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海底の王国〈封印編〉  作者: 久世 かやの
「宮殿の地下図書館」
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「宮殿の地下図書館」 2

「え?読んでますよ?私…」


「す・すごいです!さすが館長…」


フレイルは感心して、レーンを見た。


「あ、思い出しました…最下層のA8に所蔵されている、古代書です」


「フィル、王印持って来い!館長、貸し出しだ、持って来てくれ」


イースが、テキパキと指示を出した。


「はい、持ち出し禁止の、本の貸し出しですね…」


フレイルとレーンは、素早く行動に移った。





「…という訳で、もしかして、この本ですかね〜?シアン殿…」


ルドは、玉座の間に本を持って戻って来るとたずねた。


「はい、この本です!えっと〜確か、封印解除の方法が…あ、ありました〜」


「もう少しおどろけ…はぁ…どうしてこう、封印に特化した一族は緊張感がないんだ…」


「すみません…」


フレイルはイースににらまれると、大人しく謝った。


「…これは…」


「どうした、ルド」


テーブルに本を置いて、開いたページに目を通していると、ルドが呟いた。

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