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④自律Ⅲ
……んー。よく解らないことを書き込んでいますね。私自身そう思うのですが、そういった思いと、自らの創作の弱いところを重ねて、なんだかひどく隙間を見たのです。
……私が物語にのめり込めない理由の一つにその隙間があるような気がしていて、その言葉のたった一つの隙間を隔てているものが『自分の為に書く』『息をする為に創作は道具として使っている』という言葉であって、それが私を留めていたような気がしてならなくなったのです。
私がエッセイを書いていた時、あんなに一生懸命だったのは、私が目の前のあなたに向かって書ききらないとと思っていたからです。……でも、エッセイを止めると、そこには、自身の為に向ける創作で、それはそれですごく面白いですし、楽しいのですけれど、やっぱり何かが違います。