4-9
ヴェスバーナ暦1998年夏期1月28日 昼過ぎ 職人都市グランディア
突発的に現れて、いきなり斬り付け、そして、突発的に去ってしまった辻斬り奏は街中に消えた。
言い知れない虚脱感と疲労感に襲われたユーリは、土砂降りの中をふらふら大通りを宿屋に向かっていた。
怒りやなんちゃらかんちゃらは雨に流されてしまっている。今は疲労感と無駄骨食らった時と同じ感覚がユーリを支配していた。ちなみに、剣は思い出の品として大切に保管してある。
土砂降りの雨が容赦なくユーリに叩きつける。不意に何かに雨が遮られる。見上げれば久し振りに見た傘。柄の部分に沿って視線を下に動かす。
必死に傘をユーリにさそうと背伸びしている、セミロングのチョコレート色の髪をツインテールにした法衣を着た可愛らしい少女がいた。法衣が大きめなのか、少女が小さいのか手が袖から出ていない。
「あの、大、丈夫、ですか?」
少女は、ユーリの顔をうかがいながら言った。何かの打算があるわけではなく、純粋な気持ちから来たことがわかる表情であった。
「あ、ああ、あまり大丈夫、じゃない」
精神的に。剣折られるわ、雨には降られるわ、で精神的にボロボロだ。
ユーリは、そういうニュアンスを込めて言ったはずだが、少女には伝わらなかったようだ。少女的には、雨で色々大丈夫じゃない、と受け取ったらしい。はわわ、とあからさまに慌てだした。
「そ、それは、大変、です。家、近いから、来て」
「お、おい?!」
少女はいきなりユーリの手を引くと引っ張る。そのまま大通りから外れて細い通りへと入る。そこを抜けて、閑静な住宅街へ入った。
そして、2人、ユーリと少女がたどり着いたのは七柱神教の教会だった。
七本の塔が特徴的な教会。その裏手に回る。聖職者の居住の為の寮が二棟。ユーリは、その一方へ連れ込まれる。教会に来た辺りからキョロキョロしだした少女が更に挙動不審になる。
寮のエントランスをそそくさと横切り二階の端の部屋へ入る。入った途端、安心したように少女が息をついた。
ユーリはといえば、いきなりこんなところに連れ込まれてわけがわからない、理解不能状態だ。とりあえず少女の言葉を待つ。
少女はというと、目の前であっちへぱたぱた、こっちへぱたぱたとせわしなく動いている。ユーリは少女に対し小動物のようなイメージを受けた。
そんなことを思っていると、
「あ、あのお風呂、準備、できまし、た。だ、だから、ど、うぞ」
と、風呂場に押し込まれた。
「はい?」
ユーリは、しばらく立ち尽くすしかなかった。
********
しばらく立ち尽くして考えたあと、ようやく状況を飲み込めたユーリは、言葉に甘えることにした。神官なので純粋な好意から来た行為であることはわかっているからだ。
服を乾かすという状況に渡して、風呂に入る。小さかったが、入れないでもなかった。
「てか、情けねえ」
今度からしっかりしようと心に決めて寛ぐ。
やはり風呂は良いものだ。アグナガルドに来てから現代日本の技術などが見えることがある。これは帝都に行けば色々と期待できるのではなかろうか。
しかし、リオンのクランをどうするかなど問題――ともいえないが――があるので、先にそちらを片付けなければならない。
「あがるか」
あまり長く入っているわけにもいかない。雨に濡れた体は温まった。魔法のポーチから布を取り出して体を拭き、予備の服を着て風呂場と脱衣場を出る。
「あ、こ、これ」
部屋に行くと少女がカップを渡してくる。中にはホットミルク。
「ありがとう」
ありがたく受け取ると、少女は安心したようにほっ、と息をついた。
それを飲むと落ち着いた。
「あの、わたしアリエッタ・ハーティ」
少女、アリエッタが言う。ユーリもそれに返す。
「俺はユーリだ。色々とありがとう」
「どう、致しまして」
「じゃあ、俺は行くよ」
あまり長居するのもマズいだろうという配慮だ。
席を立つ。その時、この部屋に近付いてくる気配と足音が聞こえてきた。アリエッタもわかったのか、悪戯が見つかった子供のように慌てだす。
「たい、大変! こ、ここ、だん、し、禁制。こっち」
クローゼットに押し込まれるユーリ。良い匂いに包まれて色々とヤバい。
しかし、男子禁制という言葉からわかる通り、見つかるとマズいことは確か。ユーリもそうだが、理由はどうあれ連れ込んだアリエッタはもっとヤバい。見つからないように気配を消す。ついでに耳もひそめる。
来たのは寮長らしく、そんな声が響いている。ユーリには何の話かまでは聞こえないが、険悪な気配は感じない。
ひとまずは大丈夫だろう。そんなことを思っていると、いきなり肩を掴まれ、後ろへ倒された。衝撃に声を出さなかったのは僥倖だろう。そして、踏まれる。踏まれて喜ぶ趣味はないため、不快でしかない。
何事かと状況を確認する。どうやらクローゼットと隣の部屋は繋がっていたらしい。それ以外には考えられない。そうなると踏んでいるのは、隣の住人ということになる。
見上げれば、法衣に身を包んだ金髪の少女が見える。踏まれているので、法衣の中も見えそうだが、それは言わないでおく。自分から踏まれに行くこともない。
とりあえずユーリが今言うべきは、
「お前は――ぐっ」
「お黙りなさい」
踏みつけられた。強制的に黙らせられる。
「質問はなし、勝手に喋るのもなし、嘘をつくのもなし、それらに違反した瞬間、叫び声を上げてあげる。おわかり?」
頷いておく。少女に自分をどうこうできるとは、ユーリは思えない。しかし、叫ばれでもしたら厄介なので従う。
「理解力があって助かるわ。まあ、あの子が愚鈍な愚か者を連れ込むとは思わないから当然でしょうけど」
それはどうも、と内心で言っておく。
「あなた、それなりに腕はたつのかしら?」
その一言で、また厄介事か、と理解した。ともかく頷いておく。この踏みつけている人、踏まれている人の関係をせめて対等にもっていきたい。
形のよい顎に手を当てて思案顔の少女。依然踏まれたままのユーリ。経った時間は少しだが嫌に長く感じられた。
「良いわ」
ようやくこの状態から脱出か? と思われたが、そうは問屋がおろさなかったらしい。未だユーリは踏まれたままだ。
「ねえ、あなた、私を連れ出しなさい」
「何故だ」
「質問はなし、って言ったけど、いいでしょう。逃げたいからよ。自由になりたいの」
少女曰わく、自分はグランディアでも有数の商家の娘であったが、見目麗しかった為に、貴族のぼんぼんと結婚させられそうになった。それが嫌だったから教会入りしたは良いが、戒律により自由ではない上に、家はまだ結婚を諦めてなかった。
だから自由になるために逃げたいから手伝えということらしい。それぐらいなら少女だけでも可能ではないのかと思うが、辺りの気配を探ると、出るわ出るわ。あからさまに少女を連れ去ろうとするような雰囲気のある気配。隙あらばという奴だろう。
「わかった」
ユーリは了承した。もとより断ることができなかったとも言える。連れ込まれたとはいえ男子禁制の女子寮にいるのだ。一見しただけで、どちらが悪いかは明白であろう。確実にユーリが悪いことになる。なら、受けるしかない。
「じゃあ、行きましょう」
有言実行、即決即断、即行動。足をどけた少女は早速準備に取りかかる。何やらごちゃごちゃとやっていて時間がかかりそうであった。
ユーリは、立ち上がってゴミを払う。それから胸鎧と篭手を装備しマントを纏った。
武器がないのが厳しいため、ついでに新しい魔法を組んでおく。現在組んでいる魔法は火、土、風、水、無の下位五属性による魔法だけなので更に上の属性を組む。今回組むのは金、木、雷、氷の中位四属性、闇、光、幻の高位三属性まで。余裕があるなら時空の極位属性までユーリは組むつもりであった。
今まで組まなかったのは、あまり魔法を多用しないようにしていたためだ。あと、新しい属性魔法の知識がなかったからだ。しかし、今は、そうは言ってられないのと、アリス・イン・ワンダーランドから貰ったマニュアルに書いてあったので、組むことにした。
技能『魔法作成』を発動する。
まずは、火と土の属性を組み合わせで金の属性を作り出す。それから魔法式を魔法円の中に描いて行く。魔法様式を決めて、魔法の形状、魔法効果、魔法効果範囲、魔法発動条件、魔法継続時間を定めて術具にヤキイレをする。
これで一つ。ユーリは、いくつか金属性の魔法をヤキイレをして、土と風を混ぜて木、風と水を混ぜて雷、水と無を混ぜて氷の魔法を作って行った。
「さて、まだ、時間はあるか?」
まだ少女は何かしている。まだまだ時間はありそうだった。
次に金と木を組み合わせ闇を、木と雷を組み合わせて光を、雷と氷を組み合わせて幻の属性魔法を作り出しヤキイレをする。
そして、最後に闇、光、幻を組み合わせることで時空の属性を作り出した。
「ふう、こんなもんか」
魔法が充実した。全部いっぺんに出来たのは流石、神レベルの才能と言える。初めてであったのに身体はスラスラと動いた。もっと早めにやっておいたら楽だったのだが、サボっていたツケだろう。
タイミング良く少女の準備も終わり、早速出発することに。お約束通り窓からの逃亡である。アリエッタには今度会った時に礼をすることにした。
ユーリがまず窓から飛び降りる。問題なく着地に成功した。ユーリの身体能力ならば余裕である。
次に少女が飛び降りてくる。それをきっちり受け止める。
「で、どちらにお嬢様?」
「そうね。西門から外に出してくれれば良いわ」
「了解。しっかり掴まってろよ!」
「――っ!?」
ユーリは少女を抱えたまま跳ぶ。本気になれば少女を抱えたまま屋根の上まで飛び上がってそのまま疾走することも可能だ。その代わり地面にちょっしたと穴が出来てしまうが。
そのまま屋根を飛び移りながら西門を目指す。雨が降り続いており、マントと合わせてユーリ達の姿を人の目から隠していた。
「流石に来るか」
ユーリは背後から追って来る気配を感じていた。
……やれやれ、つくづく厄介事に好かれるみたいだな。
内心でゴチながらもユーリは笑っていた。
「手加減なし。全開でやらせてもらう。あの侍のせいで溜まった鬱憤、晴らさせてもらうからな!!」
襲ってくるので手加減はなしなのだが、そのほとんどが八つ当たりという何ともいえない状況であった。
魔法陣を起動し、魔法陣を展開し、魔法を発動する。
属性は雷。狙いは、追って来ている気配。
「落ちろ!!」
背後に幾つもの雷が落ちる。雨が降っているので威力は倍増だ。しかし、静かなものであった。絶叫くらいあると思っていただけに、ユーリは訝しむ。
「こりゃ、やたら訓練されたのが出てきたな」
叫び声をあげないように訓練されているようだった。だが、戦闘不能には追い込んだようで追って来る気配が少なくなった。
ユーリはどうやら、本気で八つ当たりしても問題ない奴らだと判断する。
「おっと」
ユーリの眼前をナイフが通り過ぎる。
見えた。同じ様にマントに身を包み顔を隠した追跡者の姿が。再び魔法陣を起動する。今度は、雷ではない。今度は氷。魔法陣が展開し、魔法が発動する。冷気があたりへと広がった。的確に、それは追跡者の足を凍らせる。
動きを止めたら攻撃あるのみ。再び雷を落とす。追ってきていたのはある程度この魔法によって追跡不能へと追い込むことができた。
「さて、大丈夫かお嬢様」
「ええ、大丈夫ですとも、ええ」
「それは上々、もうすぐ西門だ。だが、まだ厄介なのが残ってるからしっかり掴まってろよ」
ユーリは走るスピードを上げて一気に助走を付けて跳ぶ。城壁を飛び越えるにはまだ足りない。あろうことかユーリは壁を走った。
「あ、あんだねえええ!?」
「やればできるもんだな」
そんなことをのたまうた。だが、無事に西門を突破することに成功した。西門から外は森が広がっている。待ち伏せならここだ。
「よっと、あまり俺から離れるなよ」
「…………わかっていますわ」
「さて、そこらに隠れてるの。出て来い」
「お気づきでしたか」
木の影から長身の老執事と数十人ものメイドたちが現れた。
「ああ、あんたの部下はやらせてもらった」
「構いませぬ。あれらはどこの馬の骨とも知れぬ者たちで御座います。いくら犠牲になろうとも構いませぬ」
「そうか」
「はい、それよりもお嬢様。お迎えにあがりました。さあ、お屋敷にお戻りになりましょう。アルベルド様も旦那様もお待ちです」
「いやよ! 私は自由に生きるのよ! あんな奴の道具にされてたまるもんですか!」
「ならば実力行使となりますが、よろしいですかなお嬢様」
「できれば勘弁してほしいな」
「それはできかねます。残念ですが、あなた様もここで消えていただきます」
パチン、と執事が指を鳴らすとメイドたちが、ロングスカートを翻し向かって来た。すかさず数えたところ、その数は20名。圧倒的な差がある。
だが、ユーリはフードの下で笑っていた。
「巻き込まれたとはいえ、死にたくはないんでね。悪いが、手加減は、なしだ! 恨むなよ!」
まずユーリは、突っ込んで来たメイドの腕を掴み、掛け値なしの全力で投げる。投げられたメイドはそのままぶっ飛んで行き木を10本以上叩き追って止まった。これで1人。
次にナイフを持って突っ込んできたメイドのロングスカートを踏む。メイドは前につんのめる。ユーリは、襟を掴みそのまま背後へと押した。背後から突っ込んで来たメイドに、ナイフがちょうど突き刺さる。ユーリは襟を掴んでいるメイドに拳を叩きつける。地面に陥没した。これで3人。
「流石に多いな。間引くか」
戦闘前に、予め起動しておいた魔法陣を展開し魔法を発動させる。属性は木。地中より生じた木の音がメイドを貫いた。これでも10人倒した。
「おっと」
メイドが振るう剣の斬撃をかわし、カウンターとして拳を叩き込む。骨の折れる音が響き、メイドは剣を取り落とす。ユーリはその剣を蹴り飛ばした。その剣は、剣を振りかぶっていたメイドに突き刺さった。これで12人。
「ちょうどいい、貰うぜ」
ユーリは、剣が突き刺さり木に張り付けにされたメイドが落とした剣を奪う。
教会による装備登録は、アグナガルドにもあるが、やはり所有者が死んだら効果は切れる。そのため武器は奪える。
その剣はクレイモアと呼ばれる長さ120cm、重さ3kgの広刃の十字剣であった。
本来は両手で振るうべきそれをユーリは片手で振るう。続けざまにメイドを2人斬り伏せ、1人を叩き斬った。
これで15人。メイドは残り5人。仲間が15人もやられては流石に躊躇う。クレイモアを片手で扱うような実力者なのだ。たじろぐ。
だが、退くことは出来ない。執事の命令は、旦那様の命令。命令には絶対の服従を。旦那様には全幅の信頼と忠誠を。メイドは主の手足であり道具。ならば、命など惜しくはない。
一斉にメイドがユーリへと殺到する。ユーリは静かに剣を構えた。剣身が輝きを発する。それは戦技の発動を表す光。
刹那、衝撃波によって5人のメイドは吹き飛び木々に叩きつけられた。動ける者はいなかった。
これで20名。メイドたちは、全滅した。残るは、老執事だけであった。
「何と嘆かわしい。旦那様のメイドともあろう者たちが、何と無様なことか。旦那様に顔向け出来ぬではないか。ああ、何たる不敬、何たる不忠、何たる不信。よもやどこの馬の骨とも知れぬ者の為に私めが相手をすることになろうとは」
嘆かわしい、と言った風で執事は革の手袋をはめる。
その瞬間、ユーリの身体に切断が走る。執事による、鋼糸を使った切断であった。
「これで――」
「おしまいなわけないだろ」
「なっ――がっ!?」
「えっ?」
執事が吹き飛ぶ。執事が立っていた真横にユーリがいた。斬られた跡はない。
「まさか!? 幻属性の魔法か!?」
そう、執事の鋼糸によってユーリを切断したように見えたのは全てユーリによる幻属性の魔法であったのだ。
「幻属性の魔法で作ったスクリーンに俺の姿を投影したまでだ。単純なだけにわかりにくかっただろ」
実力者そうな執事が騙されたのだから、効果はかなりある。ただ、一度しか使えない。だが、使えるな、とユーリは記憶した。
「小細工で御座いますな。もう、通用致しませぬ」
執事が腕を振るう。鋼糸が地を走り、倒れているメイドへと向かう。その様子は、さながら人形劇で人形を操る人形師のようであった。
操りメイドがユーリへと殺到する。斬っても操られているため意味を成さない。
「なら……」
戦技篠宮流剣術奥義『百花繚乱』。
一瞬のうちに、法則を超えて、理を示す百を超える鋼の剣閃が煌めく。メイドだけでなく鋼糸ごと全てを斬り裂いた。
「ふう、まあ、こんなものか。さて、執事、まだやるか?」
「確かにあなた様には勝てないようですな。しかし、だからと言って旦那様の命は果たさねばなりませぬ」
ユーリはやれやれと言った風に肩をすくめる。旦那様とやらのことはわからないが、それだけの忠義を持つ執事やメイドには興味が湧いた。もし、雇うようなことがあれば、それくらいの忠義を持つ人材が欲しいとも。
ユーリはクレイモアを構える。執事は腰に差していたサーベルを抜いた。
サーベルは、刀に分類される片刃の武器だ。敵を斬る為の刀として西域で発達してきたものである。
先に動いたのは執事であった。大きく踏み込み、サーベルを振るう。ユーリは、それに合わせてサーベルの軌跡にクレイモアを置いた。
クレイモアは両手用の剣である。重くリーチがある。つまり、それだけ頑丈でもあるということ。
結果、サーベルはクレイモアを斬ることは出来ず折れた。そのままユーリはクレイモアで執事を斬り、執事は倒れた。
「ふう、終わりだ。おーい、お嬢様、無事か――って、おい……」
振り返ると見知らぬ男とイチャラブ、自分たちの世界を繰り広げている少女がいた。自分が執事とメイドたちに八つ当たりをしている間に何をしているんだ、と激しくツッコミしたくなかった。
せっかく八つ当たり出来て割りと気分が戻って来たのにまた萎えそうになる。
「あ、終わった? はい、これ。じゃあ、私は行くわ」
何やら指輪のようなものをユーリに投げ渡し、さっさと2人で行ってしまった少女。またも、何とも言えない気持ちにさせられたユーリはトボトボと宿屋に帰るのであった。
――実力が上昇しました――
――現在の実力は4100です――
――技能『鷹の眼』を習得しました――
――技能『跳躍』を習得しました――
――技能『壁走り』を習得しました――
――技能【魔法】『雷属性』を習得しました――
――技能【魔法】『氷属性』を習得しました――
――技能【魔法】『木属性』を習得しました――
――技能【魔法】『幻属性』を習得しました――
――技能の熟練度が上がりました――
――戦技『嵐閃脚』を習得しました――
――派生技を習得しました――
――戦技【嵐閃脚】『鑢』を習得しました――
――クレイモアを取得しました――
ちょっと、超展開だったかな? と少し不安です。
補足説明
技能と戦技ですが、実力上昇では覚えることはないです。
技能は、その技能を習得したり条件に合った行動をすれば追加され、戦技は技能の熟練度上昇によって新しく覚えます。
一応の補足説明。
感想、評価などなどお待ちしてます。
次回も宜しくお願いします。




