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ダンディ

ふふふ

廃品大いに結構


いくぜ!

全ての再生を司る 巨人よ今こそ現れるとき!

創生 リサイクラー


ふふふ こちらには切り札があるのじゃ!


「リサイクラー片っ端から回収!」

リサイクラーは廃品を片っ端から回収していく

「おお!」

みんなが歓声をあげる

次々に廃品は吸収されていく、そしてリサイクラーに徐々に変化が生じるポンコツだった体が徐々に修復?されてるのか綺麗になっていく

最後の廃品を回収するころにはポンコツから年代物の車のような輝きこそないが見れる感じになっている

今まで試したことなかったが観察スキルでリサイクラーをみると

創生リサイクラー

レベル不明

HP 不明

MP 不明


スキル 擬似レールガン キャノン

NEW 転送装置 無属性魔導器シールド、魔導器バスターソード

魔導炊飯器:ご飯更にパンまでも!

未完スキル:吸収したパーツが不足しているため発動不可

自己再生 :自動にダメージ回復、魔導器ブースター:瞬間的にスピードを加速、魔導器ドリル:魔力を使い敵を貫く


バッドステータス

コア欠損:本来の力を出す為のパーツが不足しており真価を発揮できない。


おお なんかスゲー廃品の中にいろいろ魔導器があったおかげでパワーアップしている!

ただ炊飯器…あれは…


まあ!災い転じて福となす!


「高井大丈夫?」

ファンさん達が心配している。

ああ そうかリサイクラーは負担が大きいと思われてるんだった。

「大丈夫ですよ、それより早く片付けしましょう大きいのはやりましたが細かいのはまだ落ちてますし」

それから各自細かいゴミを片付け始めた。

俺は広場の中央に泉が現れたのでそこを担当した。



「おや?」

泉がある程度綺麗になると泉の中央にラッコの像があることに気づいた。守り神かな?

「ゴミにまみれて大変でしたね」

俺は語りながら一生懸命綺麗に磨いた。


軽く1時間くらい掃除すると細かいゴミの塊が出来たので再びリサイクラーで吸収

新たにスキルゲット

魔導包丁研ぎ

……なんとコメントしていいやら

ウチのリサイクラーが便利道具に近づいていく、そのうち一家に一台みたいなことにならなきゃいいが


まあそれはさて置き一通り終わった頃に職員さんがやってきた。

「!」


「あのゴミの島が」

職員さん達が驚いている。

俺たちはみんなニヤニヤしている

「あなたが新領主の高井さんですね」

「はい、いかがです?改善されたと思うのですが」

「はい、問題ありません 所でこちらの現在の状況報告をお願いしたいのですが」

「え?今さっき領主になったばかりで…」

「記録の継承されてると国より報告は受けています。もし出来なければペナルティーになりますが」

あの国王め!

「通常であれば国、領主両方にペナルティーを与えるのですが、機の国よりこの土地の半独立譲渡手続きが済まされてますので、多大なペナルティーになります。」

あの野郎 お荷物の切り捨てとりりー達ゲットの両得狙いか!

「記録の継承はできてないんです!」

「そうじゃ!」

ファンさん達が抗議する


「しかし国王の捺印があります」

くそー




しばらくの間




「出来ないようですので…」

万事休すか

「ちょっと待って頂けますかな」

俺たちが振り返るとシルクハットに紳士的なスーツとヒゲ、目には片方だけのメガネをした紳士的なラッコが!

「その件はわたしが報告しましょ」

「なんだお前は!モンスター?」

「これは失礼な方ですな、私はあの泉の精霊 あなたがは精霊に喧嘩を売りますかな?」


ダンディラッコ きたー!


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