2話 自分への失望
衝撃的すぎて、目が覚めた。
シノさんがこちらによってきて、私に大きな布を被せた。
えっ、私、さっきまで裸だったの……。
恥ずかしいのだけど…。
まぁ、仕方ないか。見られてしまったが。
にしても、今の私の体は17歳ではないらしい。12くらいかな? 鏡がないのでわからない。
状況を整理すると、見慣れない場所にローブを着た人が円形に私の周りを囲んでて、30人くらいかな。
で、派手な服装の王様がいる感じ?
だとすると、ここは城の中なのかな?
まぁ、日本じゃないことは確かだろうね。
だとすると、推定、異世界ってところか。頭おかしくなっちゃったのかな、私。
ヒナ、早く私を起こして。
「あなたの名前を教えて?」
シノさんが聞いてきた。
やっぱり、状況的に、召喚されてすぐの状態なのかな。
王様の名前から予想するに、レセニアが苗字? なら、それに倣うべきでは。
「私は、ミカ、ミカ・タチバナです」
「では、ミカ、これに手を触れてみて」
シノさんは、金属のプレート?みたいなものを差し出す。金属は見る方向によって色が変わっている。
触れてみた。冷たい。
「ステータスが見えるでしょう? あなたのスキルを教えて?」
ステータスとな。あー見えたよ。読み上げればいいのかな?
「見えたら、読み上げて?」
「はい、えっと
ミカ・タチバナ
職業:勇者、農民
スキル
・栽培:Lv.1
・収納 」
「……?」
無言やめてね。
「はい、以上がステータスですが」
「この国はもう終わりだ……。」
王様!?
「エル、良くないわ」
「そうだね、すまない」
「ミカには、この国の現状を話す必要があるわ」




