復讐の始まり
残酷な描写があります、しかも次から一気に増えます
苦手な方は閲覧を控えてください
皆さんは人はなんのために生きると思う?
いきなり哲学みたいなことを聞いて申し訳ない
はい、少し考える時間をあげよう
終了、みんな思いついたかな?
もちろんみんな意見は違うだろう
人のために生きるだとか幸せになるためだとか
有名な映画では幸せだと感じるために生きるなどと
言っている
だけど、一つも幸せがない人生だとしたら?
少なくとも俺は今に至るまで幸せだと感じたことは無かったね。
そんな俺の人生を語ろうと思う
少々長いが聞いてくれ
「ハヤト!早く起きなさい!」
朝から母の怒号が聞こえる
今日も一日が始まってしまう
俺の名前はハヤト、小6だ。
俺はただの平凡な小学生…ではない
いじめられっ子だ
朝は母に起きろと怒鳴られる(パンチと蹴り付き)
そう、俺はいじめられっ子であると共に
母に暴力を受けている。
1回に降りると母は煙草を吸い、録画したドラマを見ている。
母が俺が来たのに気づくと舌打ちをしながら
俺にロールパンを投げた
その後、母はいきなり外に出てしまった。
どうせあのクソ男とどっか行くのだろう。
母は16歳の時に付き合ってた男に妊娠されたのだ
若かりし頃の母は「子育てなんてヨユーw」などと
言ってたらしいが子育ての予想以上のキツさに
ストレスが溜まっているんだと思う。
そのくせ元凶の彼氏とは別れないしな。
その後母は遺産などを使い俺をここまで
育たせやがった。
そして遂にストレスがMAXにまで達し、
俺に日々暴力をあげている。
そのせいで俺の体はあざだらけだ。
そりゃ学校でいじめられる訳だ
さて、ロールパンは食べ終わったし学校に行こう。
ちなみに持っていくものはない、というか前まであった
教科書はすべていじめっ子の主犯格に捨てられた
空っぽのランドセルを背負って外を出た。
通学中、低学年に
「あ!いじめられてるおにーちゃんだー!」
「きもちわるーい」
などと指を刺される
グッと堪えながら学校に向かう
ほかの低学年に転ばされかけたりされたが
なんとか堪えた
そしてやっと学校に着いた
学校の玄関ではクスクス笑われるし、
教師は俺だけにあいさつを言わない
(言って欲しいわけではないが)
さて、ここが鬼門だ。我慢しなくては。
教室の扉を開ける。
目に飛び込んで来たのは拳だった
突然殴られた俺は綺麗に後ろに倒れてしまった
その瞬間響く笑い声
「うっわ!ダッセー!!www」
「これだからやめらんねぇよ!w」
これはまだマシだ、酷い時は金玉に
蹴り入れられるからな。
何事も無いように自分の席に座る
机には線香と花が置いてあった
何事もなかったかのように線香と花を片付けた
俺は正直家の中よりも学校にいる方が
ダントツでキツい
その理由はもちろん嫌がらせ
だけどとんでもなくタチが悪い
今から5個紹介しよう
1 突然廊下で本気の腹パンを入れられる
2 授業で挙手しても必ず無視される
3 トイレの床を舐めさせられる
4 掃除用具入れに閉じ込められる
(1時間目から6時間目までずっと)
5 爪をすべて剥がされられる
他にも数え切れないほどある
とにかく俺をいじめたいようだ
なので俺に休みは無い、授業でもいじめられるし。
休み時間でも
給食でも
放課後でも
その日はいつも通りいじめられて終わった。
ここまで冷静に喋ってるけど
実はすごく怖い
助けて欲しい
誰でもいいから
でも
そう言っても無駄だ
俺を助ける人
そんな人はこの世に存在しない
ひとりぼっち
ただ他の人のおもちゃになってるだけ
この苦から抜け出したい
死にたい
だけど怖い
俺はどうすればいいんだ?
俺は悪くないのに
あいつらに何もしてないのに
そう思ってたらいつの間にか家についてた
それと同時に、大粒の涙を流していた
決心した
もうこの世界におさらばしよう
天国に行けるといいな
本当は電気使っちゃダメだけど
今日ぐらい使っていいだろう
そうして俺はこっそり母のタブレットを
使って動画サイトを開いた
色々探してると、とある映画に出会った
なんだこれ、ちょっと気になるし見てみるか
その映画は復讐劇のような映画だった
だけどストーリーは結構普通
面白くもつまんなくもない
だけど
ふつふつと怒りが湧き上がってきた
なんで俺が死ななきゃならない?
なんであいつらは堂々と生きてるんだ?
なんで俺はクソ親の奴隷になってるんだ?
全てあいつらが悪いのに
俺の怒りは頂点に達した
やっぱり死ぬのはやめた
あいつらを消してやる
つづく…
アイデアが溢れてくるもんげーです
シリーズ作品2個めです
というかゆっくり日記もエピローグしかないのにこの投稿ペースでいいんかね?(だめ)
ちなみに次からかなり残酷な描写が出てくるので気をつけてくださいね
ほいじゃ!