最後とは知らずに
すみません>、<ストーリー的な関係で短いです
とりあえず町の当面の危機は去ったようなので、後のことは村長とヴィリジさんに任せて俺は一度 爺‘S達のとこに戻ることにした
「おう!戻ったか」
レッドさんがマジックバンを運転している
後ろの席にはファンさんがいるようだ
時間はもう夕方だったマジックバンは丁度小高い丘を走っており
そこから眺める夕日はとても綺麗だった
「赤い色っていいわね」
ファンさんがぽつりと呟く
「そうかな?確かに綺麗だけど俺はあんま好きじゃないかな」
「赤い色は私にとって憧れの色、今私が一番欲しい色かな」
「なんで?」
「内緒よ…内緒」
そういってファンさんは悪戯っぽく笑った
そして近場のトリップハウスに到着すると
「レッドさん、町にレッドさんの知り合いが来ましたよ」
「おお、そうかそうか面白い奴だろう」
「なんというか個性的な人ですね」
「あははは、しかしあいつが来たとなると例の装置を実施するのじゃろ」
「ええ、なんか炎を使った装置を」
「そうか、これは楽しみじゃな~」
「ちょっと心配です」
「まあ 大丈夫だろう、そういえば心配といえばな」
そう言うとレッドさんが真剣な顔をして
「この先の町でちょっと怪しい噂を聞いての」
「怪しい噂?」
「ああ、町に奇妙な怪人とも野人とも言われているが人を襲うとか」
「ふむ」
「道中その町をどうしても通らねばならんからの、少々心配ではあるのだが」
「そうですか、用心しないとダメですね」
俺は一旦表に戻ることをみんなに伝え転送した。
「早く戻って来なさいよ!」
ファンさんの声が聞こえた
それが元気なファンさんと会えた最後の日になるとも知らず…
同時進行で><見やすくして 若干修正を加えた
リメイク版を作ってますよかったら見て下さい
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