◾︎第4話 トイレ
柚希が結衣に説明した後、柚希は俺の制服や下着、私服を買いに行っていたので、その間、部屋には俺と結衣が取り残されていた。
「本当にお兄ちゃんなんだね...。」
結衣がそうつぶやいた。やはり、初めは半信半疑だったようだ。俺もそうだったし。
「そうだよ。正真正銘のお兄ちゃんだよ。」
「そっか。わからないことがあったら何でも聞いてね!きっと女の子として生活するのは当たり前だけど初めて出し、わからないことが多いと思うし。」
結衣が俺のことを思って女の子についてわからないことがあったら教えてくれると言っている。こんな俺に対して優しくしてくれる結衣は本当にいい妹だな。
そんな中、俺は柚希が来た頃から思っていたことを結衣に話した。
「あのさ、トイレに行きたいんだけど...。トイレのやり方を教えてくれない?」
「...!?えっ!あ、うん。そ、それじゃあトイレに行こうか。」
流石に見た目が女の子だったとしても、トイレのやり方を教えることは恥ずかしいよな...。ごめんよ柚希。もう、我慢できなくなってきた。
そう思いながら、結衣とトイレに向かったのであった。
「お兄ちゃーん。できたー?」
今俺は妹にトイレのやり方を教えてもらっている。教えてもらっていると言っても、結衣はトイレの扉の前に居て、トイレの外から指示をしていた。俺としても流石にトイレに入れるのは申し訳ないしな。
「お、おぉ...。多分できた。」
「おっけーい。じゃああとはちゃんと流してね~。」
そうして俺は無事に柚希の力を借りてトイレをすることができたのであった。