民族を自国民へと編入しようと考えている、革新的な思考なので左派。
典型的な左派主人公です、類似品に毛沢東とかヨシフ・スターリンとかが居ます。基本的に現政権を打倒して権益を持っていた者達から権益を奪うのは左の特徴です。
理由は貴族が財を持ちすぎて居るとか、富が一極集中し過ぎて国民が餓死しまくっているとか、俺が権力握りたいとか、そんな理由で左派は革命を起こします。
このパターンは一応、国民にはプラスになったり、マイナスになったりします。
そろそろ面倒になってきたので、総括すると。
右向きは
1現体制の中で生きようとしている。
2不満があっても解決策は過去を参照する。
3自身の利益は大事。
4むしろ現体制は俺の味方。
こんな思考が垣間見えます。
大日本帝国やナチス党は立派な独裁系右派政党です。保守派とは過去の栄光に縋りつく者達、縋り過ぎて昔に戻しちゃった系(あくまでも系、要するにそれっぽいだけ)政党ですから。
左向きは
1現体制で生きる事は出来ないと考えている。
2不満があるから新しい事にチャレンジする。
3自身の利益は大事。
4人類が繁栄するのには新しい耐性が必要だ。
こんな思考が垣間見えます。
中国共産党もソビエトも大虐殺を自国民に対して行いましたが、左翼政党は悪い所ばかりではありません。
ブラジル等の国家も左翼政党です。
とどのつまり、現代の政党でもなろう主人公達でも、独裁しなければ悪い事にはなりませんよ。って事です
如何でしたでしょうか?
こう言ったエッセイを書くのは初めてなので、まとまっていません。
質問などがありましたら、感想欄でお願いします。