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一樹の陰  作者: みなきら
一樹の陰一河の流れも他生の縁
2/25

紫蘭と紫苑

「晴明? どうした?」


 晴明が不意に邸の方を振り返ったのに気がついて、十五、六の少年姿の少彦名命が声を掛ける。


「いえ、今、急に姫様が落ち着かれたご様子なので・・・・・・。」


 その言葉に少彦名命は「あー、じゃあ、さっきのとは別の薬がいるな」と肩掛け鞄に手を伸ばす。


「別の薬にございますか?」

「ああ、さっきのはいわゆる鎮静剤。で、こっちが気付け薬。」


 そう言って少彦名命は肩掛け鞄の中から気付け薬の入った薄青い薬瓶を取り出すと、晴明に手渡す。そして、八咫烏姿の紫苑をちらりと見ると「こっちは何とかしとくから、あっちの様子を見てきてくれ」と囁く。


 晴明も眼光鋭く睨み付けている紫苑を見ると、「では、入れて貰えるかは別として、お言葉に甘えて行って参ります」と邸の方へと戻る事にした。


 少彦名命がこの幽世に戻ってきたのは、こちらの世界での小一時間ほど前だろうか。外で待っている予定の少彦名命がこちらに来たのには、それはもう色々とあったのだが、それを説明すると長くなる。


 ひとまず晴明と加代子の気を頼りに邸の庭に降り立ってみれば、紫苑と同じような背格好の紫蘭に泣き顔で出迎えられて、事情を聞き出した紫苑が激昂した。


《晴明、何処に行くッ? まだこちらとの話が終わっていないぞッ!》

「先に姫様に薬をお届けして参ります。逃げも隠れもしませんから、少しお待ちなさい。」


 そう答えながらも「紫蘭に怒られるのはまだ分かりますが、何故、紫苑が怒るんだか」とぼやくから、紫苑は一層憤慨したようで、ばさりと大きな羽根を動かした。


「紫苑、そう怒るなよ。」

《ですがッ! 我らは誇り高き八咫烏。それを蔑ろにされたとあっては許せませぬ。》


 威嚇するように近くの木の枝に嘴をぶつける紫苑の様子に、少彦名命は「晴明も説明する余裕がなかっただけだろうよ」と話す。


「紫蘭も言っていただろう? 瑠璃の光に包まれたと。さっき途中で浴びた青い光、あの原因は須勢理一人でここの入口を突破した時にやってのけたらしい。」


 少彦名命は何千年もの間、この幽世に閉じ込められていたが、よもやこのような最奥の地にこんな邸と広大な庭が広がっているとは知らなかった。


「ここには複雑な魔法陣が幾つも描かれている扉があって、俺でも入り込む余地など無かった。」


 開けられるとしたら、寄木細工のからくり箱のように、開け方を知っている者だけだろう。


「この地が国常立尊に託宣された約束の地なら、まだ何かがあると見た方がいい。」


 加代子が幽世への鍵なのか、それとも、扉の開き手なのかは定かじゃない。しかし、この事態を国常立尊は願っていたような気がして、少彦名命は落ち着かなかった。


「晴明は、ただでも不安定な須勢理が、無闇に力を使いすぎないように、内と外から保護したに過ぎない。」


 少彦名命が「あいつが居なかったら、もっと面倒な事になってただろうよ」と言ってぶるりと身震いをするから、紫苑はばさりともう一度羽根を打ち鳴らし、人の姿に変身した。


 それは愛らしい和装の少女の姿で、先程までの恐ろしく八咫烏姿からは想像できないものだった。


「それほどまでに、御方様は不安定なのですか?」

「ああ、晴明が俺に薬を求めるくらいだ。呪だけでは封じ込められないのだろう。紫蘭を結界の中に入れなかったのは、紫蘭の身を案じたのだろうな。」

「では、逆に主様を引き入れたのは?」

「素戔嗚尊も手を焼く須勢理毘売命を、宥め透かして、丸く収められる人物と言ったら、大己貴命くらいしかおるまい?」


 その話に紫苑の影に隠れるようにしていたもう一人の少女、紫蘭も、心配した表情でおずおずと姿を表して顔を覗かせる。


「先程はお見苦しいところをお見せ致しました。」

「いや、急にこのようなところで一人にされれば心細くもなろうよ。気にしなくていい。」

「御方様はご無事なのですか?」

「ああ、須勢理自体は問題ないだろうよ。問題が出るとすれば周りにいる俺たちの方だ。《神威》は上手く使えば《奇跡》を起こすが、暴発させれば《祟り》になるからな。しかも祟る対象が明確ならまだしも、力の暴発をした場合は厄介だ。」


 大地震か、大洪水か、疫病か、大飢饉か。


 暴発した力は災害を引き起こす。


「それに暴発した力の程度によっては心の太柱が崩れかねない。」


 少彦名命は「もしそうなったら、お前たちの主は、須勢理一人を守るために、この世を滅ぼしても良いとか言うだろう?」と言えば、紫苑は紫蘭と顔を見合せる。


「あいつはそういう暴虐非道な奴なんだ。そんなわけで、晴明に当たってやるな。晴明は相当神経すり減らしてるぞ? あとの文句は、須勢理を見つけたならさっさか帰ってくればいいのに、幽世漫遊してて帰ってこない後先考えない色ボケ大バカ野郎が、結界から出てから文句を言ってやれ。」


 そう少彦名命が悪態を吐けば、後ろから「誰が暴虐非道で、後先考えない色ボケ大バカ野郎ですか?」と冷ややかな声が降ってくる。


「お前以外に誰がいる?」


 少彦名命は雅の腕に抱かれて、ぐったりとしている加代子を見ると「こっちが必死こいて、こんな所まで助けに来てやったのに、須勢理に何をしてるんだか」と悪態を吐く。


「罔象女神に頭が上がらないからって、こっちをやっかまないでくださいよ。」

「喧嘩、売ってるのか?」

「心外ですね。事実を申しているだけでしょう?」

「で、気を失わせるなんて、何をしたんだ?」

「何って、御方様の逆鱗紋を少し活用させてもらっただけですよ。」

「お前・・・・・・、本当、えげつないな。」


 そんな言い合いをしてるのに、大己貴命と少彦名命の名コンビは確かなようで「だって仕方ないでしょう?」と雅が言えば、「まあ、じゃないとここら一帯吹っ飛ぶからな」と少彦名命がため息混じりに応じる。


 紫苑はその様子を黙って見ている晴明の袖を引っ張った。


「あれって、仲が良い、悪い、どっちなの?」

「喧嘩するほど何とやらと申しますから、仲は宜しいのではないでしょうか?」


 そういうものかしら、と紫苑が肩を竦める。晴明はすっかり怒りの矛先を納めたらしい紫苑の様子に「ところでさっきの件は宜しいのですか?」と訊ねた。


「あー、うん。紫蘭を巻き込まぬようにしてくれたのでしょう? 少彦名命に事情を説明して頂いたわ。」

「溜飲を下げてくださったようで何よりです。」

「紫蘭、こっちは晴明。罔象女神のところにいた人の振りした狐神。」

「罔象女神? 水神様にございますか?」

「ええ、そうですよ。人の身に窶して居りました折に、縁がありまして、場をお借りすることになりました。代わりに力をお貸しすることに致しまして、そのままお仕えしていたのです。」

「なぜ、人の身などに?」

「大己貴命だった方が《源 雅信》として転生なさったのですよ? あの方を野放しにしていたら危険極まりないでしょう?」


 そして、晴明は「しかも、ほぼ力を削がれている状態だったと言うのに、当時の世を陰に日向に支配なされて。我らが主は本当に底知れません」と小さな溜め息混じりに呟く。


「貴方は主様を()()()()と仰るの?」


 聞き咎めた紫蘭が、紫苑の傍らで怪訝そうな顔をして訊ねてくる。しかし、晴明はその問いには答えず、意味深長ににこりと微笑んだ。


 ◇


 時は、はるか昔。


 まだ、地球が生まれたての星であった頃、天狐は国常立尊に産霊された。


 それまでは単なる静電気でしかなかったのに、小さな自我も持たぬ雷の精に国常立尊が「霹靂(はたた)」と名を与え、産霊されたのだ。


「私と共に来て、その力を貸してくれるなら、お前に面白いものを見せてあげましょう。」


 そう言って連れてこられたのは、今は離れになっている小さな庵で、猫の額のような庭があって、薬草だろうか、草花が植えられていた。


「面白いものとはこの草花ですか? それならさほど面白いものとは思えませぬが?」

「違いますよ、こっちです。」


 そう言って引き入れられた先にあったのはコイルと金属の棒で「こうすれば電気から磁気に変換できそうだと分かったんです」と嬉しそうに手招く。


 そして、天狐にその棒を押し付けるようにすると、ワクワクと少年のような顔をして「力を流してみて」と言い出す。天狐は仕方なくコイルの先についた電線に力を流した。


 途端に砂が動き出し、形を変える。


 それを見ると国常立尊は「ああ、やはりッ!」と嬉しそうにして、誰もが恐れて触れない天狐の手を取るとブンブンと振って喜んだ。


「ほら、理論通りだ。螺旋と電気から磁力を取り出せる。」


 目の前の国常立尊は嬉々としていたが、天狐にとってそれは確かに少しは「面白いこと」かもしれないが、一度やってしまえば「それだけ」のことだった。


「あの、主様? もしや、私はそれだけのために産霊されたのですか?」

「あ、いや、本当は他にも意図あっての事だったんですけど、貴方を産霊したら、やってみたかった事でしたので、つい。」


 そう言って笑った当時の国常立尊はとても無邪気で憎めない男で、第一印象は無邪気に笑う翳りのない男だった。


 朝起きてきては庭木を手入れし、昼過ぎには共に野山を駆け回り、新しい生き物を見つけたり、野草をスケッチしたりと散々連れ回された。


 だからあの日、いつもは木綿の作務衣を着て田畑を作り耕している国常立尊が神妙な顔をして、湯浴みをして白絹の上等な衣を纏って現れた時には驚いてしまった。


(ああ、この方は本当に()なのだ――。)


 神々しい姿に面食らう。


「主様、そのお姿はいかがなさいましたか?」

「ちょっと所用でね。お偉い方々の所に行くんです。」

「お偉い方々?」

「ええ、この星の外、銀漢を管理していらっしゃる方々の元へ。」


 国常立尊の指差した先に見えるのは無数の星が煌めく空だ。


 天狐がぽかんとした顔になると、国常立尊はくすりと笑い「あの煌きの一つ一つが今いる星と同じようなもので、自分のようにあれらの無数の星々を治めている神が他にもいらっしゃるのですよ」と話す。


「そんなわけで四、五日、邸を留守にします。」

「承知致しました。それでは私めがこの地を預かり、お護り致しましょう。行ってらっしゃいませ。」


 天狐がいつもと違って恭しく接してくるから、国常立尊は「どうしました? 急な留守居で拗ねているのですか?」と笑う。


「拗ねてなどおりませぬ。ただ、主様が本当に()なのだと、今のお姿を拝見して思ったに過ぎませぬ。普段もそのようにしていらっしゃれば宜しいですのに。」


 すると、国常立尊は「これからその()の位を辞して来ようと思っているんですよ」と言って、くしゃりと破顔する。


「神の位を辞す? 辞して何となさいます?」

「さあ、どうしましょうか。この荒れ果てた地を、一面、草花で埋め尽くすのも面白そうですし、貴方のように力持つ子を探しに旅に行くのも良さそうですし。」


 そう話しながら、国常立尊はどこか淋しそうな表情になる。


「ただ、もう、()()()にお会い出来なくなるのは淋しいですね。」


 会ったのは、ほんの数回――。


 しかも、その多くは遠巻きに見るもので、言葉を交わしたのは片手で数えられる程度。


()()()にございますか?」

「ええ、この星をとても気に入ってくださった方がいらっしゃったのです。」


 初めて会った時に、彼女が見せた嬉しそうな横顔が忘れられない。


 琥珀色の瞳に、榛摺色の髪。


 瑠璃色の宮に住まう姫君は自分が神去りすると知ったら、どんな顔をするだろうか。


 押し黙りしんみりとした様子の国常立尊に「お悩みになるくらいなら、なぜ、今、神を辞そうなどと思われるのです?」と天狐は訊ねる。国常立尊は「今が潮時なんですよ」と答えた。


「これ以上、別天津神(中央の神)として籍を置き続ければ、この星は抗争に巻き込まれます。」

「抗争?」

「ええ、銀漢を束ねる方々は一枚岩ではないのですよ。」


 純粋に天常立尊の役に立ちたくて作り始めた箱庭の星は、高皇産霊神にとっても、龍の君にとっても要衝の星となった。


 この星が高皇産霊神の手に渡れば、《新たな神》を生み出す計画がぐんと進んでしまう。


「新たな神?」

「ええ、機械仕掛けの《天の(ことわり)》に即さない神です。」


 下から上へ雨が降るような、西から東に日が昇るような、今までの《理》に合わない神々。そんなアンドロイドのような神々を生み出して高皇産霊神は銀漢を治めようとしている。


「自分の意に従う新たな神を生み育てるためには安定した環境が必要。この星はそれを兼ね備えていますから、高皇産霊神は丸ごと奪えないかと狙っていらっしゃるんです。」


 この星には重力を操る自分がいて、霹靂(はたた)のような精霊が数多いる。


 天の気は風となり、地の気は木々となり、その間を水が姿を変えて取り持つ。


「高皇産霊神にとって、貴方のように力を持つ子は《新しい神》の良い《材料》になります。対する龍の君はそれを良しせず言い争い、中立の立場をとっている神皇産霊神が間に入ってギリギリの均衡を保っているのが現状です。」


 高皇産霊神や龍の君が本気になれば、自分はあっさり捕らえられ、この星系は丸ごと乗っ取られよう。


「初めは神皇産霊神に庇護してもらい、龍の君も仲間に引き入れて貰おうとしていたのですが、勘づいた高皇産霊神の画策で、ここに来て龍の君や神皇産霊神の元から離反者が出始めています。ですので、今こそ、私が天の理、引いては主上に背く気がないと内外に知らしめるのが良いと判断したんですよ。」


 そうすれば高皇産霊神の思惑は外れ、大っぴらに自分をターゲットにできなくなる。また、国常立尊がそうしたパフォーマンスに打って出れば、今まで公に自分を庇護してきた神皇産霊神の地位の維持と、龍の君へ武力行使への抑止になる。


「ここから見る星々はどれも美しいのに、その実、銀漢の中心では醜い争いと破壊活動を繰り返しているんです。」


 金銀で出来た砂子のような星空を見上げ、国常立尊が悲しげに話す。


「私も銀漢の中心に生まれ育ちましたが、あそこはこことは違い、とても気を揉むところですよ。」


 利己的な神々が、おのおの己の覇権のために争っている。


「私も初めは《新たな神》の創造計画に、盲目にも賛成をしていたんですよ。この銀漢には星の数の割に管理する神の数が少ないですから。」


 しかし、度重なるシュミレーションを繰り返す中で、その計画は致命的な欠陥を抱えている事に気がついた。


「この星で《新たな神》を作り上げ、数多の星を管理させる前に支配者達は非支配者の側に追い落とされます。」


 国常立尊はそれ自体は《悪》ではないと感じていたが、その次に起こる《争い》こそ起こしてはならぬと恐れていた。


「小さな星火はやがて燎原と化し、この銀漢全体に広がってしまう。」


 神々を恐れぬ何かが生まれ、神々の領分である宇宙(そら)を侵し、この星を喰らい尽くす何かが銀河も喰らおうとする。


「ですから、私はその前にこの星を護り、《新たな神》が生まれぬように防がねばならぬのです。」


 国常立尊の話を聞きながら、天狐は「主様、ならば、なぜ我々を産霊なさったのですか?」と問う。


「主様の手ずからお造りになった私は《新たな神》とは違うのでしょう?」

「ええ、違いますよ。貴方はこの星の精霊。言わばこの星の一面に過ぎません。名こそ変わっていたかもしれませんが、いずれの名になっていたとしても《雷の精》であることには変わりはありません。」

「では、《新たな神》とはどのような者なのでしょう?」


 その問いに国常立尊は少し言葉を濁し、それから、「《新たな神》は《何者でもない》んです」と話した。


「《新たな神》は産んだ者が、その性質を決められます。」


 プログラミングされて初めて動くロボットのような真っ新な存在。しかし、それらに意識と記憶を与えれば、それらは他の神となんら遜色なく、最善の方法を模索するようになる。


「しかし、その最善の方法は、立場が変われば最善ではなくなります。それに、幸い、まだ量産することは難しいですし、私がこの計画から抜ければ中核を担ってきた者が居なくなる訳ですから尻すぼみになりましょう。肝心の司令系の機械(からくり)の仕組みは(つまび)らかにしていませんから。」

「司令系・・・・・・?」

「ええ、先日お話しした《意識》と《記憶》の二つの事です。」


 そう言うと、天狐に手を出すように言い、「こちらが記憶を司る《紫蘭》、こちらが意識を司る《紫苑》です」と小さな卵を渡す。


「他の者が留守居の間に攻め込んできたら、この二つを持ってお逃げなさい。この地は焼き払われても、改めて産み出す事ができますが、その二つを奪われれば、この星の命運は決します。」

「主様が中央へ行き、そのまま囚われたなら如何すればよろしいですか?」

「その時は迷わず、この二つの卵を割り、砕きなさい。そして、命乞いをなさい。たとえ、私を知らぬと言ったところで、私はお前を恨まないよ。」


 そう言って「あとは頼んだよ」と言うと、国常立尊は地面を蹴り、それから何度か宙を蹴って、宇宙(そら)へと登っていく。


 天狐は温かな二つの卵を持ったまま、その姿をしばらく見ていた。

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