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海底の王国〈封印編〉  作者: 久世 かやの
「アルーシャ王国」
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「アルーシャ王国」  6

「せいもんの、ほう〜」


「すぐに行きます…」


伝えるやいなや、すごいスピードでロイズが泳いで来た。


「…クメカ様、ラギ様…一緒に来てもらえますか?」


ロイズはしゃがむと、階段の下にかくれるようにしている、クメカとラギに言った。


「…少年、何かあったのかの〜?」


クメカが、たずねた。


「いえ、私は何も知りません…が、不穏な感じでした…」


「ふむ…じょうちゃん、わしら、じょうちゃんに一つお願いがあるんじゃがの〜聞いてもらえんかの〜?」


「うん、いいよ〜な〜に?」


フレアもしゃがむと、頬杖をついた。


「わしら、というかラギが、人を探しておってな〜じょうちゃんから、陛下に探してくれるよう頼んでくれんかの〜?」


「うん、いいよ〜」


「え、フレア様…そんな簡単に…」


「ほっほっほ〜じょうちゃんは、話が早くてい〜の〜」


「ありがとうございます、姫」


タツノオトシゴのラギが、フレアに深々と頭を下げた。

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