自分のやり方
バタバタしてて(’’師走感満載です!
俺は表に戻って翌朝登校すると宮本を捜した
裏庭に宮本はいた
「あ 宮本!」
「なんですか?」
俺は言いたかった、いや言わないといけない気がした
「すまなかった!」
「え?」
90度の頭を下げた全力のお辞儀
「ちょっとやめてください」
慌てる丸山
「いや 謝らせてくれ!」
「だから何をですか」
「俺は君が優しさを否定したことを安易に拒絶してしまった。」
「はあ」
「俺はまだ正直優しさってモノがわかっていない、固定概念だけで君を否定した、それを謝りたかった。」
「・・・・・・じゃ 先生も同志ですね」
「同志?」
意味は分かってる 自分で言った言葉だから・・・・・・今考えると恥ずかしい
「ええ 私もある人に言われてもう一度考え直そうとおもってるんです」
・・・・
「なにか思うことがあったら教えて下さいね 先生」
「ああ でも俺にわかるだろうか」
「さあ?でもきづいたことを教えてください それでいいです」
「それでいいのかな」
「ええ その方が有体な言葉よりよっぽど役に立ちますよ 先生」
そうなのか それだったら俺にもできるかもしれない
「わかった 宜しく頼む」
「ふふふ あ そうだ先生 お詫びはして頂きますよ」
「え?!」
「こんな乙女を頭ごなしに否定したんだから」
あれ?なんか話し方がえらくフランクになったような
「どうなんですか?」
「まあ できる範囲なら」
「ふふふ じゃ 放課後 新歓祭のクラス会やるので来てくださいね」
「???」
放課後
「皆さんご迷惑掛けて御免なさい」
丸山が復帰して最初のクラス会 雰囲気は最悪 ドンヨリ~
宮本が
「ほら みんなしっかりして今まで丸山さんに任せっきりになってたから、これからは皆でちゃんと協力してやりましょ」
クラスは今だ雰囲気悪いのと新歓祭に消極的なメンバーが嫌そうな顔をしている。
宮本はさらに続ける
「それにね、高井先生が新歓祭で賞とったら 内緒でみんなに食事に連れってくれるって」
おおおおお
盛り上がるクラス 目が点の俺
「なんだ先生話分かるじゃん」
「いや・・・あの」
「なにいくの?焼き肉?」
クラスのモチベーションは上がったが
俺の財力は下がった
「じゃ 先生よろしく!」
宮本がこちらにウィンク
俺苦笑い・・・・・・
ま しょうがないかな勉強代ってことで トホホ
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