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2ー105 ~ 罠

 中央東9ダンジョンは(もぬけ)(から)だった。


 ダンジョン入り口上空を飛んでいた鳥は、『ダンジョンには入らない』という約束で、俺が(あらかじ)め単身偵察に来て全部排除してある。その時に東9のほうの空も掃除し、外にでていたトカゲ5体もさくっと処理した。死体を回収したときに確認すると、1体だけは背中に小さい翼があった。たぶんリーダーだったんだろうね。


 もしダンジョン内に、それぐらいの割合でまだ竜族が居るのなら、破壊魔法の危険を考えて慎重に進まないとまずいだろうね。

 でも外ならこのように脅威でも何でもない。いい加減俺も慣れてきたってのもあるけどね。慢心をするつもりはないし、近づいて倒すなんて絶対イヤだけどね。

 基本、臆病(おくびょう)な戦法でいいんだよ。俺は。それで倒せてるんだから。






 とにかく、まず俺だけが少し入り、索敵魔法を使って戻って地図を作る。それからその層をどう進むかいくつかのパターンを決めておく、というのがシオリさんの言っていた攻略法なんだけど、まぁ普通だよね、というかそれぐらいしかやりようがないというか。


 だが、このダンジョンでは索敵しても何も居ない。だから戻って『何もいませんでした』と言って地図を作って見せ、次の境界門まで走って移動する。

 今のところそれだけなんだ。


 「作戦って、結局いつもと同じよね?」

 「ちゃんと話を聞いていたのか?、いつもは撤退時の事までは決めて無かったろう?」

 「そのためにリン様にご無理を言ってこのペンダントをお借りしているのですよ」


 そう。今回は俺にもペンダントを渡されている。

 リンちゃんは俺に渡すときにも別に何ということもなく、皆と同じように無表情だった。ちょっと拍子抜けだった。


 「でも敵が居ないよ?、撤退とか関係無くない?」


 戦闘が無いのが不満なのかな?


 「転ばぬ先の杖というものだ、決めていなかった今までのほうがおかしいんだぞ?」

 「そりゃそうなんですけど、さっき『せっかくの段取りが』って言ってたから…」

 「それは誰と誰が同じ目標を狙うとかカバーに入るとかそういう話であってだな、」

 「聞こえて、いたの、ですか、はぁ、はぁ」

 「皆さん、このペースで、走りながら、よくそんなに、喋れますね」

 「そう、ですよ、はぁ、できれば、もう少し、ゆっくり、お願いします」


 あ、ちょっとペースを落とすか。

 何も言われないから軽く走ってたよ。

 シオリさんに合わせたつもりだったんだけどね、やっぱり敵が居ないとインターバルも短くなるし、境界門から境界門まで走りっぱなしになるからかな。


- 少し休憩しましょうか。


 「はぁ、はぁ、催促(さいそく)したみたいですみません」


- いえ、気がつかなくてすみませんでした。


 と言っている間に、リンちゃんがささっとテーブルを椅子を作り、テーブルクロスをかけて冷たい飲み物を並べていく。


 「こっちのダンジョン、もうトカゲ居ないのかなぁ?」

 「東10のほうに集まっているのかも知れませんね」

 「故事に(なら)えば、伏兵や罠を警戒しなくてはならないが…」


 サクラさんは俺をちらっと見ながら続ける。


 「タケルさんの索敵魔法で伏兵や罠は看破(かんぱ)されてしまいますからね…」


- あ、でも建物の中は見えにくいんですよ?


 「見えないわけではないんですね…」


- そりゃあ魔力の反応がありますからね、魔物ですし、特に竜族は魔力量も多めですから。


 「それであんなペースで走りぬけちゃってたんですね…」

 「タケルさんが『居ない』って言うんだから居ないんだよ」


- あ、いや、あまり過信されても困るんですが…。


 今までは鳥型なんて無視しちゃってたわけだし、もしかしたら居たかも知れないって思うとね。

 あ、角ニワトリは無視してないんだけどさ。


 「それで、ここは3層ですが、この先も同じように全員で行きますか?」

 「姉さん、そんなに疲れたんですか?」

 「違うわよ!、タケル様おひとりならもっと速く見て来れるじゃないの」


- ああ、いいですよ、んじゃ行ってきますね。


 たぶん、敵が居ないなら調査ペースを上げられるはずで、それには自分が一緒だと足手まといになってペースが上げられない、そういう意味なんだろう。


 「ふぁ()、」

 「もう!、粉を飛ばさない、ちゃんと飲み込んでから喋りなさいよ!」


 ネリさんが手をあげて、柑橘系(かんきつけい)の香りと味がするドリンクで口の中のものを流し込んだ。向かいに座ってたカエデさんにクッキーの粉が飛んだようだ。


 「あたしも一緒に行く!」

 「でしたら私も」

 「タケルさま」


- はい、わかってます、見て来るだけ。戦闘しません、はい。だからネリさんもメルさんもここで待ってて下さい。


 リンちゃんが皆から離れると、何かあって撤退するときに転移ができなくなる。それを理解しているから俺について来ることができない。

 俺はまぁ、禁止されているけど最悪自力で転移できるし、ウィノアさんもついてるからね。






 最下層の5層まで見てきたが、何も居なかった。

 4層は砦型の遺跡があり、5層は草原と林と池のあるほのぼのした空間だったが、トカゲどころか動物型すら居なかった。

 生活していたらしい形跡はあったし、イノシシなどの骨が残っていただけだ。


 ただ、(せん)体近くのトカゲが何年、いや、ここはこの魔物侵略地域においては最初期のダンジョンだから100年以上か?、それだけのゴミの量があるとはとても思えない少量だった。

 やっぱりダンジョンが吸収してるのかな?、まぁこんな空間でそんなゴミが大量にあったらイヤなので、気にしなくていい量になってるなら理由はどうでもいいんだが。


 「そうですか、こちらは完全に(から)ですか…」

 「罠も何も無いのが気になりますね」

 「さっきも思ったんだけど、罠って例えばどんな罠?」

 「そりゃあさっきも言ったが、伏兵とかだな…」

 「私たちを閉じ込めると言うのも考えられますね」

 「え!?、急いで出なくちゃ!」


 急に立ち上がるカエデさんとネリさん。


 「まぁ待てふたりとも。どの道ここにはもう用がないんだ」

 「そうですよ。タケル様、帰りも索敵をお願いします」


- あっはい、では行きましょうか。


 優雅な仕草で立ち上がる残り3名。

 テーブルの上のものを片付け、椅子とテーブルを消すリンちゃん。

 準備ができたようなので、走り始めた。






 入り口にトカゲが群れを成していたという事も無く、入り口が(ふさ)がれていたわけでもなく、中央東9ダンジョンの外に出た。


 「結局なーんにも無かったね、ここ」

 「その分、東10のほうには残っている全てが居るのだから、気を引き締めなくてはな」

 「はーい」

 「あの…、どれぐらい居ると思われます?」

 「タケルさんが1000体近く倒したのは聞いたと思うが、このダンジョンの規模と今までのダンジョンからするとそれだけ居たのは(むし)ろ驚きなんだ、もうあまり残っていないと思いたいところだが…」

 「ロスタニア東8と9はどうだったんですか?」

 「あー…、あそこは水攻めをしたらしいので、私たちはその後、水が引いてからの事しか分からないんだ。タケルさん、ロスタニア東8と9はどれぐらいの数が居たと思います?」


- え?、あっはい、えっとここの中央東9と10と構造も規模も同じぐらいでしたし、たぶん同じぐらい、そうですね、片方500は居たでしょうね。生き残ってた100体ほどと死体の数からしてそれぐらいかと。


 ちゃんと数えたわけじゃないけどね。正直思い出したくもないが、泥まみれでぐっちゃぐちゃだったのがアレすぎて夢にでるんじゃないかってぐらいだったよ。

 魔力感知で感じ取れる程度で、そっちをできるだけ目で見ないようにしてたからなんとか耐えられたけど、あれは解体とかそういうのとはまた違うベクトルのグロさだ。できれば忘れたい。


 「そうですか…、楽観的に考えるのは良くありませんが、もう何百も居ないと思っていいかも知れませんね」

 「竜族はどうでしょう?」

 「ここでそんなの考えてても仕方ないじゃん、行けばわかるよ」

 「破壊魔法のことがあるんだから、心配にもなるでしょ?」

 「大丈夫だって、タケルさんが何とかしてくれるってー」


 おいおい。

 そりゃ皆がそんなのを相手しなくていいように何とかするつもりだけどさ。具体的には先に俺だけで竜族は全部倒しておくとか、ね。

 あとは前に言われたように、破壊魔法撃たれそうなら障壁を重ねて試してみるとかさ。もちろん俺はその正面には居ないように動き回るつもりだけども。


 だからできれば高さのある広い空間で相手したいかな。洞窟型だと困るな。だって洞窟の壁を突き抜けて撃って来そうだろ?、埋まったとこ直線的に掘れるぐらいなんだから。


 今朝ちょっと話したんだけどね、洞窟型のところでは相手をせずに引くという方針なんだ。この場合はちょっと長期戦になりそうだとは言ってある。


 って、皆こっち見てるな。

 何か言わないとダメなのかな。


- まぁ、今朝話した通りですよ。


 「ね?」

 「…うん」

 「はいはい、それじゃ移動しましょうか、リン様が『スパイダー』でお待ちですよ」


 シオリさんがパンと手をひとつ叩いて皆を(うなが)した。

 そう。こうして話をしている間に、リンちゃんが『スパイダー』を出して準備をしていたからね。






●○●○●○●






 ちょうど中央東9と10の中間付近で少し早いが昼食を摂る事にした。


 腹が減っては何とやら、外に出たついでに広範囲の索敵をして地図を作る。

 何だか習慣みたいになっているが、いくら周囲がよく見える草原だと言っても、数km以上は普通に見えない範囲だ。

 ダンジョン入り口付近や、それ以外、例えば海岸付近や海から援軍が来るなら早いとこ気付いたほうがいいに決まってるからね。


 でもそのような事は全く無く、中央東10の入り口付近にももう何も居なかった。鳥型も居ない。ここだけ見れば平和なもんだ。


 外に出たのは手を洗うときだけで、今回はテーブルや椅子を作らず『スパイダー』の中で食事をした。これから戦うことになるのだから、がっつりした食事ではなく、パンに切り込みを入れた軽いものだ。


 そしてまたすぐ出発だ。






 中央東10ダンジョン入り口に到着し、皆が降りてリンちゃんが『スパイダー』を収納した。

 俺はその間に、これまでと同じでダンジョンに少し入り、索敵魔法を使う。


- 1層には何も居ないようです。


 外に出て言うと、一瞬の間が空いた。


 「奥で待ち構えているのでしょうか…?」

 「逃げ場もありませんし、決死の覚悟ということなのでしょうか…」


 シオリさんとサクラさんは篭城戦(ろうじょうせん)をする戦国武将のようなイメージなのかな?


 「援軍のあてがあるなら話もわかりますが、タケル様の索敵状況ではそれも無いとの事。篭城してどうするんです?、竜族はひとでは無いのですから、そのような事を考えても仕方ありませんよ」


 メルさんは現実的だな。


 「そうですね、私たちはとにかく進むしかありません」


- では2層との境界門まで行きましょう。


 「「はい」」






 2層は、入って100mほど離れたところにバリケードのように瓦礫が並べてあって、後ろにトカゲたちが並んでいた。

 まぁ、地図作成のために入った俺を見た瞬間に走って向かって来たので、正直バリケードの意味が無いと言うか、逆にそれがあるせいでトカゲたちの邪魔しているような気がしないでもない。


 境界門を背負って戦うのは魔法を使う面であまりいい事ではないので、俺はさっさと門を通って戻った。

 それで門から出てくるトカゲを皆でスパスパ撃つだけだ。


 「向かって来るから楽でいいね」

 「それが魔物というものだろう」


 石弾を撃てるネリさん、メルさん、サクラさんの3名に任せて、俺は地図を作ってシオリさんと少し話した。石弾がまだうまくないカエデさんも話に加わる。


- 2層は町の廃墟型のようですね。


 洞窟型じゃなくて良かった。長期戦になるのは面倒だからね。


 「なるほど、それならこれが落ち着いたらタケル様に竜族を処理して頂けますね」

 「この地図のどれが竜族なんですか?」


- えっと、これと、これ、あとこの一番奥にいる1体、合計3体が竜族っぽい魔力量でした。


 「相変わらず呆れるほどの魔力感知ですね…」

 「一体どんな訓練をしてるんですか?」


- これといって特別なことはしてませんよ、魔力操作しながらそれを感知したり、信号を出して反射を感知したりする訓練をするぐらいです。


 「確かにそう教本(きょうぼん)には書かれていましたが…」

 「私にもできるようになれるんでしょうか…」


 感知の訓練を兼ねているんだという意識の度合いもあるんだろうけども。これも教本に書かれていたんじゃないかな。


 「タケル様を見ていると自信が無くなりそうになりますよ…」

 「シオリ様でもそうなのですか!?」

 「ええ…。あっ、勇者本とは違いますからね!?」

 「はい、ちゃんと理解してますよ?」


- あの、そろそろトカゲが出てくるのがおさまったようなので、行ってきますね?


 「あ、はい、よろしくお願いします」


 境界門のほうへと歩いていくと、腰までの土壁を作ってその後ろで撃っていた3名もこちらに気付いたようだ。


 「あ、ちょうど合図しようと思ったところでした」

 「タケル様が戻られたら、全員で入るんですね」


- はい、でも一応まだ入ってくるのが居るかも知れませんので、油断しないで下さいね。


 「はい、それはもう」

 「あたしたちの分、残しておいてねー」

 「そうですよ、全部倒さないで下さいよ?」


- あはは、わかりました。リンちゃん、何かあったらすぐ撤退してね?


 胸元で手を組んでこっちを見る心配そうな表情のリンちゃんに念をおしておく。


 「はい…、タケルさまは…」


- 今朝も言ったでしょ?、僕のほうはウィノアさんだって付いてるし、何なら自力で転移魔法だって使えるんだから。


 「…ですが……」

 「(小声で)え?、タケルさん転移魔法使えるの?」

 「(小声で)精霊様には禁止されてるけど、使えるんだそうですよ、今朝言ってたじゃないですか」

 「(小声で)禁止されてるの?、何で?」

 「(小声で)さぁ?、そこまでは…」

 「ふたりとも」

 「はーい」 「はい」


 リンちゃんが何か言いかけたんだけど、2人がこそこそ話し出したので言えなくなったようだ。

 小声だけどすぐ近くだから丸聞こえなんだよ。


- とにかくここの事は任せたよ、んじゃ行ってくるね。


 「「いってらっしゃ(-)い」」






 そして2層に入った。一応、もう一度索敵魔法を使っておく。

 手前のほうに居たトカゲたちはもう居なくなっていたが、竜族の1体は最初の位置よりかなり下がっていて、こちらに背を向けると警告音を出した。


 仲間を呼んだのかな?、まぁ背を向けてるなら狙い目だからさくっと倒しておこう。


 周囲への警戒を(おこた)らないようにしながら倒した竜族を回収した。

 こちらに向かってくるのは居ないようだ。仲間を呼んだんじゃないのか…。

 まぁとにかく俺は残ってる竜族を処理するだけだ。


 3層への境界門まで700mほどある。この2層は奥行き800m幅400mほどの楕円形だ。


 飛び上がって回り込むように移動し、途中のトカゲ数体と一緒にいた竜族を鉄の弾丸を飛ばして倒した。

 苦し紛れなのか、真上に向けて破壊魔法を一発撃っていたが、ほぼ同時に撃ち抜いたので、天井には届いたが破壊はされていないようだった。


 こっちに向けて撃つならわかるが、なぜ真上なんだ?


 そして奥の竜族が見える位置まで移動をという所で、3層への境界門がまばゆく光り、魔力の衝撃波がきた。


 衝撃波と言ってもそう大したものではなく、飛行中の俺は障壁に囲まれているのでその障壁に『ドン!』と振動が来ただけで障壁は無事だし俺へのダメージもない。


 何だったんだ…?


 3層への境界門近くにいた竜族が斜め上に向けて破壊魔法を撃ち始めた。

 俺に向けてじゃ無い。この層の天井に向けてだ。


 破壊魔法の影響で天井が破壊されていき、穿(うが)たれた穴から大量の土砂が降り注ぎ始めた。砂埃(すなぼこり)が酷い。煙幕のつもりなんだろうか?


 こちらも様子を見ているわけには行かないが、その降り注ぐ土砂と、建物の廃虚が邪魔をしているので射線が通る位置まで移動しなくては。


 天井までの高さは20mもないので、低く飛んで回り込んでなんとか倒せたが、その間に天井は穴だらけになっていて、降り注ぐ土砂がヤバい。


 と…、1層への境界門が無いぞ!?


 穴の周囲もどんどん崩れていて、加速的に降り注ぐ土砂が増えていってるな。

 まずいな、これは3層へ逃げるしかないんじゃないのか!?

 あまりのんびり考えているヒマは無さそうだ。


 中間地点の竜族が撃った箇所は(もろ)くなっていたのか、崩れ始めていてそこからも大量の土砂が落ちてきているようだ。

 これは1層への境界門のほうへ戻って探すよりも3層に移動するほうが距離的にも時間的にも早いだろう…。


 その竜族の周囲にいた数体のトカゲはもうとっくに土砂に埋もれたようだし、砂埃や土埃で中央付近はもう何も見えなくなってしまった。


 仕方ない、3層のほうに移動するか…。





次話2-106は2019年07月10日(水)の予定です。


20190704:カナの箇所を漢字に訂正。 ノコって ⇒ 残って

20190704:接続詞を訂正。 居なくなっていて、 ⇒ 居なくなっていたが、

20190704:表現を変更。 魔力感知の警戒を ⇒ 周囲への警戒を(おこた)らないように

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2019年05月にAI分析してもらいました。ファンタジーai値:634ai だそうです。
なるほど。わかりません。
2020年01月にAI分析してもらいました。ファンタジーai値:634ai だそうです。
同じやん。なるほど。やっぱりわかりません。
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