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断罪者 零 〜月光の機神〜  作者: 佐脇(吐血)
序章
1/12

断罪者(ジャッジメント)

光がある所、必ず闇は存在する…。

両者は均衡状態を保とうとしている。

しかし、闇は常に光の方への侵食を狙っている。

また、光も常に闇を滅する機会を窺っている。


光が闇を支配した時、秩序をもたらすが、自由は消失する。

逆に闇が光を征服した時、自由をもたらす混沌を呼び起こし、秩序は役に立たず。


この両者の均衡の崩壊は即ち世界の崩壊と同義…。


この記録は均衡を保つ力を手に入れし者、断罪者(ジャッジメント)達について記したものである…。

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