就職決まりました?
短編で少し更新です
しばらく歩いたが、なかなか町繋がるような道もなかった、
そろそろ時間的に戻らないといけない時間だ。
すると街道から少し離れたところに、洞窟のようなものが見えた。
あそこならリリーも隠れていられるな。
「リリーこの洞窟で隠れててくれないか?」
「ピー」
了解と言う感じでリリーは鳴いた。
よしそれじゃ戻るか
帰るときは…
どうするんだ…
転送してもらった時に言われたのは、転移と念じればいいと言われたが…
俺は指輪に意識を集中し転移と念じてみた。
すると強い光が俺を包んだ。
次の瞬間、俺は自宅の元いた場所に立っていた。
時間を見てみるともう夜中になっていた。
今日はもう疲れたからとにかく寝よう
プルプル プルプル
ナンダヨー眠いー
枕元に置いてあった自分の携帯が鳴っていた。
「はいもしもし」
「轟だ、準備ができたらこちらに来てくれ、涼風くんをそちらに向かをしたあと30分ぐらいで着くだろう」
「今からですか⁈」
それから急いで家にあったパンを食べ準備した。
ピンポン
「涼風ですけど」
「はい、今行きます」
そして昨日乗った車でそのまま基地へ向った。
施設内を歩いていくと
長官の部屋へと案内され、そこには轟指令がいた。
「朝からすまんな、正式に君の配属先が決まった、君はこれから清水学園にて教師になってもらう」
「は?」
「まぁ驚くのも無理は無い、この学園には裏世界にいく、3人のメンバーが通っている、その3人のメンバーを君は教師としてサポートしてもらう」
俺は一瞬理解できず固まった。
「ええええ⁉︎」
「更に、先日のテストから君が裏世界で短時間ではあるが高いステータスのユニットを動かせることから、君にはプロトタイプを使い彼らの成長を促す役をしてもらいたい」
「どういうことです?」
「うむ 当初われらは裏世界に行くにあたり高い性能を要したユニットつまり疑似体を投入しようと考えプロトタイプを投入したが、MPが足りなかったりし稼働時間が短すぎたり、機体の性能について行けなかったりと
問題があった。
試行錯誤を繰り返してでた結論が、裏世界で成長させ少しずつ強化していくといことだ。
君は当初投入予定であったプロトタイプをテスト時に使いこなせていた、
時間も他と比べれば長い時間稼働できた、そこでその力をつかい彼らのフォロをして欲しい、
ただしあくまでフォロであって全面に君が出てしまっては意味がない、
我らの最終目標は長時間の高性能ユニットの維持であるからして、ピンチ時のみ君を転送しフォロする形を取りたい」
「はぁ」
「なので、君がプロトタイプに搭乗できることは秘密しておきたい」
「はあ…」
この人たちへの不信感に加え話が急展開すぎて…
パニック!
「では、学園に向かおうか」
こうして俺の就職がきまった……⁈