その10 風俗ビルに突撃します。
俺は麻草議員から知らされた、4階建ての風俗ビルの前に来た。
俺の後ろには、銃を持った物騒な若い中国人が4人。それとさっき俺と商談をしたチャンが居る。
俺はチャンに向かっていった
「チャンも一緒に行くのか?危険だぞ。」
チャンはニコニコしながら ヒラヒラ手を振る。
「わたし危険なれてる、大丈夫。それと私ココに来たからあなたの言葉を信じれたよ。このビルから凄い血のにおいする。タブン中のエッチなお嬢さんたちは皆殺しにされてるね。わたし鼻がいいからわかる。」
このチャンという男、飄々としているが確かに危険に慣れているようだ。
簡単に人の死を嗅ぎ取った。
すぐにチャンは若い中国人に中国語で指示を出した。
すると若い中国人たちは、突入しようとした。
うわ、中国人こえー。
躊躇無くヤル気満々かよ。
待て待て待て。
俺は急いでそれを止めた。
「まて、ここからは危険だ俺が先に突入する」
するとチャンは 不思議そうな顔をした。
「あなた危ないよ、なのにあなたかが突入するのか?。」
俺はうなずき
「大事な兵力を失いたくない。もしもこれで俺が死んでも、つかまっている女の子だけは助けてくれ。」
チャンは、ニコニコしながら 大きくうなずいた。
「あなた良いね!わたし、あなた気に入ったよ。顔は不細工だが心はイケメンだ。」
ほっとけ。
不細工に不細工って言われると傷つくぜチクショウ。
このモヤモヤした気持ちをどこかにぶつけねば。
そうだ敵にぶつけよう。
おれは、素早く振り返ると一気にビルに突入した。
ドアをスルリと開けて、中に踏み込む。
すると、なかでデカイ男が一人槍を肩にかけて仁王立ちしていた。
でかいけど不細工な男だ。
でかい不細工男は俺を見るなり叫ぶ
「俺は1階の関所。ココを通りt」
ズヒュ!
俺は大男の言葉を無視して、素早く居合い抜きで大男の首を刺し貫いた。
無慈悲な一撃。
チャンが日本刀を用意してくれたおかげで、俺は絶好調だ。
大男は、『卑怯だぞ』とでも言いたげな顔をしたが、俺はかまわず喉に突き刺した日本刀を捻る。
大男は首から血を噴出し、あっけなく絶命した。
バカなやつめ、敵の俺とおしゃべりでもするつもりだったのか?。
平気で人を殺す連中に躊躇する気は無い。
武威、容赦しない。
これで警察に捕まることになっても知ったことか。
おれは俺がどうなろうと美少女の友美を助けると決めた。
だから躊躇はしない。
俺が大男の服で刀の血をふき取っていると、後ろの若い中国人たちはキラキラした目で俺を見ていた。
そしてチャンが興奮した口調で話しかけてくる
「あなた凄いよ!凄いよ!うちの若いのもあなたを凄いって言ってるよ。わたしもっとあなたを気に入ったよ。」
不細工おっさんに気に入られても・・・うれしくない。
だが俺は一応「そう?ありがとう」とだけ言うと二階に向かった。俺って大人だな。
二階に上がると、敵が3人トランプをしていた。
あまりに一瞬で1階の男が殺されたので、俺たちの侵入に気づいていなかったらしい。
俺を見るなり、急いで男たちは武器を手に取ろうとした。
しかし俺はすぐに踏み込み、一人の首をはねた。
刀で斬った感触がズドンと手に帰って来る。
それと同時に鈍い音とともに、首が中を舞う。
飛んだ首を目で追いそうになったが、すぐに動く。
おそらく他の敵も飛んだ首を目で追っているはずだ。
つまりチャンス!
振り返りざま、俺は膝を付いて別の敵の腹を突く。
刀に重い抵抗を感じた。
丁度へそのあたりにまっすぐ刀が突き刺さる。
敵は血を吹きながら、数歩歩いて倒れた。
さらに三人目に向かおうとして、最後の敵の方向を見ると・・・
すでに敵は銃を構えて俺に向けていた。
ち、やはり一気に相手に出来るのは二人までか。
おれは三人相手に勝ったことが無い。
格下の相手でも、いつも二人までしか勝てなかった。
信頼できる仲間がもう二人いれば何十人でも相手にする自信があるが、一人だと本当に三人に勝つのは難しい。
だがまだ諦めない。
俺は、一か八か横に飛び出そうとしたが、それより早く銃声が聞こえた。
バン!
俺は一瞬自分が撃たれたのかと思い体を硬直させる。
しかし、
バタリと倒れたのは敵のほうだった。
よく見ると、チャンが用意してくれた若いのが、敵に銃口を向けている。
チャンは嬉しそうに
「どうですか、やぱり手下いて正解だたですよ。」
そう言いながらニコニコ顔を出してきた。
おれも思わずにこりとする。
「ああ、助かったよ。」
ふう、協力者を得られた自分の幸運と、今俺を助けてくれた青年に心から感謝した。
ありがとう、ありがとう!
ありがとーーーー。
軽く感謝にトリップしていると、横のほうから苦しそうなうめき声が聞こえた。
俺が腹を突いた敵がまだ生きていたのだ。
俺は素早くそいつに駆け寄ると胸倉を掴んむ。
「おい、ここに友美ちゃんが連れてこられたのは分かっている、どの階にいるか答えろ!」
そこまで言うとチャンが飛び込んできて、俺を掴んできた。
その顔は本当に驚いた顔をしていた。
「あなたが助けたいは、友美さんというのか。それは天道友美様か?あなたはイケメンスイッチを取り戻しに来たのか?」
今度は俺が恥ずかしいくらいの驚き顔を披露する事になった。
チャンの言葉に心底おどろいたよ、すげー驚いた。
なんでチャンが友美とイケメンスイッチを知っているんだ??




