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11.ジャンネ・クローウェルの疾走

 アレックス・ベイレフェルトは港湾都市にいた。

 久しぶりに訪れるこの場所はあの頃に比べ、随分華やいだ様子だった。

 混血魔族ハーフブリードの反乱軍は弱体化し、徒党と化した森に潜むゲリラとの”小競り合い”程度はあれど、この街は随分平和になったといえる。

 市場ができ、行商人が魚を買い求め、人々が闊歩し、菓子を売る屋台の前には母親に駄々をこねる子供の姿まである。

 アレックスにとって、忌まわしい過去の記憶でしかなかったこの街の変化を見ることができたのは、犠牲になった自分の右手と、そして多くの仲間達の魂の”慰め”になったような気がした。

 荷受ピック予定の時刻にはまだ早かったため、アレックスは屋台の並ぶ港の石垣に腰掛け、漁師が出す露店で買った香辛料と香草の焼き魚を食べていた。

 行きかう人々、賑わう街、かつてはこの場所で多くの血が流れた事実を身をもって知っているアレックスでさえも、この平和な雑踏を眺めていると、なんだか暢気のんきな気持ちになるのだった。

 「麦酒飲みてー」そんな独り言が思わず出た。

 しかし、”仕事の時は”呑まない。コウタとの約束だ。

 アレックスの傍らにあるのは、香の強い茶に砂糖をたらふく入れた、この街の若者に人気の流行の飲み物だった。

 しばらく待つと、湾に黒い蒸気船が入ってくるのが見えた。軍艦ほど大きくはないが、何やら禍々しい雰囲気を放つ。

 隣国の商船。その中でも、”ギルド”が持つ船便だろう。

 荷受ピックする相手はその船に乗っているはずだ。


 「何! 臭いとな?」

 ジャンネ・クローウェルは魔方陣の描かれた机の前で聞き返した。

 『ああ、臭いね。かなり胡散臭い』”スザク”の羽で作られた”ヨリシロ”から聞こえてくるのはアレックスの声だった。

 「どういうことじゃ? 詳しく説明せい!」

 『まず相手が問題だ。一見帝国人に見えるが北方の訛。そして、この季節に”耳が”隠れるフード付きのマント』

 「ダーク・エルフか……」ジャンネは思い至った。耳を隠すのはその特徴的な長さを隠すためだろう。

 『おまけにマントの下には短剣を隠していた』

 「確かか?」

 『ああ、奴ら左手を出さなかった、鍔鳴つばなりを抑えるため握っていたんだ』

 「で、どうした?」

 『一応は荷受ピックした。だけど、明らかにこれは”やばいブツ”だぞ』

 「なんだ?」

 『麻袋から強烈な香草と香辛料の匂い。つまりは……、わかるだろ?』

 「”負の恩恵”か!」

 ”負の恩恵”、そう。それはつまり、麻薬……。匂いの強い香草と香辛料を一緒に入れるのは、カモフラージュの常套手段だ。

 『どうすればいい? なんなら捨てちまうか?』

 「いや、待てコウタに相談をする」

 ジャンネは、すぐに魔方陣に置かれた”ヨリシロ”からコウタに繋がるものを手に取る。

 コウタを呼び出し、その経緯を説明する。

 『確かなのか?』コウタの驚いた声が聞こえる。

 「確信ではない。だがほぼ確かなことじゃ」

 うーん。と言ってコウタは黙り込む。何か考えているようだ。そして、

 『それだけでは決め付けられない。もし間違いだったら? うちは”シンヨウ”を失う』

 「じゃが! もし間違いじゃなかったら? もっと”まずい”ことになるぞ!」

 帝国において、麻薬の流通に関わったものは、その程度がどうあれ”縛り首”だ。

 『すまないが、ジャンネ。この件は君に任せようと思う』

 「な、なんじゃと?」

 『俺は今、特急便ダブル・ラッシュの最中なんだ。あと四半刻は集中したい』

 「だが……!」

 だが、この<ユニコ・メッセンジャー・ワークス>全員の命運がかかった緊急事態なのだ。

 『俺はジャンネがやれると信じて託すんだ。通信終わるよ。ごめんね、少し遅れているんだ』

 そう言って、コウタの通信は切れた。

 ジャンネは、なんだか見捨てられたような気分になった。

 今まで、何か難しいことがあると、すべてコウタが解決していた。それを、急に……、

 『ジャンネ! どうすればいい?』アレックスの声が聞こえた。

 「……アレックス。お主、今どこじゃ?」

 『人気の無い海岸にいる。こんなモノを持ってるのを駐屯兵に見つかりたくないからな』

 「駐屯兵とは、元同僚か?」

 『まあ……、何人かは顔見知りもいるな』

 「悪いがそのうち適当な一人を捕まえてはくれんか?」

 『な……、どういうことだ?』

 まずは時間を稼がねば。ジャンネはそう考えた。


 城下に緊急配備がかかった。

 兵が街はずれにまでその防衛線を広げる。緊急配備がかかると、城下だけでなくその周辺都市上空の翼竜の飛行は禁じられる。

 何年かぶりの緊急配備なだけに、兵士達は色めきたっていた。

 その知らせを持ち帰ったのは、翼竜部隊の兵士だった。

 伝令にはこうあった、『港湾都市周辺で反乱の動きあり。帝都侵攻の可能性大』。

 緊急の伝令兵を駐屯地が飛ばしたのには理由があった。

 街に広がる”噂”。その噂とはこうだ、『森に潜む混血魔族ハーフブリードが勢力を結集し、今夜にも帝都に攻める入る準備をしている』。

 その噂は、一人の兵士により駐屯地に持ち込まれた。

 「今しがた聞いたところによると……」青い顔をした兵士がそう上官に告げたという。

 噂の出所は、もちろんアレックスだ。

 昼からあいている酒場に入り、軽くそのデマを吹聴した。

 そして、街を行く懐かしい顔見知りを捕まえると、

 「おい! あの噂は本当なのか?」と一芝居うった。


 ジャンネは依頼主に連絡をとっていた。

 「……なので、街に翼竜が入れません。少し遅れることにはなると思いますが、必ず届けますので」

 『……知っている。緊急配備だとな。まったく……』依頼人は少し苛立っている。「しかたあるまい。遅れるのは構わん。だが必ず届けてくれ」そう言って通信が切れる。

 ジャンネは依頼主のことをよく知っていた。

 マクモニーグルという名のジャンネの父が贔屓にしている、古物商だ。

 だとすれば、この黒幕は、

 クローウェル家……。

 くそ! ジャンネは歯軋りをしてしまう。衰退よりも、もっと恥ずべき”負の恩恵”にすがる。死の商人に成り下がったか! 父上! 


 エドは相棒の競技用カタツムリ、”ポラプア”を走らせていた。

 アレックスから荷物を”パス”させられたのは、街のもっと手前。「何があっても止まるな」とジャンネからは仰せつかった。

 その目に写るのは、防衛線を張る、いつもより緊張した兵士達の姿。

 「む! MQ<モンスター・キュウビン>だな? 荷物を拝見したい」兵士の一人がエドに声をかけた。

 ポラプアの速度を落とす。しかし、止まらずに告げる、

 「すみません。急ぎなんで」

 「今回はそうはいかんのだ。”決まり”なので協力をしてくれ」兵士は並び歩みながらエドに言った。

 「あの……、僕も”決まり”なので。止まれないんです」エドはおかしな汗をかきながらそう言う。

 「……では、剣を抜くしかないが、よいか?」

 その声を聞いたエドは止まる。兵士もほっとし、止まる、

 が、エドは思いっきりムチを振り下ろした。 

 するとカタツムリが信じられないスタートダッシュを決めた。

 「待てー!」「止まれー!」兵士達が口々に叫ぶ。


 「ハロー、ユニコーン。こちらマジシャン、こちらマジシャン。魚が貝に食い付いた。繰り返す、魚が貝に食い付いた」ジャンネは”ヨリシロ”の向こうにいるコウタに言った。

 『ハロー、マジシャン。聞こえている。貝は”まだ”無事か?』

 「大丈夫じゃ。貝は存外”泳ぎが”うまい」

 『すぐに”ドッキング”位置だ。場所は”朝日のあたる場所”。繰り返す、場所は”朝日のあたる場所”』

 二人は暗号で会話をした。 ”朝日のあたる場所”、それは東の一番門だ。西方から攻めてくるであろう敵に対し、東は手薄だ。

 コウタとジャンネは東の一番門で落ち合い、ある場所へ向かうことにした。

 それは、ジャンネの実家だ。

 ジャンネが先に東の一番門に着くと、やはり門を守る兵士の姿はなかった。

 ジャンネの耳には蹄の音と、猛然と風を切る音が聞こえてきた。

 すぐにコウタも到着した。

 「お待たせ!」

 「急ぐぞ!」ジャンネは息を切らしながら叫ぶ。農場の小屋から自分の足で全速力で駆けてきたのだった。

 彼女の額には汗が浮かび、細い銀髪が乱れ張り付いている。

 「手をかしな」そう言ってコウタはジャンネの華奢な腕を掴み上げる。

 「うわ、思ったより、高いのう……」ジャンネはユニコーンに乗るのがはじめてだった。馬にすら乗ったことがなかったのだから、自分の視線の高さに面食らったようだ。

 「いくぞ。しっかりつかまれ!」

 コウタは手綱を操ることもなくユニコーンを走り出させた。

 「うわぁ!」

 ジャンネはコウタの薄いようでたくましい胸板に背中を押し付けるはめになった。

 ジャンネはコウタの前。そのスピードで、小柄なジャンネが吹っ飛ばされてしまわないためだった。


 その頃、エドは城下を囲む壁、その側面・・をポラプアで駆けていた。

 「追えー! 追えー!」

 兵士達は壁を走ることはできない、かわりに容赦なく怒号と弓矢を放つ。

 壁を走れるのは競技用かたつむりであるポラプアと、その主であるエドの特権であったが。兵士達も必死だ、

 無理も無い。緊急配備の時下において、不振人物を取り逃がしたとなれば、懲罰ものだ。

 「ひー!! ジャンネー、コウター、早くぅ!!」 

 エドは必死で逃げた。


 クローウェル家に到着すると、従者やメイド達が道を阻む。しかし、

 ジャンネの一片の迷いも無い足取りと、人を射抜き殺さんとするほどの真っ直ぐな眼光に慄き、ずかずかと奥の間へ足を進めるジャンネに取り巻くようにして、

 「お嬢様、今は困ります」「旦那様はご不在で……」「お帰りになられた方が……」と言うばかり。

 彼らの苦し紛れの懇願も気にせず、ただ、目的地へと進む。広大なエントランスを越え、螺旋階段を登り、長い廊下を進んだ。

 コウタはただ暢気な様子でそれについてゆく。

 その真紅の扉の前には、銀髪の青年がいた。

 屋敷の中なのにも関わらず、細いサーベルを腰に挿している。

 それを見たコウタは思わず身構えた。

 「久しぶりだねジャンネ。元気だった?」青年は薄い笑みを浮かべながら言った。

 「やあ、久しぶりじゃの。兄上」

 青年の名は、ルドルフ・クローウェル。ジャンネの兄、クローウェル家の"正当"な次期後継者。

 「父上を殴りに来たのかい?」薄い笑みを崩さぬまま兄は聞いた。

 「いや。話を聞きにきた。が……、場合によっては呪い殺してもよいかもな」冗談を交えてそう言った……、

 「そうか……」兄は剣を抜いた。思わずコウタはジャンネの前に出る。が、

 兄はサーベルをそっと床に置いた。それは不戦の合図。そして、

 「それなら好都合だ。早く済ませてくれ」

 悲しそうな兄の横を、まるで無関心そうに通り過ぎようとするジャンネは、一言だけ呟いた。

 「兄上も、”自分の場所”で戦うがよいぞ。存外、いいものじゃぞ」

 ジャンネの小さな声は力強かった。

 コウタは、その兄の横顔をチラリと見ると、泣いているように見えたが、前髪に隠れてよく見えなかった。多分気のせいだろう。

 ジャンネは勢いよく扉を開けた。

 光がふんだんに注ぐ巨大な窓。敷き詰められた真紅のカーペット。

 奥の机には威厳を湛えたシルエットが浮かんでいる。

 クローウェル家、現当主にして、ジャンネの父。先の大戦において、武器や魔具を帝国に売り、”死の商人”と呼ばれた男の末裔。

 そして、平和な世で、ただただ衰退の一途を辿るしかない、それでも過去の栄光にすがる、哀れな”虚栄の王”。

 「なんの用だ? ジャンネ」その男が無関心に聞いた。

 「父上、落ちぶれたようじゃな」

 「なんのことだ?」男の片方の眉がピクリと動く。

 「我が<ユニコ・メッセンジャー・ワークス>には、岩よりも硬い、鋼より硬い、オリハルゴンより硬い、鉄の決まりがあります」

 「だから、なんのことだ?」男は少々イラついた口調だった。気にせずジャンネは答える、

 「ひとーつ! 事故は起こさない。ふたーっつ、仲間を大事に。みっつ! 法は犯さない」

 ジャンネが叫んだのは、コウタが決めた<ユニコ・メッセンジャー・ワークス>の経営理念だった。

 ドンッ! 「だから! なんのことだと聞いておろう!!」ジャンネの父は机を叩き立ち上がった。

 コウタは気づいた。ジャンネのその細い腕が微かに震えている。

 「おい……」コウタは助け舟を出そうとした、

 しかし。ジャンネは言った……、コウタが驚くほど。力強く、

 「違法の疑いがあれば。”コキャク”からは迷わず外させて頂きます。それに伴う”フリエキ”に関して、”ヘイシャ”は如何なる責任も負いません。もしも、違法の証拠、及び確証に値する事実があれば、これを速やかに帝国軍、または皇室に提出・報告します。その場合、”コキャク”の詳細、実名をおおやけにすることはないと誓います。もし、疑いが、我々の間違いであると沙汰がある場合には、速やかに謝意を表明し、”シンヨウ”回復に努め、これからも”ヘイシャ”<ユニコ・メッセンジャー・ワークス>のご贔屓を何卒願う次第であります!」

 静かな時間が流れた。

 ジャンネは、クローウェル家の次女としてではなく、<ユニコ・メッセンジャー・ワークス>の従業員として、ここに来た。コウタにはそれがわかった。コウタのもたらした、”あちらの世界”の言葉と概念を用いて、ジャンネは、今自分の立っている場所を、高らかに宣言したのだ。

 「……帰れ。私は忙しい」男は言った。

 「では! 失礼します」ジャンネは言い。踵を返すと部屋を出て行く。

 「おい」男は窓の方を向きながら言った。だが、それをコウタしか聞いていなかった。

 「なんでしょう?」しかたなくコウタは聞いた。

 「アレは誰だ? 我が娘、ジャンネだとは思えんが」

 コウタは寂しそうな老いた背中を晒す男になんと声をかければよいか思案した。

 「立派な娘さんじゃないですか? そして、同時に俺の自慢の”同僚”です」

 「そうか……」

 扉が閉まる時の、大きな軋みの向こうで男が「”娘”をよろしくな」という声をコウタは聞いた気がした……。


 エドは城下で取り押さえられた。

 総勢、八十を超える兵士が動員され、その身柄を確保された。

 しかし、荷物の中からは怪しげなモノは発見されなかった。かたつむりに積まれていたのは、麻袋に詰まった、香草だけだった。


 「ひどいよ! ジャンネもアレックスもー」そう言うのはエドだった。

 「もし間違いだったら、お前だけでも助けるためだったんだよ」アレックスが言う。

 「さすがに相談はして欲しかったよな」コウタが言う。

 「皆無事だったのじゃ。もういいじゃろ?」ジャンネが言う。

 「よくない! 一番やばかったの。もしかして私なんじゃないの?」クレアが言った。

 ここは<ユニコ・メッセンジャー・ワークス>の”ジムショ”クレア”の農場の中に建てられた小屋だった。

 ジャンネがたてた作戦はこうだった。

 緊急配備がしかれ、城下周辺の街に”翼竜”が入れないことを言い訳に荷物の到着を遅れさせる。

 そして、アレックスは東の山麓に住む老人を訪ね、そこから荷受ピックした香草が詰まった麻袋をエドにパスする。

 ”本命”の荷物はクレアがパスされた。クレアは農場で待機していたのだ。

 そして、ジャンネは実家であるクローウェル家に乗り込んだ。

 その直後から、依頼人であるマクモニーグルという古物商とは連絡が取れなくなった。

 思ったとおりではあったが、それでは仕方がない。荷物を暴くと、やはりそれは二重に包まれた袋。外側には香草、内側には”負の恩恵”つまり、麻薬があった。

 それを、今しがたコウタは皇室に報告してきたばかりだった。


 緊急配備がなされる原因となった噂の出所は、軍にとっても、皇室にとっても不明のままだった。

 そのせいで軍は少々の恥をかいたのは言うまでもない。

 怪しげなMQ<モンスターキュウビン>の少年の城下への侵入を許し、やっとのことで捕らえてみれば、”何も出なかった”。という結果はかなりのお粗末といえた。

 そのおかげでエドには何の沙汰もなかった。これで少年を断頭台送りにでもしたら、帝国としてはあまりに”大人気ない”処置だと、世間に呆れられるのは目に見えている。

 この、謎の”緊急配備事件”については、様々な憶測が巷を賑わせた。

 やれ「混血魔族ハーフブリードの反乱の予兆だ」。やれ「隣国の陰謀だ」。やれ「魔王の復活だ!」と眉唾なものばかりの中に、「実は、今回の事件は、あの<ユニコ・メッセンジャー・ワークス>が関わっている」という、何故か的を得たものが紛れていたのは世の不思議としかいいようがない。

 しかし、その真実を知るものはこの世に僅かだ。その者達がそれらの”眉唾”を耳にする度、ひやひや、ドキドキしたのもあっという間だった。

 知らん顔で、でも確かに時は流れ、時間は僅かな記憶だけを残し、人々は日々に追われながら暇つぶしに丁度いい話題を取り替えながら、なんとなく過ごしてゆく。

 自分達の仕組んだ”大事件”が、井戸端と酒場から、”ゴミ溜めを失くしたドブネズミ”のようにその影を潜めた頃。<ユニコ・メッセンジャー・ワークス>の面々は確かに流れる時間と、小さな魔術師の少女の溌剌とした声に追われながら、今日も花咲く大地を駆ける。

 「おぬし、今どこじゃ?! あとどれくらいで荷受ピックできる?!!」

 

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