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赤い光 プロローグ

うぅ…


駅員さんのご好意で駅の長椅子に毛布を掛け寝さしてもらったが、この駅のまわりなんもなく、静かで暗くて…怖い…

とにかく寝よ、寝れば明日になる

寝れん!

寝ようと思えば思うほど!

ドン


なんだか線路の向こう側で音がしたような

動物かな…


寝ようとにかく寝よ!


駄目だ気になる…

閉じまり確認しよ…万が一こっちきたら怖いし…


ドアの鍵を閉めようとドアの前に立つと

線路の向こう側が赤く光っていた


「火事!」


このままだと、こっちまで来るかも知れん!


火には昔父さんがタバコで小火を起こしゲームを燃やされたトラウマがあったので、

過敏に反応してしまう性分な俺は、

消化器と近くにあった懐中電灯を持ち火の方へ走った。


しかし、火事の方へ歩いても焦げ臭い匂いはしなかった、

それどころか赤い光はどんどん小さくなっていく。

そして遂に見えなくなってしまった。


「消えたかな?」


ほっとして帰ろとしたとき、懐中電灯の光に反応してキラッと光ったので近づいてみると…

「指輪?」


俺が近づき 拾い上げよう近づくと懐中電灯の光が照らした先に…


「人?」

「大丈夫ですか?」


男は何箇所も打たれたような跡があり、息も荒かった。


「ゆ…指輪…」


男は虚ろな目でそう言ったので


「これですか?」

先ほどの指輪を見せると


「こ、これだ… うっ…キミ地球を…」

そういうと、男はスマホのようなものを渡してきた。


そして動かなくなった…

頭が真っ白になって動けなくなった。


ガサ

「!?」


何か音が…

震え声で俺は

「誰かいるんですか?…居るなら…」


恐る恐る懐中電灯を向けると…

また一人倒れてる女性が、急いで駆け寄り声をかけた。


「大丈夫ですか!?」

なんだココ!事件現場?


こちらの女性も怪我をしているようだが、まだ意識がはっきりしているように見えるが、

「…君は?どうしてここに」


弱くそれでいて鋭いような目でこちらを見て

女性は喋ったので


「この近くの駅に終電乗り過ごして、んでそこで寝ようとしたら、赤いひかりが見えたので、火事かと思ってきてみたら人は男の人は死んじゃうし、もうわけわからない状態です。」


「隼人は…死んだのね…良かった」

そう言うと意識を失った


どうなってるんだ…

もう訳がわからん…


とりあえず救急車を呼ぼうと携帯を取り出そうとしたとき

「動くな、動けば殺すぞ」


何もないとこから声が聞こえ

次瞬間、俺は意識を失った





一週ごと更新予定です

^ - ^

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