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わたしの時間として

作者: Soraきた

消しゴムひとつ、手にしたら

自由に消すことができるんだ、と

余分な気持ちが生まれて

書いた文字が思い通りに届くのかどうか

とても不安に感じる


これっきりの恋なら

あきらめもつくけど

そうでないものがほとんどだから


自分の気持ちを確かめる前に書いた文字の

ひとつひとつを

いま確かめてる

ぜったいに、修正しない文字たちを

わたしは大切にしてる


この思いはキミに届くかな


届くとしたら、いつ届くのかな


わたし時間のうちに届いてくれるかな・・

それは

どうでもいいことなのかもしれないけど


恋をしたと同時に

「わたし時間」が始まる

けっして、キミとは時間差で

始まらないものと信じてる


キミを思う時間=わたし時間として








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