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この世界は殆どの場合色によって優劣がつく  作者: 道端の小石
プロローグ
2/6

全テノ元凶

プロローグその二です。

 大きな草原が広がり夏だというのに遠くの山々はまだ雪を被っている。

 その美しく壮大な景色は関係がないと言わんばかりに二つの軍隊が向かい合っている。

 その軍隊が雄叫びを上げ互いにぶつかり合う。人、馬、魔法が入り乱れ炸裂し死んで逝く。

 そんな中、戦場の高台にある王の陣地の中にある馬車の荷台の中に居た『少女』は目を覚ます。その隣には『少女』の母親が警戒心を解かずに『少女』を優しく見守っていた。

 『少女』は今の状況が分からいらしい。母親にその旨を伝えると。「大丈夫、私が守るから。」としか返って来ない。

 馬車から外を見ようと荷台の後ろに行こうとしたら「駄目!大人しくしていなさい。」と、留められた。 

 返事をし大人しく母親の膝の上で座っていたが何時の間にか寝てしまったらしい。とっくに日が暮れていた。「今日はよく頑張ったわね。今はお家に帰っている途中よ。」と母親が話してきた。暗闇の中を松明を頼りに軍が帰路についている。『少女』はまた眠りについた。

 朝日が昇りラッパの音で『少女』は目が覚める。何時の間にか街についたらしい。夜中移動しなければこの時間につく筈が無い。しかし、兵士たちは意気揚々と、堂々と歩いている。

 門が開く。大歓声が街中に鳴り響いていた。『少女』は一瞬にして笑顔になる。

 そんな中、路地裏にフードを深く被っている人を目にした。『少女』は気になりその人をずっと目で追っていた。するとその人はこちらを見た。

 見られる位慣れているのに『少女』は驚いた。目が合った時に『少女』は『少年』と共通点を直ぐ様見つけ出した。どちらも《黒目》《黒髪》だった。

 目が合ったのは一瞬だったので直ぐに『少女』は『少年』を見失ってしまったが、『少女』はまた『少年』に会えると思った。

 

 見苦しい文章ではありますがここまで読んでくれてありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

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