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待ってる  作者: 八坂わう
2/2

解説

解説です

その後私は気絶したらしい。

そして気絶している間に変な夢を見た。


真っ白な廊下のような場所で横たわっている私が見え動けずにいると、向こう側から男の人がやってきて私の側にかしずいて話しかけた。

「ごめんね。血縁者の君しか伝えられなかったんだ」

それでも私の体はピクリとも動かなかった。

内心動揺して体が強張るのを感じると、男の人の顔が近づいてくる。

(え?え?なに…)

そう思った瞬間、男の人の唇が額に触れたのがわかった。

「…これはお礼。もう来ないから大丈夫。またね」

男の人はキラキラとした光に包まれながらウインクして廊下の端に向かって歩いて行った。

そこでハッとして病院のベットの上で目覚めた。

しっかりおでこを抑えて。

たまたま入ってきた看護師に目撃されて、看護師がドクターを呼びに走って行った。

側にいた母が気づいて声をかける。

「起きたの…あら、どうして顔が赤いの?熱かしら?」

遠くで母の声が聞こえる。


…幽霊にでこちゅーされた。


後日話を聞いてみると、あれは私の従兄弟にあたる人らしい。

血縁者だが、生前私たちは会うことはなく従兄弟が行方不明になってしまっっていた。

写真を見せてもらうと、金髪でチャラそうな感じのイケメンの男の人が写っていた。

あのキラキラとした光は金髪だったのか。

私は妙に納得して溜息をついた。


あの後わかったのは、浅田麻里という教師は、昔私の従兄弟の鹿納 啓太を事故で殺してしまったという事。私の中に入った鹿納さんが、浅田先生に「恨んでいない」と伝えたかった事。血縁者の私が浅田先生担当のクラスになって初めて、伝えられた事。


初めての経験でまさか幽霊に憑依されるなんて思いもしなかったけど、私の学校生活は、こうして始まりを迎えたのだった。終。



ぐだくだです。

すみません。

これで終わりますが、話を一つ思いついてしまったので続編を書くかもしれないですね。

読了ありがとうございました。

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