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プロローグ
第1話 異世界転移
目が覚めたら知らない天井だった。辺りを見渡した所どうやらここは洞窟のようだ。奥にはまだ続きが有りそうで、前には出口がある。
いつも通りに寝て、いつも通りの朝を迎えるはずだった。
果たしてここは何処なのか? 考えても分からない。
特に昨日飲みすぎた訳でも無い。何故このようなところに居るのだろうか? しばらく考えて取り敢えず出てみる事にした。
外に出るとそこは森だった。そしてウサギのような何かが居た。
頭に角が生えていること以外特徴の無いウサギだ。
そう 頭に角が生えているのである。
私は異世界に転移してしまったのだろうか...