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アプリコットの世界 #8
今回は、会話文ばっかりですが、ご了承ください。
第八章 穴からの脱出の方法
カケルは穴から脱出するために、ある方法を思いついたのだった。
「そうだ!獣呪から手に入る・・・。なんだっけ?あの・・・。金色のやつ。」
『【金の逆鱗】』
「違う。鍵みたいなやつ・・・。」
『【獣呪の涙】』
「鍵みたいって言ったじゃん。」
『【王法の鍵】』
「あ!それそれ!」
『だが、あれは攻撃系武器だぞ?どうやって使う?』
「えっと・・・(汗)」
『全く。お主は何も考えてはいないのだな?』
「え?そんなわけ・・・。」
『やはりか・・・。』
「じゃ、じゃあ!八文字は何かあるの?」
『お主の身体能力なら出れるのではないか?』
「あっ・・・。」
カケルは自分の能力を考えてなかったのだった。