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2/8

戦闘員とステータス

お読みいただきありがとう御座います

★★★★★


名前:黒岩閻魔くろいわえんま(25)


レベル:15

HP:250/250

MP:173/173


筋力:90

耐久力:45

敏捷性:37

魔力:69

幸運:10


スキル:

言語理解ー

戦闘術 Lv.6

隠密 Lv.5

料理 Lv.7

サバイバル Lv.5

毒耐性Lv.3

観察眼Lv.3


ユニークスキル:

調味料精製Lv.1


ティームモンスター:

ナノスライム(新種)Lv.1


★★★★★


 このレベルでこの数値は普通なのか低いのか?

 何も知らなくても調味料精製はスゴい助かる。

 問題は【ナノスライム】これはジョーカーの支給装備でAI搭載ナノマシーン式防具。

 多分この世界に来て人工知能が生命体として認識されて似た形状の魔物【スライム】に進化したんだろう。

 ステータスはどういうものかは理解は出来るがよくわからない。


「俺の世界にはステータス無いので教えてもらえます?

これ貴方に見せることは出来ますか?」


 個人情報を見せるのに抵抗はあるが直感的にこの距離なら対処可能だ。


「ステータスオープンと他者に見せること出来ますよ」


「【ステータスオープン】」


 そう唱えると個人で見るより大きなステータス画面が現れた。


「クロイワエンマさんと言うのですね

私はガルボーイ、エルフ族で薬師と言うのは話しましたね。」


「長いのでエンマと呼んでくださいガルボーイさん」


「私もガルと

⋯ステータスの数値を見るとレベルの割に高いですね。

スキルレベルも高いですし軍経験在るのですか?」


「元軍人で退役後は料理人を中心に色々やってましたよ」


 軍経験などは無いが真実を全て話す必要も無い。


「なるほど、それなら料理スキルが高いのも納得です!

気になるのは【調味料精製】ですね!

薬師と言う仕事柄異世界の調味料に興味があります!」


 そっちか!と思ったが顔には出さない。


「地球の調味料を出し⋯⋯」


 言い切る前に幾つもの小皿を用意していた。

 どれだけ楽しみなんだよ!


 小皿に手をかざし砂糖を出すイメージをすると小皿の上に魔法陣が展開された。

 このスキル魔法なんだ⋯⋯ショボいけど。


「白調味料?塩?それにしては⋯⋯甘い!!

砂糖!?何で白いんだ!?

エンマさん!なんでなんてすか!」


「確か甘さ以外の不純物を出したら真っ白くなったんだと思う」


「成る程不純物か⋯薬学の様な手順を砂糖にもするんですね⋯」


 まだ一つ目なのに深く考え出した。

 砂糖一つでこれだ料理のサシスセソ出したら何時間も考え込むのだろうか?

 魔法やスキルあっても食のレベルは低いのかも知れないな。


「ガルさん、ガルさん戻ってきて」


「はっ!失礼しました、未知の調味料に薬師の本能が刺激されまして⋯お恥ずかしい」


「砂糖でコレだと他の出したら何時間も自分の世界に入りそうだから俺の世界のポピュラーな調味料出しとくので外行っても良いですか?」


「外は危険⋯エンマさんの強さなら大丈夫でしょうが何故外に?」


「ここに来るまで美味しそうな食材を見掛けましたし料理した方が調味料の良さが分かるでしょ?」


「成る程!それは楽しみですね」


「ちなみにオークやゴブリンは食べれます?」


「オークは一般的な食材ですよ、ゴブリンやオークは筋張って食べれる物ではありません

一部の貴族では珍味として食べるとは聞いたことはありますね」


「ウナギは食べれる?」


「ウナギ?⋯ああ!【沼ミミズ】ですか?

ゴブリンが食べているの見たことあるので食べれるんでは?」


 ウナギはそんな扱いなのかよ!

 俺はいくつか調味料を出すと小屋から出た。

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