SIDE:病院
クソッ!クソッ!!どうして俺がこんな目に合うんだ!
俺は上級だぞ!!選ばれた人間なんだ!
何にをしても許されるんだ!
これからもっともっといい女をヤリまくって遊びまくるはずだったのに、
これじゃ芋虫みてえじゃねえか!
俺の自慢のイチモツもなくなって、これじゃ彼氏持ちの女を弄んで彼氏の脳破壊をして楽しむ遊びもできねえ。
ふざけんなよクソが!ダニが!ゴミカスが!
俺の人生の邪魔をしやがって、クソッ、クソッ
このままで終われるか、明日菜ちゃんの処女をぶち犯すのはこの俺なんだ、俺のはずなんだ。
俺の邪魔をしやがったやつら・・・絶対許さねぇ、復讐してやる、復讐してやる、絶対に復讐してやる!!!!!!!!!!!
「で、これが例のガキですか」
つぶれた目で姿は見えないが誰かの声が聞こえる。男か?
「ああ。随分と好き勝手にやっていたらしいが・・・虎の尾を踏んだらしいな。
クライアントは大層ご立腹で確実に殺して来いとのことだ」
「こいつの親のはなんて?」
「自分たちの命が惜しいからな、あっさりと切り捨てた。
--なのでこいつはこれから偶然延命治療の器具が故障して苦しみながら死ぬ」
何を言ってる?
は?理解できない。
誰が、死ぬって?やめろ、やめろ、やめろやめろやめろやめろやめろ!
何をするつもりだ?
「おっとこいつ耳は聞こえているんだったか。
聞かれてしまったかな?まぁいい。そういうことだ。
お前は両親からも切り捨てられた。せいぜい苦しんで地獄に堕ちるといい。
地獄送りの前に教えてやると、
お前がオモチャにして捨ててきた女の中に、“そういう”側のお偉いさんの娘がいたんだよ。だからこれはその報復だ。------お前はやりすぎたんだ・・・おっと上手くいったつもりはないぞ、ハハハ」
地獄?
嘘だ、俺が地獄に堕ちるはずがない。そんなわけないだろ!!
俺は悪くねぇ!!!!!!!!!!!!!
いやだいやだいやだあああああ!いやだあああああ!
俺は何も悪い事なんてしてないじゃないか!
やめろやめてくださいあやまるあやまるからとにかくあやまるからあやまってやるからやめろ!俺はここからやりなおすんだやりなおさなきゃいけないんだそうしておれをこんな風にしたやつらに復讐して食い残した女をヤリまくって--------------------
「ではさようならだ、よしくん」
ガコン、と機械が止まる音がして、呼吸が苦しくなる。
めのまえがまっくらに、なんだよこれ、ちくしょう、俺はもっともっと、いい女を抱いて、俺の、
ちん、ぽ------




