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5ー005 ~ 品評会という名称

 アリシアさんが向かいに座ったテンちゃんをじっと見た。表情は優しい微笑みに見えるけど視線が少し…、どう言えばいいんだろう?、見守る親みたいな感じか?、心配しつつ信じつつ呆れつつ、注意しようかしまいか迷いがあるような、そんな目だ。たぶん。


 俺がその目線に気付いたとき、アリシアさんは俺にちらっと意味ありげな目配せ…に思えたんだけど、実際はただちょっと視線を感じたから見ただけかも知れない。


 「テンちゃん」


 そう呼ばれたテンちゃんはほんの少しだけびくっと反応し、ほんのり頬を染めて返事をした。


 「はい」

 「そう呼ばれてるのね。テンちゃん。うん、いいわね。これから私もそう呼びましょう」


 にっこり。


 「タケル様が付けてくれたのじゃ、(われ)…私も気に入っておるのじゃ」


 にっこり。


 「そうなのね。ところで先ほどコテージでテンちゃんが何かしようとしたようだけど…?」


 あー、それでこっちに乗ったのか…。お説教タイムか?


 「あっ、それはアクアが…」

 「アクアじゃありませんよ」


 静かに怒ってるような声色。でも表情は優しい。

 叱られてる対象ではないはずの、向かいに座るふたり、モモさんとファーさんの顔色が土気色だ。血の気が引いている。

 それほどには魔力圧を感じないんだけどなぁ…。


 「…はい」


 さすがのテンちゃんもアリシアさんには弱いって事だな。


 「タケル様のご許可は得ての事だったの?、リン?」


 え、俺そういう立場なの?


 「いいえ、でもお母さま」


 リンちゃんが続ける。


 「タケルさまと私の呼びかけでちゃんと抑えて下さいました」

 「そうなのね、なら2度目のは?」

 「それは、」


- あ、それ僕です。


 小さく手を挙げてって程には挙げてないけど、合図をし、できるだけ平静を保っているような振りをして軽く言った。

 内心では自首をする犯人の気分がちょっぴりあったんだよ。


 「そうだったのね…、タケル様には驚かされますね、ふふっ」


 口元に手をやり、楽しそうに小さく笑うアリシアさん。

 ほっと安心した。叱られるかなって思ってたからね。

 表情に出したつもりはないよ、バレてそうだけど。


 「リンから聞いて、もちろん疑っていたわけではありませんけど、本当だったのね。でも取り扱いには注意して下さいね?」


 にこっと笑みを浮かべて言われた。


- はい、それはおふたりからも重々…。


 「そう、ならいいわ」


 それから到着までの短い間に、リンちゃんが自分の魔力も俺が扱えると言うもんだから、やってみてと言われ、指先にリンちゃんと同調した魔力を集めてみたりさせられた。


 アリシアさんはそれを見て、『全く区別が付かないわ』と感心してさ、直球で褒めるんだよ…、照れ臭くて恐縮しまくりだった。

 何故か両側のリンちゃんとテンちゃんが誇らしそうにして、一緒になって言うしさ…。


 元の世界だったら何か裏があるんだろうぐらいに思うような場面なんだけどさ、光の精霊さんたちってそういうのが無いからね…。


 同じ魔法を模倣することは可能だけど、魔力自体を模倣するのは、アリシアさんでも完全には無理なんだそうだ。

 前にリンちゃんとテンちゃんが理論上でも不可能と言われてるとか言ってたっけね。


 そんなことをしているうちに、馬車は現地広場に到着したようだ。






●○●○●○●






 馬車から降りると広場の横のようで、緩やかに段々になっている観客席の左手側から中央に用意されている円形テーブル席まで歩いて行くようだった。

 というのも、俺たちの前に馬車から降りたんだろう、ドゥーンさんとアーレナさんが案内人の風の精霊さんに付いて歩いていたし、馬車から降りてささっとファーさんが『お席までご案内しますですどうぞこちらへ』と先に立って促したってのもある。


 ドゥーンさんたち久しぶりだな。やっぱり招待された大地の精霊さんって彼らだったんだ。


 円形テーブルは全部で5つ、既に両端の2つのテーブルには5名ずつが、ステージに背を向けないように偏って席の横に立っている。

 残りの3つのテーブルは手前から5席5席4席となっているようだ。さっきファーさんは決まってないって言ってたけど、人数的には5席のテーブルはアリシアさんたちと俺たち用かな?、まぁ普通に考えて真ん中のほうがアリシアさんたちだろうと思う。


 というか既に4席のほうにはいつもの服装よりひらひらが多いウィノアさんが居るから、そこが本来の割り当てなんだろうね。案内人を入れてドゥーンさんたち3名だしさ。


 俺が作った地図には円形テーブルの存在程度しか区別してなかったんだけど、観客席の前列のほうはテーブル席になっていて、ざっと見た感じ60名ぐらいが立っている。


 先に到着していたヴェントスさんは舞台の中央で、何人かの風の精霊さんたちの前に立っていて、俺たちが歩いて来るのを前から順に紹介した。


 その度に拍手や歓声が上がり、すぐ前のアリシアさんの次に名前を言われた俺も、アリシアさんが笑顔で片手を上げて応えるのを真似た。

 でも不慣れな俺はたぶん笑顔が引きつってたかも知れないね。自分でもぎこちない感じはした。


 従者は紹介されないみたいで、モモさんは名前を言われなかったし、俺の従者って扱いなんだろうテンちゃんも名前を言われなかった。

 その事についてテンちゃんは知っていたようで、別に不満そうにしたりせず、俺の後ろを歩いてきていた。


 全員が座らずに立っているのは、だいたい察しが付くと思う。アリシアさんたち上位の精霊さんの入場を迎えるからだろうね。


 そうして用意された席に案内され、俺たちが座るとヴェントスさんが開会宣言をして、ステージの後ろの広場にぞろぞろと森から小さいひとたちと大きい虫みたいなのが、それぞれ小道具だろういろいろな物を持って飛んだり走ったりしてざーっと出てきた。


 うわー妖精群舞って言ってたっけ、めっちゃいるな。数えるのが嫌になるぐらい。


 で、モモさんが席を立ち、代わりにアリシアさんが来て、さらにウィノアさんが来てファーさんまでが席を立った。逃げたとも言う。


 うちのテーブル、案内人が居なくなったんだけど、それはいいのか?






 ステージの両袖あたりで拍子木のようなものを打ち鳴らす音がして、広場の方から演奏が始まった。ワゴンに乗せられた飲み物が運ばれてくる。ポットの数多くね?、茶碗が下の段にいっぱいあるから多くの人に配るんだろう。

 綺麗に整列して飛んでいた、布を持った虫型妖精種たちが音楽に合わせて複雑な模様を様々に変えて舞い踊り始めた。


 なるほど群舞だ。


 小人型も虫型も、楽器を扱ってるのがいるけど、この観客席から聞くとちゃんと音がそろっている。あれらは楽器の魔道具だろう、ちゃんと魔力を発しているのでそれでタイミングが合うんだろうね。

 広場は結構広いので、普通なら音がズレて大変だもんなぁ。


 感知する魔力と実際の音のタイミングが違うのまで合わせて曲になってるから、あまり違和感が無い。音楽は素人だけどよくできてると思う。


 それにしてもこれ、練習大変だったろうね。

 過剰労働になって無ければいいんだけど、そういうのを尋ねようにも案内人のファーさんがこのテーブルに居ないんだよ…。


 「タケルさま?、どうかされましたか?」


- ん?、ああ、これ、練習大変だったろうなーって。


 「「ふふっ」」


 え?、なんでみんなして笑うんだよ…。


 「其方は優し過ぎるのじゃ」

 「これは全て品評会の品々なんです」


- あ、そうなの?


 「あれら布も、楽器も、そして曲もです。それぞれの氏族の製品が順番に使われているんですよ」


- へー…。


 「空中に描かれる文様はその氏族のシンボルマークを元にしたものなので、判る者には判るようになっています。ちょうど今はエオーラですね。弦楽器が多いでしょう?」


- へー?


 言われてみればそんなような気がする。


 「テーブル席の者たちはそれぞれの氏族の代表者で、審査員でもあります。ヴェントスを含めた5大氏族は、こちらのテーブルの両端に分かれていますが、残りの中小氏族のうち、今回出品している者たちがそれら審査員を兼ねているわけです」


- へー…。


 あー、だから風の精霊の祭典とかお祭りじゃなくて、品評会って名前なのか。

 しかし出品者が審査員ってそれでいいんだろうか?

 元の世界だとだいたい別なんだけどね。まぁ精霊さんたちだし?、問題にはならないんだろう。人間とはそういうとこが違うね。


 「タケル様はあまり興味が無さそうですね」


 アリシアさんが楽しそうに言う。


- ええ、まぁそうですね。


 頬を人差し指で軽く掻きながら答え、もう片手でお茶を手にした。あ、これ香りが爽やかな感じで美味しい。でも茶碗が小さくて量が少ないような…。


 「そのお茶もエオーラのものですよ、タケルさま」


- へー…。


 あ、道理でワゴンを置いてったわけだ。

 本来ならファーさんが説明しながらお茶を順番に淹れて行くんだろう。それで隣の席のファーさんはどうしようみたいな顔でこっちをちらちら見てたのか…。


- あ、じゃあこれ順番に審査しなくて大丈夫なんですか?


 「私たちはゲストですから、審査はしなくても問題ありませんよ、タケル様」

 「おかわり淹れましょうか?、それとも別のにします?」


- んー、せっかくだから別の良さそうなのにするよ。


 「「ふふっ」」


 また笑われた。何かおかしなこと言ったっけ?


 「品評会に出すお茶はどれも良さそうなものですよ?」


- …なるほど。


 それもそうだ。


 「じゃあ次のを淹れますね」


- あっはい。オネガイシマス。


 そうして淹れてくれたお茶は、美味しいけど違いがよく分からなかった。

 別の氏族のお茶は違う味だったけど、それも美味しかった。


 俺には審査なんてできそうにないね。






 そんなこんなで、昼食前に結構な量のお茶を飲んでしまった。

 途中で席を立ったりもした。用を足しにね。ちょっと距離があったけど、ゲスト用のがちゃんと用意されていた。


 「久しぶりじゃの、タケル様」


 トイレの外のベンチの前にドゥーンさんが居た。

 あれ?、ベンチなんてあったか?、まぁドゥーンさんがさくっと作ったんだろう。


- あ、お久しぶりです。


 手で示されたので隣に座る。


 「聞いてはおったが精霊の祭典に人種(ひとしゅ)が、それもアリシアと同じテーブルに着くなんぞ初めての事じゃ、驚いたのぅ」


 ドゥーンさんはいつものもさもさの服装じゃなく、茶系統で光沢のある上品な生地でできたゆったりとした上下と上着だ。でもお腹のところにでっかいポケットがある。イメージ的には正装したドワーフみたいな印象だね。正装したドワーフなんて見たこと無いけど。体格的にはそんな感じ。髭はあるけどそんなに長くもないからそこはドワーフっぽく無いけどね。


- テンちゃんがどうしてもって言うもので。


 「ん?、テンちゃんとはヌルの事か?、また可愛らしく呼ぶもんじゃの、ほっほ」


 目を丸くして俺を見て、そして楽しそうに笑うドゥーンさん。


- ええ、まぁ…、リンちゃんに合わせてそう呼んでます。


 「なるほどの、あれが()ったのにも驚いたがのぅ、よくまぁアリシアが許したものじゃと思っておったが、そうか、タケル様がのぅ」


 膝に肘をついて、意味ありげにちらっと俺を見た。


- その、ドゥーンさんからタケル様と呼ばれるのは何だか妙な感じです。


 前は確か『タケル殿』だったような…、それも何だかなぁと思ってたんだけどね。

 だって、年配のというかがっちりしたお爺さんみたいな雰囲気のひとから敬称つけて言われるとね…。


 「ん?、タケル様は儂ら精霊の恩人じゃからの、頂点のアリシアですらタケル様と呼んでおるのじゃから、そこはもう慣れてくれとしか言えんでの、ほっほ」


- そうですか…。


 「それはそうと、タケル様が参加すると知っておればあの子らも連れて来るんじゃったのぅ…」


 あの子ら…?、ああ、ハツと…、メイリルさんの事かな?


- ハツたち、元気にしてますか?


 「うむ。元気にやっておるよ。街からしょっちゅう荷物も届くでな、不自由はしておらんの」


 街から荷物?、エクイテス商会とやりとりができてるって事か。じゃあ大丈夫そうだ。


- それなら良かったです。まぁドゥーンさんたちがついてるんですから、それほど心配はしてませんけども。


 「今は魔砂漠の後処理が多いでの、あそこは儂らの拠点よりも動きやすい。ついでにあの子らの面倒を見るにせよ都合が良いのじゃよ」


- なるほど、そう言えばディアナさんたちも居たんでしたね。


 「うむ。仲良くやれておるようじゃよ」


- あ、じゃあ意思疎通もとれるように?


 「そこはまだまだ修行が必要じゃの。そうすぐに上達するものでもない。ほっほ」


 それもそうか。


- ですか。


 「タケル様も余裕があるならたまには顔を見せてやってくれんかの。あの子らも喜ぶでの」


- そうですね、まぁそのうち…、ってところですね。何せ遠いので…。


 「聞いておるよ。まさか反対側とは思わんかったがの、ほっほ」


 と言いながら立ちあがるドゥーンさん。


- あ、そろそろ戻らなくちゃですね。


 それを見て俺も立ち上がった。


 「うむ。伝える事は伝えたでの。あまり長く話しておるとまたアーレナに文句を言われるでの。お前さんは最終日まで居るのかの?」


- え?、予定は聞いてませんけど、妖精蜜の品評会が終わったら帰ってもいいかな、と思ってます。


 「何じゃ、最後まで居らんのか。妖精蜜…、というと明日の夜か…」


- そうですね。まぁ僕もですけど、テンちゃんがあまり長居するのもアレですし…。


 「ほっほ、タケル様なりに気を(つこ)うておるのじゃな、ではまたの」


 軽く手をあげ、さっとベンチを処理して歩き始めたドゥーンさんに、俺も応えた。


- はい、また。


 と言ったはいいけど、行く方向が同じなんだよなぁ…。

 しょうがない、少し待つか。






次話5-006は2022年03月11日(金)の予定です。




●今回の登場人物・固有名詞


 お風呂:

   なぜか本作品によく登場する。

   あくまで日常のワンシーン。

   今回は無し。


 タケル:

   本編の主人公。12人の勇者のひとり。

   なるほど。


 リンちゃん:

   光の精霊。

   リーノムルクシア=ルミノ#&%$。

   アリシアの娘。タケルに仕えている。

   しょうがないので説明役。


 テンちゃん:

   闇の精霊。

   テーネブリシア=ヌールム#&%$。

   後ろの部分は精霊語のため聞き取れない。

   リンの姉。年の差がものっそい。

   ヌル様と言われる事もある。バ〇ルの塔とは関係無い。

   付き人として来ているけど、大人しくしてます。


 ファーさん:

   ゼファーリィ=ヴェントス#$%&。

   風の精霊。

   有能でポンコツという稀有な素材。

   風の精霊の里では高位の存在なんですよ、これでも。

   毛が抜けたり胃に穴があきそうですね。

   隣のテーブルでちらちら様子を見てます。落ち着きがないです。


 ウィノアさん:

   水の精霊。

   ウィノア=アクア#$%&。後ろの部分は精霊語。

   一にして全、全にして一、という特殊な存在。

   タケルの首飾りに分体が宿っている。

   にこにこして座ってます。

   セリフがありませんでしたね。


 アリシアさん:

   光の精霊の長。

   全精霊中最古というような存在。実は凄い精霊(ひと)

   だいたい名前くらいしか登場しませんが一応。

   しばらく登場が続きます。


 ヴェントスさん:

   風の精霊。

   ヴェスター=ヴェントス。

   ヴェントスファミリーの長。

   ファーの親のようなもの。

   実際この精霊は惑星環境の大気循環などを是正したりする、

   とっても偉い精霊なのです。

   視点がタケルなので描写はしていませんが、

   タケルたちの到着前に、水の精霊を呼び、

   派手な演出で登場したアクアを戦車で連れてきてます。

   演舞中はステージ横でせっせと審査やってます。


 品評会:

   今回はヴェントスの地で開催される、100年に1度の、

   風の精霊たちのお祭り。

   ゲストに大物精霊たちが参加するのは5百年ぶりらしい。

   品評会という名前なのはそういう意味でした。


 モモさん:

   光の精霊。

   『森の家』を管理する4人のひとり。

   食品部門全体の統括をしている。

   それ以外にも、リンの付き人役をしたりもする。

   またセリフが無かった…。


 ドリーチェさん:

   光の精霊。

   昔、テンの付き人をしていた事がある。

   母艦エントローグで総指揮という立場のえらいひと。

   今回セリフ無し。居るには居ますよ。

   隣のテーブルで審査やってます。

   彼女たちもゲストですが、審査をするのは自分たちのためです。


 ドゥーンさん:

   大地の精霊。

   詳しくは3章を。

   この5章001話でも登場してます。


 アーレナさん:

   大地の精霊。

   詳しくは3章を。

   この5章001話でも登場してます。


 ハツたち:

   3章に登場した。

   この5章001話でも登場してます。


 エクイテス商会:

   港町セルミドアから王都ゾーヤまでの街道で、

   何軒かの店を持つそこそこ大きな商会。

   主に日用雑貨を扱っている。

   詳しくは3章を。

   この5章001話でも登場してます。



 ※ 作者補足

   この登場人物・固有名詞紹介の部分全ては、

   あとがきの欄に記入しています。

   本文の文字数にはカウントされていません。

   あと、作者のコメント的な紹介があったり、

   手抜きをしたり、詳細に書かれているけど本文には

   無関係だったりすることもあります。

   ご注意ください。


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2019年05月にAI分析してもらいました。ファンタジーai値:634ai だそうです。
なるほど。わかりません。
2020年01月にAI分析してもらいました。ファンタジーai値:634ai だそうです。
同じやん。なるほど。やっぱりわかりません。
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