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「特訓」 2

「…ロイズ、夜遅くにすみません…」


フレイルはソファーから立ち上がると、申し訳なさそうに言った。


「いえ…」


ロイズは胸に手を当てると、略式の挨拶をした。


「実はですね〜ロイズに頼みたい事がありましてね〜」


フレイルの隣に座っていたルドが、話しかけてきた。


ロイズはこの部屋に集まっている、奇妙な顔ぶれを見て緊張した。


「あの…ですね、ロイズ…少し…いえ、かなり危険な仕事を、頼みたいのですが…」


フレイルは言葉を切りながら、言いにくそうに話しはじめた。


「…なんでしょうか?」


「えっと…ですね…」


なかなか言い出せずにいると、イースがわって入ってきた。


「お前に封印の解除を頼みたい…本来なら、子供のお前に頼む内容じゃないんだが、今は適任者が不在だ…危険を承知で頼みたい」


「…どうして、私なんですか?」


ロイズは理由が分からず、眉をしかめた。


「これを見て下さい…」


ルドはテーブルの上に置かれた本を、ロイズが見えるように差し出した。

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