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海底の王国〈封印編〉  作者: 久世 かやの
「クメカの思惑」
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「クメカの思惑」 12

「はい、私はもういいのです…しかし姫はダメです…せっかく自由になられたのに、クメカ殿を殺してしまえば、転生が遠のきます…」


「そうかもの〜」


ふふふ…と姫は笑った。


すると、ずっと黙っていたクメカが、穏やかな口調で姫に話しかけた。


「…姫、私はこの姿ではあるが、長く生きた…今では、海の長老と呼ばれておるよ…姫が殺したいと言うのなら、気のすむようにしなされ…我が一族の落とし前は、わしが引き受けなくてはの〜?」


「いけません姫…私と一緒に、参りましょう?」


ラギは一生懸命、姫を説得しようとした。


「…」


姫は答えずに、黙っている…


ロイズは光のそばにラギを近づけると、そっとはなした。


「…姫、参りましょう…?」


「…おぬしが、わしとの約束を覚えていたら、聞き入れんでもないがな…」


姫はラギにそう言うと、また黙り込んだ。


「え…覚えていたんですか?姫…願ったり叶ったりですけど、私は…」


「よし…!じゃあ、この国の姫、体を借りるぞ!」


マジェンタ姫はそう言うと、光の玉がフレア目がけて飛び込んで行った。


「え、わたし?!」


フレアが叫ぶと同時に、フレアの意識は別人の…マジェンタ姫のものへと、代わっていた。

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