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世界はこんなにも

作者: 逢沢 雪菜


毎日自転車で通ってる道の、いつも見てるはずの風景を、今日はなんとなく眺めてみた。


夜の景色は真っ暗だけど、いろんなものが照らしてくれてたんだ。


遠くに見える街の明かりは、キラキラと輝きを放つ。

不規則に並ぶ民家の、窓から漏れる電光は、私が進む道を照らす。


空に見える星は少ないけれど、きっと星達は私を見てる。


ミュージックプレイヤーからは、お気に入りのミュージシャンが歌う歌。


車道をたくさんの車が通っていって、同じくらいの街灯も、家の電気や星と一緒に私の前をしっかりと照らしてる。


あの人は知ってるかなぁ?


世界はこんなにも素敵だということを。

世界はこんなにも美しいということを。


あなたを想っていたから、こんな景色に気付けた。

こんな世界に気付けた。


だからこそ、決して世界が私を祝福しなくても、私はあなたを想い続ける。


あなたは知っていますか?


世界はこんなにも素晴らしいんだってこと。


青春って素晴らしい。

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― 新着の感想 ―
[一言] 泣いた(;Д;)!! もう、超泣けたっっ!! すっごく、すっごく、 いい作品だと思う!! お気に入りしとくっ=З
2012/03/23 16:11 退会済み
管理
[一言] 誰かを想っている時って、不思議と周囲の美しさに気付きますよね。 それだけその想いが純粋だからでしょうか。 それでいて、物事にも妙に敏感になったり。
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