3ー013 ~ 地下通路
ハツの性別問題は、俺からはどうしようもないのでドゥーンさんとアーレナさんの2人に任せる事になった。
ハツ自身としては、今まで男性だと思ってはいたものの、お師匠さんの遺した書物で自分の身体が現在では両性である事についてうすうす自覚があったようで、ドゥーンさんが『現状から男性に寄せるには相応の苦痛が伴う』と言われ、アーレナさん共々このまま女性になっていくのに納得したようだ。
「こんなに可愛いのにねぇ…」
と、アーレナさんはまだ完全には納得していない様子だったが…。
「おそらく『火混じり』になった時点で女性へと変化して行ったんじゃろうな。取り込んだ火の精霊の欠片がたまたま女性だったんじゃろう。成長が遅くなったというのもあろうが、幼い頃に取り込んだおかげで何とかなっておるのやもしれん」
「だとすると相当幼い頃じゃないかい?、ここまで安定するというのはなかなか珍しいよ」
俺と出合った時点では既に両性だったんじゃないかなと思うし、成長が遅くなってるってことはハツってやっぱり見かけ通りの年齢じゃないってことか…。何かそんなのばっかりだな。
「そうじゃのう、見たところ内包する魔力は人種にしてはかなりあると思うが、お前さん魔法はどの程度扱えるんじゃ?」
あ、それ俺も思ってた。
魔力感知で見ると相当使えそうなんだけど、火魔法が少しだけ使えるみたいな事しか聞いてないのでそこに違和感があるんだよね。
「えっと、お師匠さんに火魔法を少しと、回復魔法を少し教わりました」
「それだけかい?」
「はい…、あの、お師匠さんがあまり魔法は使うなって…」
「はぁ…、アンタの場合はむしろ日常的に魔法を使ったほうがいいね」
「そうじゃな、成長が極端に遅くなっているのもそれが原因のひとつかも知れんのぅ」
あー、前にリンちゃんがメルさんの身体が成長しないのも身体強化でずっと身体に魔力を行き渡らせているからとか何とか言ってたっけ。厳密には違うかも知れないけど似たようなものかもね。
「え…?」
「え、じゃないよ。よし、どうせ『火混じり』なんだ、しばらくアタシが面倒みようかね」
「うん、それがいいのぅ、儂じゃとちょっとな…」
「えー…?、魔法ならお兄さんに…」
と、ハツが助けて欲しそうな目でこっちを見た。それに釣られるかのように2人がこっちをちらっと見て視線を戻した。
「ダメじゃな」
「ダメだね、『火混じり』なんだから」
まぁ、俺に預けられてもちょっと困るっていうか、その『火混じり』って精霊混じりって事だよね、それってどう扱えばいいのか分からないしさ。
「それにお前さんの身体の事があるからのぅ、少なくともそれが安定するまではアーレナに任せたほうがええんじゃよ」
「悪いようにゃしないさ、身体が安定すればあとはアンタの好きにすればいい」
「……」
ハツが不安そうに俺を見たので頷いておく。
「わかりました、よろしくお願いします」
それを見てハツはぺこりと頭を下げた。
それからハツの身体に魔塵の影響が少ない――全く無いわけではないらしい。食事の事もだが環境に慣れたというのも考えられるとか――のも不思議だという話になった。
森の外に出ているミリィたち有翅族と同様に、やはりここに居るのは危険だと2人は心配していた。
「魔砂漠の嵐のおかげで飛来する魔塵は抑えられるとは言っても、全く無いわけではないんじゃよ。しかも年々増加の一途じゃ」
「さっきアンタが言った『風土病』ってのの原因が魔塵なら、この先また人種に影響が出るだろうね」
- その『風土病』なら、そこの町で何十年か前に大勢の人が罹ったらしいですよ。
「ふむ、あり得ん話じゃなかろうな、儂らも魔塵をできるだけ人種の居らんほうへ流すようにはしておるが、完全ではないしのぅ」
- 何とかならないんですか?
「無理だね」
そんなあっさりと。
- 年々増えてるんですよね?
「そうじゃな。じゃが近づけんのじゃよ」
「何ならアンタが見てきてくれてもいいんだよ?」
あー、そうなるか。
どうするかな…、俺は別にここの勇者って訳じゃ無いしなぁ…。
でもなぁ、ここの人たちと少し関わっちゃったってのもあるし、このまま放置して戻ったらあとで気になるだろうし、見てくるぐらいならいいかな…。
- うーん、わかりました。見てくるぐらいならできそうですし。
「おや、断らないとはね」
「お前さん、アーレナの冗談に付き合う必要は無いんじゃぞ?」
- 出て来れたんですから、入るのもできそうじゃないですか。
「まぁそうじゃが…、なぁアーレナよ、お前さん地下の地図を持っておったじゃろ」
「ああ、これかい?」
「防衛装置の中枢に繋がる通路はどうなっとったかの?」
「今も通れるかどうかわかりゃしないよ?、それでもいいなら…」
と、アーレナさんがテーブルの上に羊皮紙っぽい紙を広げ、ようとして目線でテーブルの上のものをどかすように『ん』と言い、それぞれが手に飲み物や器をささっとどけ、ばさっと乗せて広げた。
そしてさらにもう何枚か取り出してその上に広げた。
「この南西側にある岩からがわかりやすいかねぇ、地上部分にこの近くなら石造りの廃墟が残ってるからね。魔砂漠の嵐の中じゃろくに周囲が見えないだろうから、ここだね、ここの真下にまだ地下通路があるはずさ。深さは10mってところだね」
「ああ、プローブを設置した場所じゃな。しかしそこの通路は埋まっておったじゃろ?」
「じゃなきゃ防衛機械が来るじゃないか」
「それはそうじゃが、埋まっておるのはどうするんじゃ?」
「そりゃ何とか通ってもらうしかないね」
「しかしお前さん、本当に行くのか?、帰って来られる保障はできんぞ?」
「そりゃ何とかしてもらえるもんなら何にでも縋るつもりだったけどねぇ、あのアリシアですら手を出さない禁忌の地だよ?」
- ええ、まぁ、行って帰って来るぐらいなら何とかなるでしょう。それでその通路からどう行くんです?、あ、ちょっとそれ写してもいいですか?
エクイテス商会でたっぷりもらった植物紙の出番が早速きたようだ。
テーブルの上の地図を見ながら何枚かにささっと焼き写した。
「ほう、器用じゃな」
- それでどう行くんです?
「埋まった部分を抜けてこう進み、ここの縦穴を下りると底にエネルギー発生機関の残骸があるはずさね。都市防衛システムはこういったエネルギー発生機関がいくつかあるのさ。今はこっちにあるのが1基だけ稼動しているよ、それを停止させることができれば魔塵発生機関は止まるはずだよ」
- 都市防衛システムは止まらないんですか?
「あれは非常用に小型のものがついてるからね、中心まで行かなくちゃ止められないね。アタシらとしちゃ魔塵の発生が止まれば御の字だよ」
「そりゃ防衛システムを停止させることが叶うなら有難いんじゃが、お前さんにそこまで求めるのは気の毒じゃ」
あれ?、見てくるって話だったのが、違ってきてるような…。
まぁいいか。精霊さんの頼みだし。
- そうですか、まぁ、できるようならやってきます。
「そうかい、悪いけど頼むよ。さっきドゥーンも言ったんだけどね、アタシらじゃ地下を進んでも嵐の範囲には入れないんだよ。もう魔塵が濃すぎてね…」
「おおそうじゃ、お前さん、その光の服は着て行かんほうがええぞ?、あと水のそれは着けていくと壊れかねんぞ?」
- え、そうなんですか?
「中心部に近づきゃ、その魔力に反応して襲ってくるからね」
「あの防衛システムは何をトチ狂ったか、儂ら精霊を目の仇にしておるんじゃよ、特に光のの魔力にはやたら過敏になっておるようじゃからな」
過去に何があったのかは説明してもらっていないが、どうやら中心部に居る何かは相当精霊さんに恨みがあるらしい。
「それに、どうせその服の防御魔法がまともに働かないよ」
- なるほど、わかりました。あ、この服のことご存知だったんですね。
「余程光の者らから大事にされとるようじゃと言ったじゃろう?」
それであのときのにやっと笑った意味がわかったよ…。
- そういう意味だったんですね。まぁとりあえず着替えてきます。
そう言ってハツのお師匠さんの部屋に行き、エクイテス商会で用意してもらった服からそこそこ汚れてもよさそうな中古っぽい服が詰まってる箱をポーチから取り出した。
適当に地味な色のTシャツっぽいのとズボンを選んでいて気がついた。
全部尻尾を出すための穴がある!
仕方が無いので、暑そうだけど軽く羽織れる上着を選んで穴が隠れるようにしたけど、これ、帰ったらちゃんと穴を塞がないと、上着を脱いだときケツの一部が見えちゃうな。ノーパンだし。
そして首飾りを外そうとしたら、
『私を置いて行くんですね…』
と、蚊の泣くような小さい声でぼそっと言われた。
- だって着けて行くわけには行かないでしょ?
『そうなんですけど、そうなんですけど…』
どうしろと?
- ポーチに入れるわけにも行きませんし、置いて行くしか無いじゃないですか。
『そうなんですけど、そうなんですけど…(さらに小声で)ポーチは持っていくんですね…』
どれだけ小声にしても、ウィノアさんかっこ分体かっこ閉じの声は魔力音声なのでしっかり聞こえるんですが…。
- あ、ポーチも置いて行った方がいいんですかね?
『知りませんよそんなの』
えー…。
まぁもう着替えたし、ドゥーンさんにでも訊いてみるか。
- とりあえず外しますね。
『……くすん』
くすん、て。
口で言われても。口じゃないけど。
首飾りを外し、球体になったウィノアさん以下略を手にドゥーンさんたちの所に戻ろうとすると、『ずずー』って鼻水をすするような魔力音声が聞こえた。
息してないくせに、鼻水なんて出るわけ無いじゃないか。
ってか鼻どこだよこの球体。
- このポーチは持って行っても大丈夫でしょうか?
「ああ、普通ならここでも使えなくなっていてもおかしくはないんじゃが、お前さん、普通に使えてるんじゃろ?」
- はい、特に問題はなかったんですが…。
「だったら持って行ってもええじゃろ。ただし都市防衛システムのある中心部でも使えるとは限らんぞ?」
- わかりました、注意します。それと、これなんですが…。
「ああ、水の。それは持って行かんほうがええとさっきも言うたじゃろ?」
- ええ。そうなんですが、ポーチは持っていくのに自分は置いて行くのかと言われまして…。
「……は?、水の、精霊がか?」
「アンタ、冗談も程々にしなよ?、分体とは言え水の精霊ともあろうもんがそんな事を言うわけがないじゃないか」
『そうですよタケル様。ここではこうして話すだけでもかなり辛いのですよ?』
えー…、しらじらしい。
「まぁ、お前さんなりの冗談なんじゃろうが、それは儂ら大地の精霊より古くから存在する、光のアリシアと並ぶ最古の存在なんじゃよ。その2者から認められとるお前さんじゃから儂らもあまり強うは言えんが、あまり褒められた冗談ではないのぅ」
「アタシが言うのも何だけどね、もう少し敬意というものがあってもいいもんさね」
何か釈然としないけど窘められた。
- すみませんでした。
「うん、解ればええでの」
- ところでふと気になったのですが、その地図っていつのものなんですか?
「ああ、これは都市防衛システムが暴走し始めた頃に、まだ残っていた資料と実際の調査とを照合して作ったものだよ」
「そうじゃな、だいたい1000年ほど前じゃったか?」
「それくらいになるかねぇ…」
「残留魔力の影響で地上は砂漠化しておったがのぅ」
- 残留魔力ですか?、何があったんです?
「そりゃもちろん、竜族と光のの戦争じゃよ」
「正確にはそれはさらに数百年も前だけどね」
正確じゃないよねそれ。いいけどさ。
- そのせいで都市防衛システムが精霊さんたちを敵認定したんですか。お2人は大丈夫だったんですか?
「当時は儂らはまだノーマークじゃったんじゃ」
ノーマークてw。
「そいつが魔塵をちらし始めたんで、何とか遅らせようとした結果が魔砂漠の嵐なんだよ…」
それで時間の進みが違うのと魔力の濃度差のせいで嵐になっている、という事らしい。聞いたの2度目のような気もするが、それだけ難儀しているって事なんだろうね。
詳しい話を聞いて欲しいのかも知れないけど、そのへんの仕組みを聞いたところで俺に理解できるとは思えないのでさらっと流し、あとは地下施設の説明とか注意することを尋ねておいた。
そしてこっちに写した紙にメモっておく。
筆記用具がないからこれも魔法で焼き転写だ。
元の世界の紙より厚めといっても羊皮紙と違って薄いし、加減しないと穴が開きそうだ。練習のつもりでやっているとまたドゥーンさんから『器用なもんじゃのぅ』と言われた。
そうしてある程度の予備知識を得て出発だ。
何にせよあの砂嵐の中を進まなくていいなら少し楽になったかな。
●○●○●○●
3人に見送られ、地図を見ながらいつもの飛行魔法でずばっと飛んで移動。
ハツが心配そうに、
「気をつけてね、できれば早く帰ってきてね…」と言うと、
ドゥーンさんが、
「あそこは時の流れが遅いからのぅ、数日はかかるじゃろうて」と言い、
アーレナさんは、
「アンタが戻るまでここに居ることにするよ、よろしくね」
と、気遣ってくれた。
アーレナさんも案外優しい人だなと、ちょっと思った。
ミリィは表玄関を出るときには部屋で浮いていたように思ったんだけど、見送りには居なかった。
気配はしてたんだけどなー、いろいろと外をうろちょろしないほうがいいので構わないが。
アーレナさんに教えてもらった岩を見つけて一旦そこに着地。
話によるとあの2人が調査するための入り口が近くの廃墟にあるらしい。
目で見てわからないのでいつもの索敵魔法を使ってみて、少し砂がかぶさった廃墟の床石に土魔法でふさがれた入り口があるのを見つけたが、やはりというか遠くに見える砂嵐の中までは見通せなかった。
ほんと、あの中を進むんじゃなくて良かったよ。
入り口を開けて、螺旋状になっている階段を少し下りてそこから入り口を塞ぐ。
こうしないと中に砂が入って中が埋まるから、必ずやってくれと言われてたんだよ。
当然、真っ暗闇になるが、魔力感知で見えているので螺旋階段ぐらいなら歩ける。
そして言われたようにだいたい10mぐらい下りたら5m四方ぐらいの部屋になっていて、中央付近に円柱が部屋の天井を支えるかのように立っていた。
ただの柱に思えるが魔力感知の目で見ているのでそれの一部が魔道具だとわかる。
これが調査プローブなのかな?、と少し興味が湧いたが、余計な事をして大地の精霊さんたちの仕事の邪魔になったりしたら叱られそうなので無視して通路らしき下りの廊下へと進む事にした。
真っ暗のままの地下を少し下ってしばらく行くと通路が埋まって塞がっている部分に到着した。
さて、崩れないようにトンネル掘削だなーと思ったとき、ポーチと反対側の腰がもぞもぞしたので何だと思ったら、上着のポケットにミリィが入っていたらしい。
「どうして真っ暗なままなのかな?」
ポケットのふちにつかまってひょっこり顔を出して言うミリィ。
- 何でついてきたのさ。
「何となくかな?」
- 今まで黙ってたのは?
「すぐだと送り返されると思ったからかな?」
そうだね。岩のとこだったらそうしてたよ。
- なるほど?
「そしたら暗くなってからはずっと揺れてて、このままだと酔いそうだったかな。それで止まったので出ようとしたけど真っ暗で見えないかなー」
- 魔力感知で見てるからね、ミリィも魔力感知できるよね?
「できるけど、近くしかわからないかな」
- アーレナさんの話では、明かりの魔法を使うと発見されやすいんだってさ。だからこの先も明かりはつけないよ?
「えー」
- それと、喋ってたら見つかるから黙ってようね?
「それはつまんないかなー」
ほんと何でついてきたんだよ…。
もうしょうがないからこのまま行くけどさ。
いつもの服じゃなかったからというのも言い訳になるが、気付かなかった俺も悪いと思うし。
- まぁ、我慢して。
「はーい」
素直でよろしい。
今回はポーチから杖を取り出して、それでトンネルを固めながら作って進む。
どばっと一気にやらないのは、埋まってる部分の向こう側にセンサーがあると聞いていたからだ。
魔力感知のセンサーらしいが精度はあまり高くなく、範囲もセンサーの周囲だけだと聞いた。『昔のものだからね、もう壊れていても不思議じゃないね』とも言ってたっけ。
ウィノアさんが使っていた魔力遮蔽の障壁魔法を教えてもらってれば良かったんだけどね。できないもんはしょうがない。
でもその代わりと言っては何だけど、手でやってた『魔力が漏れないように制御』するのが役立つわけだ。それを全身でやればセンサーに感知されないはず。
そして埋まっていた部分を抜けて、断面が四角い通路の途中、天井についているセンサーらしき物体の下を通った。
うん、感知されていないようだ。この方法でいけそうだ。
そして通路が長いのでいつもの飛行魔法で少し浮いた状態ですーっと飛んで行く事にした。もちろんセンサーっぽいものの下は解除して歩いて抜けたが。
そして下ったり曲がったりしながら、差し渡し5mほどの円柱形の縦穴に到着した。
第一関門ってやつかな、なんて思いながら近距離の索敵魔法を使った。
極短時間だし、これぐらいならセンサーにはひっかからないとアーレナさんの前でやってみてたぶん大丈夫だろうと言われていたので、このへんで試しておきたかったというのもある。
それにしても、巡回の警備機械が居るかも知れないと聞いていたが、全然居ないな。
って、こういうのってフラグか?
次話3-014は2019年10月25日(金)の予定です。
●今回の登場人物・固有名詞
タケル:
本編の主人公。12人の勇者のひとり。
ハツ:
なんと現状では両性だった可愛い子。
忘れてたけど尻尾がある。
アーレナさんがしばらく面倒を見てくれる事になった。
お師匠さん:
ハツの師匠。故人。
ミリィ:
食欲種族、有翅族の娘。
ついてきてどうするんだろう?
ところで真珠の謎はまだ?
ウィノアさん:
水の精霊。
大地の精霊たちの前では真面目モードのようだ。
アリシアさん:
光の精霊の長。
リンちゃん:
光の精霊。アリシアの娘。
今回も名前だけ。
ドゥーンさん:
大地の精霊。ドゥーン=エーラ#$%&。
心配性の爺さん。
アーレナさん:
大地の精霊。アーレナ=エーラ#$%&。
意外に優しい面もある。
メルさん:
ホーラード王国第二王女。
リンちゃんたちと川小屋を拠点にしている。
というか居座ってる。
エクイテス商会:
タケルが作った食器を売った。
それでいろいろ日用品を入手することができたありがたいお店。