一人旅は唐突に決まるのです。
『私』の旅の始まりの記録です。
よし、一人旅をしよう。
私は、社会人になって、唐突に思い付いた。
友達0。一緒に行く相手なんかいない。だから、卒業旅行には行きたかったけど、行かなかった。
でも、旅行はしたかった。だからこその、一人旅。きっかけなんてそんなもん。
とは言え、旅行とは一人でするものじゃない、が常識の私。それを覆すことは難しい。
う〜。でもなぁ。できるかなぁ。やっぱり止めようかなぁ、でもなぁ。
私の場合、ここからが長い。決めてから、実行するまで、ウダウダと考え込んでしまう。
なのに、
ある瞬間、ウダウダと考えていたことがバカらしくなるくらい、即断即決してしまう行動力。
うん、今度の連休に行こう。
どこにしようかなぁ。やっぱり、初めは、広島かなぁ。
高校の修学旅行は、選択制だった。北海道、長崎、沖縄、韓国。その中から、私が選んだのは、北海道。理由は、至極簡単。せっかくの修学旅行。第2次世界大戦の、勉強に関わりがないところに行きたかった。ただそれだけで決めていた。
でも、時が経つに連れ、もったいなかったかなぁと、気持ちは変わっていた。歴史の成績はいい方ではなかったが、人が生きているという、実感ができる歴史の話し好きな私としては、そこに生きていた人の感覚を味わってみたかった。
うん。やっぱり、一度は原爆ドームは見ておくべきだよね。
そうやって、一番はじめの一人旅の計画は、始まったのだ。
お読みいただきありがとうございました。




