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アレン博士の財団職員の日々  作者: 幸霊
日本支部編
2/2

財団の使命と理念、そして異常研究部門

01この作品には造語が含まれます。

2:専門的な用語や理論、独自の用語と理論を含みます。

3:不定期更新になります。

4:誹謗中傷や過度な批判コメントはご遠慮ください。

5:本作品の価値観は完全に創作であり、実在する宗教・法律などとは関係ありません。

6:本作品は特定の思想を推奨、否定するものではありません。

7:本作品には残酷な描写が含まれることがあります。

8:又、この作品は自己満足作品であることをご了承ください。

 …次の日になり憂鬱ながらも楽しみでもあった私は準備だけして早速財団データベースから新人研修を見ると、私含めて28名いるようだ。


 …ようこそWSC財団へ、まず知っていると思いますがWSC財団の基本的な理念からもう一度ご説明します、我々WSC財団は約6268万4460年前に設立され今日(こんにち)に至るまで異常から世界を守ってきました、様々な異常から世界を守り異常そのものを確保し収容すること…何故わざわざ危ないのに破壊などを我々はしないのか、それは次の異常や危機のために研究や異常を保護することによって次に備えたり、異常の理解と応用をするためだ、ただし悪用はしてはならない...我々が確保し収容するのはその悪用を防ぐのも重要な仕事の一つだ、できる限り早期に発見し他組織にとられたときどのように使うかはわからないからだ。

 ここで異常とは何かという疑問が生まれるはずだ、ここで我々WSC財団…いや世界の組織全体での共通認識は現代でも理解できない、解明できないなど…広く言うと原理や法則その他何もかもがわからないもののことをいう...ただし現状我々WSC財団の収容している異常の中には一部解明されたり解明されたものも時に存在することはありうるのだ、その可能性は考えてもらいたい、そしてそのように完全に解明され異常ではなかったObject(オブジェクト)のクラスをnon-anomalous、一部の解明は成功したObjectのことを三つの言い方と略がありPartially Understood(PU),Partially Explained(PE),Limited Understanding Exists(LUE)の三つが存在する、ニュアンスはそのままです、一部の仕組みなどが知識として理解されているときなどに使うのがPU、原因や作用の一部が説明できる状態をPE、実験ができない又は財団が確保や収容が出来てなかったりして情報不足又はその技術開発が出来てないなどがあり影響の理解が一部だけの場合にLUEをつかう。

 さてクラスについての説明をしようか、WSC財団のアノマリーはオブジェクトと呼ばれ略はOBJ、ナンバリングはOBJ-(数字)-(日本ならばJPNをつける)となっている、アメリカならばOBJ-数字-USAと言う表記になる、そしてこのナンバリングは最初に発見された国のナンバーをつけることになっており収容しているエリア又はサイトの国にかかわらずそのナンバーである…これは大切なルールでよく覚えてほしい


 …私はちょっとしたメモをとりながらこの授業を黙って記憶、理解しようと奮闘していた。


 OBJにはクラスがあり収容難易度、危険度、影響力の三つが基本的な指標で他のものもあるがとりあえず全支部共通のものから学んでいただきたい、収容難易度からNewton(ニュートン)Heisen(ハイゼン)、Singularity(シンギュラリティ)

次に危険度から…Anubis(アヌビス)Sekhmet(セクメト)Apophis(アポピス)

影響力はHermes(ヘルメス)Gaia(ガイア)Chronos(クロノス)だ、それぞれ三種が基本的な分類となっている…覚えることだ。

次は財団が警戒してる団体もしくは組織などを紹介します、まず一つ目の組織は世界星々連合、通称GSC(Global stars Coalition)と呼ばれる組織だ、誰が最初に言ったかはわからないが”ライバル”と呼ばれているらしい、実際のところその通りでWSC財団と技術は拮抗しているし活動範囲もその他もろもろが拮抗している…WSC財団と違うことと言えばWSC財団は確保や収容に、GSCは破壊などにそれぞれ秀でている…WSC財団とGSCは共通点がある、確保と収容、破壊は真逆のように見えるかもしれない、WSC財団とGSCは”世界を守る”という共通の理念と使命がある、それ故にたまに脅威に対して協力したりすることがあるその時はもしかしたら君たちも協力することがあるかもしれないな


 GSCはWSC財団と敵対しているけど時に協力もする…確かに”ライバル”というのは言いえて妙だ


 次に…この日本支部含め神国を除く499の国々すべてに”国家安全”と呼ばれる組織が存在する、この国では日本国国家安全部が存在する、ほかにも局など…他にもたまに公安などもいる注意すること。

 ”フィクサーズ”(fixers)とは499の国々に一名ずつ存在する裏から操る側というべきか、そのような存在がいる...フィクサーズは我々WSC財団、GSC、国家安全とその他さまざまな組織がこのフィクサーズを特定しつぶそうと努力しているにもかかわらず依然として他の組織も特定にも発見にも至っていない。

 …百万の組織とは我々のような秘密組織(秘密結社系)ではなく表で活動しているその他その他変わらなかったが数千年前に500の国々と百万の組織と呼ばれる組織が生まれた...これに秘密組織すべてを合わせたものも存在するにはするがそれは全組織(国家など含め)が危機になり共通の敵が生まれ対処するときに限られる、話を戻そう、百万の組織には株式会社に合同会社に財団、社団、NPO、銀行、総合商社…様々な形態の組織が入る、簡単に言えば世界TOP100万の組織だ、ここまでが表でもあること…復習だ、さてこの組織すべては本部・本社の者のみ我々の存在を知っていたり、戦ったり、協力をしたり…裏で活動している、それが今の現状である。


 私にとってこの百万の組織が裏でこのように活動していたりしていたことは想像していなかった、情報は本部の者だけだからか漏れ出ていない、いや漏れ出てもWSC財団やその他組織がもみ消していたのか。


次はこの秘密組織を紹介しようか、”対世界と境界軸”は我々財団と同じく世界の平和を守ることを目的としている、だがこの組織は我々財団やGSCと違い破壊も収容もする組織だ、収容した異常を他の異常を破壊したり他の組織と戦うときなどでも使うため我々とは違う...それ故に敵対している組織の一つだ、そしてWSC財団、GSC、対世界と境界軸の三つ合わせて三大組織又は三大秘密組織という。


 三大秘密組織…か


そして今から紹介する組織合わせて四大秘密組織という、その名は反転世界と境界線という...この組織は最近あまり我々や他組織も会っていないようで現在はどうしてるのかはあまりわかっていないというよりそもそもこの組織に関する情報は双子と言われる対世界と境界軸以外の組織は無知だ、現状分かっているのはこの組織は反転という技術を使って色々しているようだが何一つわかっていない、一人一人の強さが圧倒的に高い、大半は我が物顔でふるまう、そして今は管理監督組織に注意されたらしく管理監督組織には手を出さないようにしているようだ、我々も手を焼いている組織だ、そしてこれ以外に知っていることはないと思われる...これ以外はおそらく詳しい情報を持っている対世界と境界軸だけだろう。


ーー終了


 これを覚えるのは大変だな、確実に少しずつ覚えるかあ…


 メールが届いたので開いてみる、これにどの部門になるか決まるらしい…私はどの部門になるんだろうか?


 アレン様は異常研究部門に配属されます、今後のご活躍を期待しております。


アレン「異常研究部門…か」


 とりあえず異常を研究するってことはわかるけど...まあ部門のところに行こうかな、ええっと場所は...


ーー


 財団施設の廊下は長い、13メートルほど離れた位置に扉、また扉となっていて扉には中央の上にWSCと財団ロゴが並んでいる、そしてそのWSCとロゴの下にworld、secure、countainと書かれている。

 扉は縦横8m、そして廊下含め六角形になっておりその角には廊下を照らす光が出ている、六角形と言っても上と下の角度は緩やかにしてある、扉の厚さは35cmある、扉は加えて壊されたとき魔法科学式のエネルギー壁を出せるようにしているみたいだ、床と天井には真ん中に線があり10cmの幅がある、その線はおそらくエネルギーだろうか流れている、基本的に左右対称に作ってある、扉に書いてあることは仕方ないにせよなぜこのように作っているのだろうか、奇数番目(5,7)間隔でこの左右非対称を意図的に崩しているようだ、その部屋は不規則に5,7、7、5、5、5...とランダムに二つを選び左右非対称に作っている、左右非対称にするときは光の色を片方変えたり、左右どちらかにパイプのようなものを出していたり(パイプのようなものはその辺面を削り見えるようにしている)。十字路も同じようにしている、T字路も同じだがたまに柵がありその中に機械が置いてあることがある、直線の廊下には扉が横についてるときは縦横4mの扉になる。


 こんなことを考えたが私は足を止めて扉に向く、異常研究部門がある、ところに着いた。

 そして私は扉を開けて中に入る。

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