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どこかで見たことある恋愛もの

作者: なむ

オムニバス形式で書いていく予定です。

構想では今回が前編、中編、後編と続いていくことを想定しています。

自信がないので短編で続きを書いてみます。

入学式当日、講堂へ向かう道すがら綺麗な黒髪に長髪、背丈は女性の中では高身長。スラリと伸びた手足は白く綺麗で後ろ姿だけで目を惹かれた子がいた。翌日の初登校日、校舎前に張り出されたクラス表を確認して教室に向かうと入学式で見かけた彼女がそこに居た。一緒に入学した友達らしき人の話を少し気だるげに聞いている様子だった。後ろ姿も綺麗だったが目鼻立ちも整っていて、特に目元には力強さがありこれが所謂クールビューティーですと言われるとなるほどと納得する容姿だった。あまりジロジロ見るのも良くない。黒板に目をやると座席表があった。

「えー八女は...」

振り返り席を確認。自分の席はクールな人の前の席でそこに先客がいた。さっきは気を取られていたけど、こちらの子は対照的でどちらかというと可愛い系で元気なイメージだ。とりあえず席に向かい、声を掛けたがちょっと変な声が出た。俺の中の思春期よ鎮まれと思い恥ずかしくなる。

「ん...?あー...。日奈子そこの席。」

「あっごめんねー。」

一瞬訝しげだったがすぐに意図を察してくれて素直に助かった。席につくと日奈子と呼ばれた子は何故か俺の横の席に腰を下ろしていた。

「初々しいねー。女子に声かけるのは初めてかい?まぁこーんなに可愛い子とべっぴんさんならしょうがないかー」

そしてイタズラっぽくそう話しかけてきた。

「日奈子失礼だろ。ごめんこいつには後でキツく言っておくから」

そうフォローしてくれた。なんだこの美人完璧かよ。ただやられたままではなんとなく負けた気がするので反撃してみる。

「そうそう美人が好み。」

「ほー、この私を差し置いてこちらの弓月 満をご所望ですかい。お目が高いですなぁ。しかしお客様こちらは一点ものでして...」

「金はいくらでも払おう。幾らだ?」

「プライスレスですぜ。お金ではどうにもならない事も世の中にはあるということを覚えておきな」

「くそっ...俺はどうしたら...」

「そんなあなたに耳寄り情報、今目の前にいる可愛い飯田 日奈子ならスイーツ奢るだけでデート出来る権利が買えますぜ?」

「いやいらん」

「即答だなおい。表出ろ。」

怖っ!商人口調から始まり、急にヤンキー口調でハイライトが消えた目でそれ言われるとマジで怖い。顔整ってる分余計怖い。

「ふふっ...」

弓月さんだった。下を向いて笑いを堪えているのか少し震えている

「あっ満が笑ってるー。喜べ少年、勝機はある!だが貴様は私を敵に回した。この意味がわかるな?」

「ところでスタベの新作美味しいらしいな、チェリーの酸味が絶品らしい」

「マジか!ねぇー満ー今日の帰り寄ろうよー。」

助かったけどちょろいなー。大丈夫かこの子。

「ふっふふ...それは別にいいけど貴方たち昔知り合いだったとかじゃないよね?」

目尻に少し溜まった涙を拭いながら、そう尋ねられ2人同時に「違うが?」と返したところ、弓月さんの沸点に達したようで悶絶していた。そんな彼女を見た俺はギャップ萌えを初めて理解した。

初日が無事終わり帰り支度をしていると弓月さんと話していた飯田さんが話しかけてきた。毛先が少しカールのかかった髪が揺れて一緒に甘い匂いがした。

「おやおや?もしかしてボッチですか?1人寂しく帰っちゃうのかな?」

「ボッチではない。これはロックだ。1人を満喫しているのさ」

「じゃあそんな君は女の子2人のお誘いを断っちゃうんだもったいなーい。ささ。満あんな自惚れロンリーボーイおいて2人で新作飲み行こ」

「よかったら八女くんもどうかな?」

ホームルームでの自己紹介を弓月さんが覚えてくれてる。素直に嬉しい。俺もちょろいわー。大丈夫か俺。

「弓月さんがそう仰るならエスコートさせていただきます。」

そう言って恭しく礼をする。

「おい」

なんか聞こえたがめんどくさそうなので無視。弓月さんは初めて見た時とは違う柔らかな笑み浮かべていた。

何もおもん無い!

文才ない野郎が書いたものなんで実際そう!(泣

もし感想なんかのリアクションあるとモチベに繋がるので暇で暇で仕方なくこれを読んでくれたそこの優しいそこのあなた!

なんかリアクションか感想くれるとうれしーです_:(´ཀ`」 ∠):

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