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感違い?と無駄は無駄

ユニーク数をみていつも感動してますありがとうございます!

その日の夜は疲れたこともあり裏に行かずそのまま寝てしまった。

そのことが後にあらぬ誤解を招くのだが…


次の日俺は通常通り出勤すると受付のおばさんに呼び止められた。

「高井先生、お弁当届いてますよ」

弁当?まさか宮本の!?

「あの~それってもしかして宮本の・・・」

「そうよ」

あっちゃ~なにがばれないようにやりますだ、おもいっきりストレートにばれてるじゃないか!

「あの あれには深い意味はなくてですねその~」

「まあ 若いんだし」

マジカー話が分かるおばさんみたいだが・・・その情報網は・・・

「自炊とかできないから仕方ないわよね、あそこのお弁当おいしいのよね昔は職員会議とかでも頼んでたのよ」

おや?

なんか話がおかしな感じになってるぞ??

「そのお弁当で宮本が持ってきたんですよね?」

「ええ あの子も家のお手伝いですって偉いわね、じゃ これね」

俺は紙袋を受け取るとその紙袋のロゴには弁当の宮本っと書いてあった。

「あ・・・」

「どうした?」

「いえ!なんでもないですありがとうございました」

ほんとに商売だったのか・・・・・

俺は準備室に入り紙袋をあけると弁当と一緒に手紙が入っており、その手紙よると毎朝受付に渡すのでお代と容器を一緒にしてお昼休み受付に返却してくれとのこと。中身は特製なので他言無用と書かれていた。

しっかりしてるな・・・ほんと

俺 ちょっと どきどき しちゃった・・・ 俺のときめき返せ!とかおもったり・・・グスン


お昼弁当を見ると確かに特製だった・・・・オール野菜のおかず

草食動物か・・・・俺


その日の放課後クラスは出し物の準備が急ピッチで進んでおり、俺は手伝うどころか近づくだけで シャー!と猫が威嚇するかの如くプレッシャーを感じるので、蚊帳の外っす。

まあ 良いけどね!


珍しくマイケルが話しかけてきた。

「先生」

「お、マイケルかお前は手伝はないのか?」

「学生ごっこは勉強だけで充分ですから」

「ごっこ?」

「私にはやらなければならないことがありますので、それより昨日のことはなにか報告は受けてますか?」

「黒い騎士のことか?特にはないが どうかしたのか?」

「なら 良いです、でわ」

「おい、マイケルたまには無駄から学ぶこともあるんじゃないか?」

マイケルは振り向きもせず

「無駄は無駄です」

そういうと出て行ってしまった。



感想ありましたら一言でも、どんな小さいことでも嬉しいですので、是非よろしくお願いします^ - ^

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