アレス視点でお送りします
今回は短いです、すいません本来アレス視点の後に本編があったのですが消えてしまいました、申し訳ありません
アレスside
今日は僕達がこれだけ嬉しかった事はないだろう、ドラゴンを二人で倒した時よりも嬉しい事が起きた、産まれてから3ヶ月のツボミが目を覚ましたらしい目を覚ましたといっても動いただけのようだが、今までのツボミは息をするだけでご飯もローザが魔法で栄養を与えているだけで本当に何もできなかった、それが手を動かしたり喋ろうとしたりしていたらしい、大きな進歩だあの医者はビックリするだろう、なんだってもう動くこともなく衰弱死していくと思われますって行っていたからね、とりあえず家を壊さないように全力で走ろう。
「おい、話はエリスから聞いた、ツボミが目覚めたんだって?」
そう、それが全ての始まりだったのだろう、ツボミは物凄い早さで学習し、2才の頃には普通に喋るようになっていた、はっきり言って異常だと思うが可愛いと思ってしまうあたり、相当な親バカなのであろう
ツボミが目覚めて2年と10ヶ月経った頃王都にいかねばならなくなった、ツボミは危ないから置いていくと言っていたのだが、何故か当日呼び出され、ツボミが僕に黒い笑顔を見せた、それは今の話の流れからすると、王都に連れていかないと一生何もしてあげないと言われているようで、ビックリしたが直ぐに顔を戻して、ローザに別に連れていっても良いんじゃないか?と言ったら案外ローザも離れるのは嫌だったようで、しょうがなくとつけていたようだが結構乗り気だった
許可を出したのは僕達が剣聖と聖女では無かったら許可しなかっただろう、そんな息子に手を出すのは、よっぽどのバカか狂人だけだしな
その判断が後にアレスとローザどちらもツボミに関して不安になることを知らない