その32 任務完了
さすがエスパー部隊ね。
柏の指示で、見事な連携で動いていくている。
たとえば初音ミグニ班は5人で一つのバンドとして機能している。
4人がサイキックウェーヴで演奏し、ミグニがその音をまとめるようにサイキックヴォイスにして歌う。
すると、嬉しい誤算だったけど、なんと9割以上のアーマーノイドが前衛的なダンスみたいに、キモイ方向に間接をまげて無制御に動き始めた。
どうやら脳が入っている奴以外は、みな制御不能っぽい。
すごい、わたしはミグニに『電子戦の歌姫』というあだ名を今つけちゃう。
一部残ったアーマーノイドは、魔法少女の巴マコ子部隊が一掃していく。
銃撃と直接攻撃のバランスの取れた班だから、安定の強さです。
そこで玄太が巨大ロボ汗タムに飛び掛った。
「友美ちゃん、今のうちに会場へ突撃だ!」
そういうなり、玄太は汗タムの足に一撃を入れた。
バランスを崩す巨大ロボ汗タム。
その隙に、残りの23人のエスパー部隊と私達は走り抜けた。
柏は、突入した部隊にさらに指示を飛ばしている。
「静班は斥候突撃。のこりの班は友美様を中心に密集防御移動!」
エスパー部隊は見事な連携で指示通り動くと、東アジア平和会議の会場を目指した。
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汗タムの前に立ちふさがる玄太。
玄太をむ無視して汗タムが友美たちにキャノンを撃とうとした。
だが玄太がキャノンにとび蹴りを入れた。
その勢いで、キャノンは右に強く曲がり、宙を撃つ。
汗タムのスピーカーから汗元首相の声が響いた。
「おのれ、!俺は元首相だぞ、失礼な奴は殺す。」
操縦者の怒りが乗り移ったかのように、汗タムの強烈なパンチが玄太を襲う。
玄太はかろうじて避けるが、意外に汗タムのパンチ連打が素早く懐に飛び込めないでいた。
自分よりもパワーのある相手にはなれていないため、どう攻めていいか迷っているのだ。
すると、玄太の横から少女の声が聞こえた。
「なんだい、アンタ戦い方がなっちゃいないよ。Vさんだったらこんなパワーだけの奴なんて、ちょっちょいのちょいなのにさ。」
見ると、長く赤い髪の少女が槍を持ってたっていた。三班(魔法少女班)の佐倉あい子だった。
さらにピンク髪ツインテールの少女も弓を持って寄ってきた。鹿目まほ子。
「玄太さん、私達が汗タムをかく乱しますから、その隙にコックピットの装甲をバカ力で剥がしてください。そしたら勝てると思いますから。でもこの作戦は、汗元首相には内緒だよ!。」
そう言うなり、数本に分解した如意棒を気念砲で作った弓につがえて放つ。
如意棒なら、なんども引き戻して放てる。
槍を持ったあい子も飛び上がり、頭上から何度も汗タムに襲い掛かる。
玄太はそれを見てすこし呆然としてしまった。
「二人とも、手伝ってくれるのか?。」
すると後ろからマコ子が声をかける。
「無理してもアレは一人では倒せませんよ。動いているアーマーノイドの掃除は、三木さな子と暁美むら子だけで充分です。この大きいのは私達と力を合わせて、速攻で片付けちゃいましょう。」
そういうと、マコ子も空中に飛び上がり至近距離からの銃撃を仕掛ける。
近ければ対ESPの薬品の効果も弱まる。
玄太はまた胸が熱くなった。
「うおおお、僕が魔法少女と手を組んで戦う日が来るなんて!しかも後ろではヴォーカロイドの歌が流れているこの贅沢さ。勝つしかねええ!。」
玄太は空から攻めるマコ子達が作った隙を利用し、走りこむ。
するとさっきまでの苦戦が嘘のように、あっけなく汗タムに取り付くことがきた。
「これが、連携技の威力か・・・。Vくんがチーム戦を重要視する理由が少し分かったよ。」
玄太は、汗タムの胸までよじ登ると装甲をはがす。
はがした装甲の奥には、汗元首相とそのニートの息子が一人いた。
玄太はまず、驚いた顔をしている汗元首相をコックピッとから引きずり出し外になげた。
汗元首相は何かを叫んでいたが、頭か地面に落ち動かなくなる。
次に玄太は汗の息子を外に放り投げようとした。
すると、汗の息子は一瞬玄太の顔を見るとにやりとした。
手には、スイッチのようなものを握っている。
それが目はいったマコ子は大声で叫んだ。
「玄太さん、そいつは自爆する気です、逃げてください!。」
しかし、玄太はちょどバランスを崩し動きが遅れてしまった。
そこで、汗の息子は手に持つスイッチを握りながら言った。
「任務・・・完了。」
カチリ
次の瞬間、あたりは爆発で包まれた。
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