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ムジン

PV3000越えました(⌒▽⌒)

感謝

それから2~3時間走ったところに小高い丘があり、その中腹に小さなトリップハウスがあった。

俺たちは休憩がてら立ち寄ることにした。


「失礼するよ」

ブルーさんを先頭に中に入っていく。


「いらっしゃい」

「なにか食べ物と飲み物はあるかな?」

レッドさんが注文すると

「すまないね~近くの村に ムジンが現れて、今物資がすっからかんでね」

「なんと!それは仕方ないの では、すこし休ませてもらえるかな?もちろんお代は払う」

「いえいえ、何もできない上にお代までもらうわけには」

「なに、ムジンでいろいろ被害も多く出ただろう救援金だとおもってくれ」

「すまないね~」


そんなやり取りを目の前に俺はリーフさんに疑問をぶつけた。

「リーフさんムジンってモンスターかなにかですか?」

「まあ そんな様なもんだがもっと性質が悪いの~、お主ムジンを知らんのかな?」

「ええ」

「ふむ、ではちと話が長くなるからそこで話そう」

そういうと日当たりのよいテーブルに促された。

「そもそもムジンはモンスターではないのじゃ、人がつくったものといったほうがいいかの~」

「ほ~人造物ってことですか?」

「まあの、昔この国でライン戦があったのは知ってるとおもうが」

「すみません、よくは知らないので詳しく教えてもらえますか」

「ふむ、それぞれの国がお互いの領土を奪い合ってたころ 人不足、民の流血を防ぐために魔道人形を使い始めたが始まりじゃった。

民が死ぬこともなくなりよかったのじゃが、それはある意味 罪の意識の崩壊を招いた、

盤上のゲームのように誰も傷つかない故に戦争は拡大し、戦の技術者、指揮官はもてはやされ勝利こそ正義と思われるようになった。」

「力の台頭する時代」

「そうじゃ、だがの ある程度お互いの戦力が高まりすぎてお互い手が出せない時代がその後何年か続いた、しかしその仮初めの平和もある出来よって崩壊した。」

「出来事?」

「異界から迷いこんだという人間が現れ、異界の技術 人工脳じゃ、それを今は亡き弱小国であった練という国が、未完成であったその理論を完成させ魔導兵器自身が思考演算する兵器を主軸に世界に攻撃を仕掛け、多くの国が窮地に陥った。」

「それで」

「しかし、人のすることに絶対はない 開発段階でほんの小さなミスがあった、それが原因で暴走が起こり兵器が反乱 練の国は壊滅した、その後 他の国が一丸となって大きな被害をだしながら封じたんじゃ、皮肉なものでその戦いのおかげで今の平和がある。

人間が作った範囲なら人間で処理できるが、その限界がまだ伸びないうちに得た力など結果的には手に追えないものになるのじゃ

その影響は未だに癒えはしておらん、先ほど言っていたムジンはその傷の一つじゃ、世界のあちらこちらに現れ破壊をして回っておる、最近また増えたような気がして気掛かりじゃがの」




俺と同じように裏に来た人間が来て人工AIのようなものが伝わって…

俺はそんな嫌な気がしてしょうがなかった。



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