2ー056 ~ ロスタニア再び
そういうわけで、サクラさんたちの訓練を見学することにしたようだ。
何だか俺が隣に居るとシオリさんが居心地悪そうだったので、用事があるといって裏手で訓練し続けてたネリさんのところに行くことにした。
ネリさんは俺が来たのを見て、少し驚いた様子を一瞬見せたあと、嬉しそうに笑ったけど、やっぱり寂しかったのかな。
訓練中やけに近寄るし、それで俺も少し離れる、そしたらまた近寄る、離れる、近寄る、で河原をずずいっと移動して生簀のふちまで来ちゃったよ。
「何で逃げるんですかー!」
俺は腕を曲げて胸の前でネリさんに両手の平を向けて、それ以上近寄るなのポーズ。
のつもりだけどこれって、どうみても詰め寄られてる弱者のポーズだよな…。
がんばれ俺。
- 近いから少し離れただけだよ、逃げたわけじゃないって。
「逃げるから近づくんじゃないですかー」
だから近いってば、下から覗き込まないで。
あ、ちょっと拗ねた膨れ顔、意外と可愛いかも知れん。
- 逃げてないって、離れただけだってば。
じりじり下がって、もうほんと生簀ぎりぎりなんだけど!
「それを逃げるって言うんじゃないんですかぁ?」
もう、何なんだよ一体。
俺は俺の訓練がしたいの。もう繊細な魔力操作と感知でやってるんだから、あまり近寄られるとそっちの魔力動作が気になるんだってば、と言いたいけど言えなくて…。
- いやほら、今まで魔力操作の訓練してるときって、それぞれある程度の距離を取ってたじゃないですか。今日はそれより妙に近くて、だから気が散るっていうか、その…。
「タケルさん、集中力が足りないんじゃないですかぁ?」
そのセリフは誰よりもキミに”だけ”は言われたくないよ…。
などとは言えないので、ぐっと我慢。
- 例えばさ、鳥が飛んでるのが訓練中に見えたとするね?
「え?、うん」
- それが急にふっと落ちて、また羽ばたいて地面につく前に浮き上がったらどう?
「地面にエサでもあったとか?」
- 普通に飛んで行ってたなら気にならないけど、何だろう?、って気になったりするよね?
「なるほど、……ってそれ私がやってる魔力操作がぎこちないってことですか!?」
おお、意外と鋭いな。
- いやそこまでとは言わないけれど、訓練だし練習なんだから多少はそういうことがあっても当然でしょ?、ほら、剣の訓練だって、動きを修正しつつ身体に動きを馴染ませるわけなんだからさ、普通のことだってば。
「あ、そっか、そう言われてみればそうですよね。うんうん」
ほっ…、やっぱりチョロい、とか思っちゃダメだけど。
- だから、それを近くでやられると、こっちに集中したくても気になるんだってば。いつもの距離だったらいいんだけどさ。
「えー、そんなに近かったです?、そういうつもりは無かったんですけど…」
- ネリさんは何で僕に近寄ってきたんです?
「近寄ってませんよ?」
おいおい今更…。
- だってほら、向こうに居たのに、今こんなところですよ?
「それは…、(小声で)タケルさんが離れていくから…」
ここで、『ほらやっぱり近寄って来たんじゃないですか』なんて言うと、また反発されたりしてループに入っちゃうから言わずに…。
- 僕のやってる訓練が気になるんですか?
「あっ、べっ、別にそういうわけじゃ…」
気になるってことね。
しょうがないなぁ…、説明すっか…。
それで結局、土魔法で球体作って重力操作かけて浮かし、その周囲に水魔法で水球つくって風魔法で回し、幾つかは火魔法で温度を変えて、っていう4属性同時操作の訓練内容を説明したら絶句してた。
「そんな同時に幾つも制御してたんですか…」
- ネリさんにはどう見えてました?
「何かボールがくるくる回ってて面白そうだなって…」
そのまんまだな、そういう意味の質問じゃないんだが…。
- そうじゃなくて、魔力感知的に、どう見えてましたかって話なんだけど。
「あ、うん、風魔法で操作してるのは分かったけど…、他のは複雑でわかんなかった」
- 土魔法は?
「それは最初に大きめの球つくってたのは分かったけど…」
- それじゃ、これは感知できます?、真似してみてください。
その土魔法の球を作り、重力操作して浮かせながら風魔法でそれを維持してみせた。
「ええっと、うーん、こうかな…?、あ、落ちちゃった」
なかなかいい勘してる。惜しい。
- それ、ちゃんと重力操作できてますよ。あとはそれをしたまま、風魔法で支えるんです。もう一度やってみて。あ、創った球は拾って使ってもいいですから。
「はい。えーっと…、あっ!、うー、動かすより維持するほうが難しいですよぉ…」
- なら、動かしてみて。
「え?、やるんですか?」
- 動かすほうが簡単なんでしょ?
「う…、わかりました、やります。……うー、ひゃっ、あっれー?」
あっれーじゃねーよw、ずっと浮かせたまま、風魔法で動きの変化を操作すると浮かせるほうも移動しなくちゃいけないから難易度が上がるんだよ。
- どっちが難しいって?
「タケルさん意地悪ですよぉ、あたしが間違ってました!、動かすほうが難しいです!、これでいいですか!?」
- あはは、だから浮かせて維持するのを先に教えてるんだってば。わかってくれたなら練習練習。
「はぁい…」
- ちなみにこれ、飛行魔法の基礎その1ですよ。動かすほうは基礎その2ね。
「え!?、そうなんですか!?、よぉーし、頑張るぞー!」
渋々訓練するみたいな雰囲気だったのが、急にぱぁっと明るくなった。
やる気が出たようで何よりだ。
これでしばらくこっちはこっちで集中できそうだ。よかったよかった。
●○●○●○●
俺が去ったあと、シオリさんはそそくさと、サクラさんが台の上において見ているテキストを見に行って隠され、
『どうして隠すのよ!?見せてくれてもいいじゃないの!?』
『嫌です』
『それが魔法の秘伝書なのね!?』
『違いますけどそうです』
『ん?、さてはハルトね!?、ハルトが私には見せるなと言ったんでしょ!?』
というやり取りを始めてしまったらしい。
それをメルさんがあわてて宥めて、『同じものですから』と見せたところ、これは素晴らしい、って言ったんだと。
シオリさんが言うには、『今まで漠然とやってきたことが、整理されて効率よく魔力を扱えるような工夫がされている、私も是非これを見習って訓練をしたい』ということらしい。
言葉はメルさんのフィルターを通っているのでこんなだけど、要約するとそういうことだったそうだ。
それで、ついメルさんが余計なことを言っちゃったと反省していた。
『勇者の方々はみなさん書き写して自分で持っておられますよ』
『え?!、ハルトもですか?、カエデも?』
この時点でしまった、って思ったんだけどもう遅くて、勢いに負けたんだと。
『は、はい、そうです…』
『なら私も書写します!』
もうそうなっては止められるはずもない。
それで最初はサクラさんのテキストを写そうとして、サクラさんに見せろと迫ったそうだが、サクラさんが頑なに拒否したんだと。
ついさっき嫌だって拒否されたのに懲りないね。シオリさんも。
サクラさんって字がきれいだったと思ったんだけど、何でそんなにシオリさんに見せたがらなかったのかな、わからん。
シオリさんの悪口でも書かれていたなんてことは無いだろうしなぁ…。
まぁそれでメルさんがテキストを渡して、シオリさんもそれが元だと言われて納得したのか、せっせと書き写していたらしい。
夕食開始までに終わらなかったので、ものすごく名残惜しそうだったけど、『絶対にまた来て続きを書き写しますから!』って言ってたそうだ。
メルさんには、『別にいいんですよ?、元々勇者には全員、魔力の訓練をして魔法を扱えるようになってもらおうと思っていたんですから』と説明をしてから、『むしろ僕から言う手間が省けました。自分から進んでメルさんのテキストから学んでもらえるんですから上出来ですよ、ありがとうございます、メルさん』、ってお礼を言ったんだよ。
そしたら『はゎ…』とか小声で言ってから、何かもじもじして、『い、いえ、偶然そうなっただけで、別に私がそう仕向けたわけではありませんし、お礼を言われるような程のことでは…』ってなんか赤くなってたんだけど、俺そんな赤面させるようなこと言ったっけか?
どうでもいいけど、俺もメルさんも『テキスト』って普通に言ってるんだよね。まぁフシギナチカラで翻訳してるんだか何だかわからないんだけどさ。
でも、ハルトさんにもそうだったけど、シオリさんにも『テキスト』って言っても通じない。
あ、ハルトさんだけは『テクストのことか?、それが教本という意味になるのか?』と言っていたっけ。
あのひとは書籍の翻訳をしている部署に居たらしいので、単語を知っていたからなのかもしれないけど。
ハルトさんもシオリさんも、教本って言うんだよね。こっちからもそう言わないと伝わらない。
逆に、メルさんには教本って言っても伝わらなかったんだけど、ハルトさんが言ってたので慣れたらしい、シオリさんが言っても伝わってた。
まぁ、考えてもわからないのでどうでもいいんだけどね、何となく面白いなって思った。
●○●○●○●
夕食時、今度はウィノアさんは居なくて、リンちゃんは居たけど普通に全員そろって、川小屋の食卓に着いて食事をした。
いつも特に席順が決まっているというわけじゃないのだけど、俺の隣はいつもリンちゃんで、短辺側の2席に座る。長辺の両側に、近いほうからだいたいメルさんとネリさんが座るので、その隣にサクラさんとシオリさんが並んで座っていた。
メニューはお肉の燻製を薄切りにして茎系の野菜に巻いて焼いたものとか、チーズ系の白っぽい鶏肉入りのシチューとか、サラダとかだった。
鶏肉って言ったけど、鶏肉っぽい感じがしただけで、鶏肉なのかどうかわからん。
美味しかったからどうでもいい。名前聞いてもどうせわからないだろうし、もし妙なのの肉だったら怖いし。
シオリさんも堪能したようで、『毎日こんな良いものを食べているの!?』なんてサクラさんに詰め寄っていた。
あ、詰め寄るというと、お風呂でもそうだったようだ。
いつも食事の準備の前から準備中には皆が交代でお風呂に入るんだが、川小屋のお風呂はもういつの間にか広くて大きくなってるので、俺がまず入ったあとは、2・3人ずつまとめて入るのが通例になってる。俺が最後って日もあるけどね。
今日はサクラさんとシオリさん、ネリさんとメルさん、の2回にわけたようだ。
それでシャンプーや石鹸を使ってみて、その仕上がりがどうのって、サクラさんに詰め寄ったそうだ。
仕方ないからお土産にシャンプーやらの洗髪セットと石鹸を渡すはめになった。
当たり前だがロスタニアがいくら氷と水の国なんて言われていても、国境防衛隊の本陣にはそんな贅沢な入浴設備などないらしく、『氷の神殿』にしか浸かることのできるお風呂がないらしい。
シオリさんは髪が長いので、洗うのも大変だろうなーなんてちょっと思った。
そいやトイレもシオリさんにはカルチャーショックだったらしい。
あ、いや、こっちの世界は元の世界で言う洋式みたいな形が標準なんだよ。
農村などには穴だけとかのところもあるっぽいけど、少なくとも今までみた、『勇者の宿』や、『東の森のダンジョン村』、『ツギの町』での最低限の宿屋ですら、洋式っぽい形をしていた。手動の水洗だったけども。
で、何がカルチャーショックだったかっていうと、こういう異世界モノの定番でもある温水洗浄機能付き便座、ってやつだ。
俺は別にどっちでもよかったんだけどさ、ネリさんがこないだ『温水シャワーを付けて欲しい』って言ってきてさー、そんなのこっちの世界にあるのか?、受け入れられるのか?、って思いつつリンちゃんに相談したら、『ああ、ありますよ、付けますか?』ってあっさり言われて取り付けることになったってわけ。
ちなみに今まで俺は、水魔法を覚えてからは自力洗浄してた。
指先からちゅーって水を出したりしてね。
でも無けりゃ無いで、別の方法が用意されてるし、まぁ布切れだったり軟らかい葉だったりと場所によりけり様々だけど。壷に水が張ってあって、ひしゃくがついてるところもあったっけ。水洗用のは桶ね。使ったら補充しろとか壁に書いてあったりする。
で、俺やネリさんはそれでいいよ。温水洗浄便座がある世代なんだからさ。
でもサクラさんはそうじゃないし、この世界で育ったメルさんもそう。
両者とも、慣れるまでは個室でへんな声が出たとかで、外に聞こえてないかびくびくして出てきたらしい。
大丈夫、そういうのちゃんと防音になってるから、って言ったら安堵してたけど。
ちゃんと説明書きを壁に貼ってあるので、やっぱり試したくなるんだろうね。
シオリさんも例に漏れずに試したようで、でもまだ1回目だからか、信じられないものが取り付けられてることに少し憤慨してた。
説明あるんだから読んでよ…。
それでやっぱり詰め寄って文句言われるのはサクラさんなんだよね、なんかシオリさんを連れてきてからサクラさんは文句言われまくりでかわいそうになってきたよ。
俺やリンちゃんには言い辛いんだろうけども…。
●○●○●○●
と、まぁそんなこんなで、夕食後にシオリさんをロスタニアへ送っていったんだけども、それでシオリさんが俺にくっついてと言うか抱きついて、『ではよろしくお願いします』なんて言ったところで周囲からストップがかかった。
シオリさんは来る時と同じようにお姫様抱っこだと思っていたらしいんだけど、結界で包んで土魔法の重力操作と風魔法で飛ぶっていう仕組みをもう皆には話してあったもんだから、『抱っこしなくても飛べるでしょ!』というような意味のことをそれぞれの言葉で言われたわけ。
そう言われたなら従うしかない俺の弱さ。
シオリさんとは2歩ぐらいの距離をあけて、結界障壁で包み、飛び始めたらシオリさんがパニックになって、『ひぃぃ!、下が!、下!、た、助けてー!』って結局抱きつくというかもう、力いっぱいしがみつかれたんだよ。
ちゃんと床はしっかりと足に感触があるはずなんだけどなぁ…。
床面って不透明にしたほうがいいのかなぁ、でもそうすると下が見えないじゃないか。
俺的には見えたほうが操作しやすいし、隠れるよりいろいろ便利だから見えたほうがいいと思うんだけどね…、ほら、こないだみたいに、飛びながら下の様子を偵察するときとかさ。
不透明だとそういうこともやりにくくなるし、下からだって発見されやすくなるじゃないか?、そう思わないか?、まぁ、あとで考えるか。
とにかくそんな急にしがみつかれるとは思わなくて、まだ皆から見える距離だったので、またあとで文句言われるんだろうか…、と憂鬱な気分でロスタニアへ飛んだ。
全周囲が見える透明な囲みからは、夕刻で空が茜色に染まっている西側と、紺色と灰色が混ざった薄暗い東側の空の対比が、それぞれ茜色グラデーションと濃紺グラデーションがとてもよく見えて、そこに今日は3つの小さい月や、明るい星が見え始めてきて実に感動的な光景なんだけど、そんなの愉しむ余裕なんて全然無かった。
そんな美しい空の、色の狭間を音も無く飛行していく。
飛び立ってすぐだったけど、カルバス川を越えるときなんかは、その空の色が幅の広くゆったりと流れる川面に反射して、さらに美しさも引き立っていたんだが…。
おそらくネリさんだったらうるさいぐらいに喜んで騒ぐんだろうな…。
目を固く閉じて俺の腕だけじゃなく身体にがっちりしがみついているシオリさんは、俺の左胸のところに顔を埋めているわけで、普通なら軟らかい感触だのを感じるところだけれど、そんながっちりしがみつかれてしまってはそんな情緒も感触もあったもんじゃない。
ほんの1・2分ぐらいの飛行時間なので、途中で『シオリさん、とても素晴らしい景色ですよ?、ほら』と、促してはみたけれど、『嫌です、怖くてとても目なんて開けられません…』と、どうしようも無かった。
ロスタニア防衛隊本営のところに到着したときも、俺に抱きついてるシオリさんを見て入り口のところに居た兵士さんたちは目を見開いて驚いていた。
たぶん空を飛んできたから驚いただけじゃないと思う。
抱きついているんじゃなくしがみついているんだけどね!
せっかく、『もう着きますよ、離れてください』とか、『着きましたよ?、離れてください』って言ってるのに、もう地に足がついているというのに、それでもなかなか離れてくれなくて、正直どうしてやろうかコイツって思った。
待つしかないんだけどさ。このままじゃ歩けないし。
そのせいで兵士さんたちが集まってきてただの見世物状態。
ものっそい恥ずかしかったよ。俺が顔を隠したいぐらい。
そして待つこと10分弱。
俺はただぼーっと待ってるのもヒマだったんで上空の方に魔力を操作してさわさわっと吹き降ろす風を作ってみたりして、ちょびっとだけ涼しくしようとか試していた。
大して変わらなかった気がするが。風を起こした分だけは涼しくなった。
もっと上空のを操作しないとだめっぽいな。それはそれでかなり疲れそうだけど。
ようやく離れてくれたときには、夏の夕方の、まだ生暖かいはずの風がとても心地よかったよ。
くっついてた部分が熱かったからね!、特にシオリさんの吐く息が直接、左胸の下んとこの脇腹を暖めてくれていたからね!、熱いんだよそういうのがまた。
そんなにぴったりくっついて息苦しくなかったのかな…?
ロスタニアは『氷の神殿』のあたりなら高所でもあるので、夏でも夕方から朝までは涼しくて過ごしやすいらしい。
万年雪のある山から豊富な地下水が流れているのもあって、日中でも水は冷たいし、汲み上げて流れを作ってあったりそれで水車を回していたりして、街が涼しくなるような工夫もあるそうだ。
天然のエアコンみたいなもんだね。その分、冬は厳しいらしいけども。
でもこの本営のある場所は川小屋のあたりとほとんど変わらない。
むしろ川小屋のほうが水が近いせいで涼しいぐらいだ。
それでどうして俺がすぐに帰らず待ってるのかというと、シオリさんに『少しお待ちくださいますか?』と、言われてつい『はい』って言っちゃったせいだ。
だって兵士さんたちの野次馬に囲まれてるところで、たっぷり10分も――飛行時間を含めて――しがみついていたシオリさんに、身長差のせいもあって至近距離から上目遣いで言われてしまったら、つい『はい』って言ってしまっても仕方ないだろ?
俺だって顔が近いと焦るんだよ。これでも。
さすがに外で立って待つのではなく、本営に入ってすぐ脇の部屋、今度は物置じゃなくちゃんとした部屋で待ってるところ。
そしてお茶も出ないのかここは…、って思いながら自前でカップとポットを出し、魔法でお湯出してお茶淹れたとこ。
だってそうでもしないと、殺風景な木壁で座り心地の微妙な木の椅子とテーブルだけの
部屋だよ?、もたないよ…。しかも微妙に蒸し暑いしさー…。
熱いお茶でも飲めばとか爺さん婆さんみたいな考えだったけど、風もないし余計に暑くなった。
もうテーブルの上にタライでも出して氷でもどかっと置いてやろうか…。
20180806:しがみ付く⇒しがみつく に変更。
『少しお待ちにくださいますか?』⇒ に が余計なので削除。消し忘れミス…orz
20180816:またメルさんとネリさんの名前間違えていたので訂正。おかしい…チェックしたはずなのに…。