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抹茶小豆の○○文字小説

200文字小説 娘よ2

作者: 抹茶小豆

突然に降り出した雨は、しばらくやみそうにない。

雨宿りにはいったカフェでコーヒーを飲みながら、彼女はバッグから携帯を取り出した。

夫に車で迎えに来てもらおう。

短いコール音の後、受話器の向こう側で愛する娘の幼い声がする。

「はい、もしもし…」

これもわが子の成長を知る、いい機会かも。

そう思って彼女は、他人のふりを決め込んだ。

「もしもし、ママいる?」

「いりません」

そんな娘の即答に、母は少々複雑な面持ちである。


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― 新着の感想 ―
[一言]  失礼しますm(__)m  楽しく読ませていただきました。  最後のオチにくすりと笑ってしまいました(^O^)  楽しい作品をありがとうございます。
[一言] 娘さんの一言が笑えました。 もし自分がこんな事を言われたら、ガクッとくると思います。 これからもがんばってください。
2010/05/04 13:02 退会済み
管理
[一言] 笑ってしまいました笑 しかも即答って大笑 きっとそのあとすぐ、母のメンツにかけて一度TELを切ったに違いありません笑
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