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偽れないモノ

次回は木曜日位にアップ予定です

あきらかに怪しいミミックがそこにいた

「ミミックってあんな感じなのですか?」

俺はレッドさんに聞くと

「いや~普通は完璧に宝箱に擬態して冒険者を襲うモンスターだからの~、こんな間抜けな感じではないのだが・・・」

慌てていたのかなんなのかわからないが・・・・・


俺は杖を構えながら近づくと


バリバリバリー!

床が抜け落ちた        

マジカ!


これってやっぱり罠だったのか

「だいじょぶ?!」

ファンさんの声が後ろの方で聞こえるが足がハマってしまった。

しかも痛みが走ってることから挫いたか、キズをおったようだ   

ガタン  

やばい・・・ミミックが動いたようだ 

俺はなんとか足を抜くがやはり怪我をしていて立つことができない。 

攻撃されるかとおもい必死に腕でガードするが一向に痛みがない・・・・ミミックの方を見るとなぜか下の上に草を乗っけってこちらに差し出している。

「え?これ攻撃?」

俺は後ろを見るとみんな

 ぽか~ん としている。 

そうこうしていると急に頭に映像?が送られてるくる。

 足がキズついた絵が浮かび次に草を当てろみたいな感じだ、

俺はもう一回ミミックを見ると箱の中から真っ直ぐな瞳が二つこちらを見ている、 

「なんかこの草使えって言ってるみたいなんですが」 

そうするとリーフさんが我に返り

「ふむ ちょっと見せてもらおうか」

ミミックの下の草をみる

「これはやくそうだの」

「え?」

一同 頭に?マークがでた 

俺が

「これを使っていいのかな?」

俺はミミックに聞くと うんっと言わんばかりに瞳を立てに振っている。 

俺はやくそうを受け取り足に擦りつけると若干痛みが引いた 

「ありがと 助かったよ、でも敵助けていいの?」 

そういうとミミックは やばい!という目の表情をして箱を閉じて震えている。 

そしてすみませんというような平謝りしている絵が送られてきた。今回はみんなに遅れているらしく 

みんななんか逆に申し訳ないみたいな顔になってる。 

俺が 

「大丈夫だよ 襲わないから 怪我のお礼もあるしそんなに怖がらないで」

というと箱を開けてほっとしたような目のになっている。

 

それからミミックと俺たちの微妙な時間が少しの間あった


 その均衡を崩したのはミミックだったふと俺たちにお湯ありますか?という絵を送ってきた。 

「ああ お湯なら沸かせばあるぞ」

ライさんがそういうとマジックバンからヤカンと携帯コンロのようなものをもってきてお湯を沸かしている。

そうするとミミックは箱の中をごそごそし袋を取り出してライさんに渡した 

「ん? これはお茶じゃの」

 なんて気の利くミミックなんだろうとみんな関心している。

 俺はミミックになんでこんなとこにいるのかと尋ねるとまた絵が送られてきた 

絵から判断するにミミックがこの世界に出現したのはここより北のダンジョンで冒険者がたまに訪れるダンジョンのようで、

他のミミックと同じように冒険者を待ち構えていたがすぐ見つかって逃げられたり、

襲われたりしてしまい、

(たぶんさっきの感じかな)

傷ついてる冒険者を見ると助けてしまうとのこと

(このように絵を送るやり方もその時覚えたらしい)

そのことにより全然つよくなれず、更にダンジョンのモンスターに冒険者を助けてるとこを見つかり追い出されたとのこと、

あと先ほどのお茶は冒険者が逃げた時に置いていったものを預かっていたり、怪我治療のお礼にもらったものとのこと。

その話を聞きながらみんな

(なんてミミックに向いていないミミックなんだろう)

と思ったのは言うまでもない、なにせ話をしながらお茶がなくなるとすぐみんなのお茶を入れたりと献身的すぎるのだ・・・ 

俺はミミックのステータスをみて更に唖然とした。

ミミック 性別不明 

レベル1 

HP80 

MP10 

スキル 擬態 アイテム収納 


幻想魔法 

テレパス:種族関係なく相手に映像を送ることが可能 


慈愛の心 相手への献身的な精神が回復量を上げる効果 


真実の瞳 相手の真実を見抜くが反面自分も嘘が付きにくくなる 


加護 

天使の加護 あまり不憫に思った天使がほどこした加護 瀕死状態になるとダメージを遮断する結界が発生 


コピー可能スキル 防御態勢維持 


状態 貧弱 


いろいろとつっこみどころが満載だがとりあえずコピースキルをコピーし、みんなにミミックのことを話すと


一同 ミミックじゃないなコレ


だよね…

ミミックの名前が浮かばず悩み中

何か良い案ありましたら是非!

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